畑の状況   


2022年8月16日(火)
この日はお盆の最後の日、7人で畑の作業でした

 お盆は8月13日から16日におこなわれる先祖供養のための夏の恒例行事、正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と呼ばれ、仏教に由来します。亡くなられた方やご先祖様が、あの世と呼ばれる世界(浄土)からこの世(現世)に戻ってくる期間のことです。故人が生前を過ごした場所、主に自宅でお迎えして、再び戻っていくあの世での幸せ(=冥福)を祈る機会となっています。前回の畑作業の翌日(13日)に盆入りし、迎え火を焚いてお迎えし、盆明けの16日に送り火を焚いてあの世へ再びお送りします。送り火は、有名な「京都五山の送り火」のように山で焚いたり、海や川に火をともした船を流す「舟っこ流し」など、大がかりなイベントもあります。


盛岡の「舟っこ流し」

 畑で汗を流す人たちの話題もこの日は様々、お盆の話ももちろんありました。作業しながらいろいろな話題について話す・・・「話す」ことが実は一番サポーターたちのモチベーションになっているんですね。



【畑の作業】

8月12日(金)ネギの周りを除草しましたが、すべて終了とは行きませんでした


ついに除草しました。草をそのまま置いて枯らしています


左からカボチャ、唐辛子やピーマンの畝、茄子やミニトマトの畝、ツルムラサキの畝、オクラの畝

これらの畝の周りも除草しました

畑の南東側道路の土手の手前には”ネコジャラシ”のエノコログサがビッシリ 手前はイチゴです


除草しました




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バターナッツと朝鮮カボチャが交配してこんなカボチャになりました
隣には食べられる草;スベリヒユが元気な緑色を見せています
スベリヒユの花が大きな種は「ポーチュラカ」、園芸愛好家に人気です


ふじみ野こどもエコクラブの看板の後ろに今年もネットを張ってフウセンカズラを絡ませています


カボチャとサツマイモが蔓(ツル)を伸ばして対峙しています・・・さて勝負の行く末は?


 ページトップへ【畑の花】

フウセンカズラの花は白くて小さい、下のほうにゴウヤの黄色い花が見えます


ツルムラサキの花はきれいですよ・・・白とピンクが入り混じって・・・


これは何?ポインセチア?クリスマスでもないのに...

答えは・・・ショウジョウソウ(猩猩草)だそうです
トウダイグサ科トウダイグサ属の一年草で、頂部の苞葉が赤く色付きます
植えたわけではありませんが、暖かいところで帰化植物として分布を広げています

ヒマワリは夏の象徴ですね


この可愛いピンクの花は何でしょう?

ユウゲショウ(アカバナ科)ですね
いろいろなところにたくさん自生しています。茎には柔毛があり、葉はやや広い披針形です
5月から9月にかけて茎上部の葉の脇から薄紅色で直径1〜1.5cmのかわいい花をつけます
花弁は4枚で紅色の脈があり、中心部は黄緑色です


マリーゴールドの乱舞


千日紅が紅白で並んで咲きました これまで右のようにピンク一輪が咲いていましたが、その横に二輪...



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これは何?形はどう見てもカマキリ・・・でもカマキリって褐色じゃないの?

調べてみました・・・日本のカマキリの体色はおおまか分けると緑色型と褐色型の二つだそうです
カマキリも種類によって二つのタイプの割合が異なります
コカマキリの緑色型とハラビロカマキリの褐色型は少ないし、ヒナカマキリの緑色型は居ないようです
なぜ二つのタイプがあるかというと、まわりの色に体の色を似せて、目立たなくするためと考えられます
鳥などの捕食者や、獲物である他の昆虫に気づかれない効果があるのでしょう
夏は緑の植物が多く、秋になると枯れ草が増えて、まわりの色が褐色型に近い色になります
カマキリの体色も植物に合わせていると考えるとつじつまが合います
ところで、カマキリやバッタなどの体色の変化は、カメレオンなどと異なり、脱皮を境にして色が変化します
成虫になったらもう変わりません

これは何?形はどう見てもニンジン・・・

畑でとれた人参です。何重かに巻いて、朝鮮人参みたいですね


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