竹林の状況       



2023年2月7日(火)
竹林9時半集合、女5人、男2人で作業 この日は暖かかった

2月3日(金)作業終了時  竹林の随所に斬った竹が残っています

枝の切り落としと、それが飛ばないように片付ける作業を行いました

どうですか、こんなにきれいになりました


竹林の東側もかなり透け空けになりました


南側の畑の際もスッキリしましたね


竹林の北側に竹の柵を作り、ここに斬った枝を押し込み、上に竹の棒を載せて飛散防止


北側(大井中テニスコート側)から竹林を見たところ


野草も生き生きとしてきました

斜面に冬を越したオオアラセイトウ(大紫羅欄花)がさあ伸びるぞ〜と張り切っています

アブラナ科オオアラセイトウ属の越年草で、別名:ショカツサイ(諸葛菜:諸葛孔明が広めたとの伝説から)
もう一つの別名はムラサキハナナ(紫花菜)で、「紫色の菜の花」という意味です
菜の花(アブラナ)に形状が似ているというだけではなく、実用面でも野菜としての利用や
種から油を採取する点などでもアブラナとの共通点が見られます

3月から4月にかけて、紫の花が綺麗に咲きます・・・葉っぱを見ればアブラナ科の野菜だなと思います

2022年5月17日(火)の竹林のオオアラセイトウ(大紫羅欄花)です


埼玉県で唯一の村、東秩父はまさしく桃源郷、春を探すには絶好のスポットです

花桃の郷の光景・・・菜の花、紫花菜、桜、花桃、レンギョウ、ムラサキツツジ・・・

手前がムラサキツツジ、黄色のレンギョウ(黄桜)、梅、桃、花桃、桜、みな一斉に咲く東秩父村


畑の際に春の野草がいっぱい出ています


春の七草は「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」と覚えました
セリは誰でもご存知と思いますがセリ科セリ属の多年草で、日本全国の山野に自生しています
水分の多い土壌を好むので、新河岸川や荒川の土手で簡単に見つけられます
セリの名前の由来は、その生態から1箇所から競り合って生えているからとされています
ミツバと似ていますが、ミツバは葉が3枚、セリは5枚です
産地は秋田県と宮城県で全国の露地ものの6割を占めますが最近はハウスものが周年出回っています
秋田県湯沢市では10月中旬ごろから露地の収穫が始まり、本格的な降雪期を迎える12月上旬ごろから
ハウスに切り替わり、出荷は翌年3月初めごろまで続き、秋田の郷土料理きりたんぽ鍋に欠かせない食材です


ナズナ(アブラナ科)は道ばたや畑、土手、荒れ地に生える二年草です
早春に茎を立て、白い十字形の花をつけ、花後、ハート形の実ができます
形が三味線のバチに似ているので、「ペンペングサ」とか「シャミセングサ」とも呼ばれます


ゴギョウ(御形)は、昔はオギョウやホオコと呼んでいたそうです
キク科ハハコグサ属で、「ハハコグサ」や「ホオコグサ」と呼ばれる1年草です
茎がフェルト状の軟毛に覆われていて、草餅にはヨモギではなくこの草を入れて作っていたそうです


ハコベラ(繁縷)は古い呼称で、今はハコベと呼ばれるナデシコ科ハコベ属の1年草です


春の七草のホトケノザはキク科の「小鬼田平子」(コオニタビラコ)で、一般的にはホトケノザとは言いません
キク科ヤブタビラコ属の越年草で、葉はロゼット状となり、地面を這って伸び、羽状に裂け、先端の葉は亀甲状です

花は、径5〜6mmの小さな黄色い花、舌状花の数は6〜9枚で、先が5つに裂けています


一般に言うホトケノザは、秋に芽吹いて冬を越す越年草で、雪が降ろうが構わず紫の花を咲かせます

このホトケノザはシソ科で、春の七草で言うホトケノザではありません
葉が仏像の台座みたいなのが名前の由来で、下部では葉枝を持つ円形、上部では葉枝はなく茎を抱きます
茎は四角形で、上部の葉脇に長さ2cmほどの紫で唇形状のかわいい花をつけます


スズナは蕪(かぶ)を指します


スズシロは大根です
 

ノボロギクも元気です・・・この草は1年中咲いています
「ノ」に生える、「ボロ」をまとった菊、花の後にできる綿毛がボロくずのように見えることが名前の由来です

これから花を咲かせるつぼみのような形をしているのが花で、花びらはありません
まるで春菊みたいですが、有毒なので食べてはいけません



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