大井ウエスト試合結果  

埼玉南部春季大会

埼玉南部少年野球連盟ホームページ

第80回埼玉南部春季大会
代表者会議:3月3日(日)17時(受付16時半〜)新座市民総合体育館(新座市本多2-1-20)
大会参加費5,000円、登録費2,000円、登録名簿3部、大会要項、試合日時調整依頼書持参
連盟40周年記念式典:3月3日(日)18時(受付17時〜)にいざ温泉(新座市本多2-1-5) 参加費10,000円 (各チーム2名まで、1名でも1万円が必要)
開会式:3月21日(木・春分の日)9時開式(受付8時〜)…朝霞市中央公園野球場(朝霞市青葉台1-9-2)
荒天の場合は、同球場にて参加賞配布のみ、チームから一名参加のこと、天候判断は午前6時

組合せ(PDF) Eブロック(新座市)に入りました


 [1回戦]3月21日(木・春分の日) 新座市堀之内少年野球場B-2、14時5分〜15時35分
チーム 1 2 3 4
膝折宿ジャイアンツ 12 0 1 3 16
大井ウエスト 2 0 1 1 4

敗戦投手:斉藤星空 本塁打:星野(宿G)

戦況:ウエストが対戦する膝折宿ジャイアンツは、埼玉県朝霞市の朝霞第一小学校に通学する小学生の少年野球チームです。黒目川沿いでガッツナインの朝霞第十小学校のすぐ近くです。膝折宿というのは白子宿と大和田宿の中間で、朝霞警察署前で川越街道から旧道が分岐して上り坂に至る地域一帯であり、ドイトやオートバックスなどがありますが、ひときわ有名なのは「旧脇本陣村田屋」の建物、高麗家の住宅です。どちらかと言えば朝霞第四小学校(あさかスリースターズ)のほうが近いですね。ジャイアンツなのでユニフォームは昔の読売巨人軍です。直近の試合では3月17日(日)練習試合であさかスリースターズに14-8勝っています。昨年の川合ランバー旗5年生大会優勝チームです。決勝トーナメントでは、準決勝で新倉フェニックスを破り、決勝では若松ブルーウィングスを破って勝ち上がった栗原ビーバーズに9-1と圧勝しました。ちなみにウエストは予選リーグBグループで新倉フェニックスに4-14、若松ブルーウィングスに2-6敗れています。第40回四市親善5年生大会ではAブロック(和光)決勝で和光広沢ユニオンズに7−8サヨナラ敗けでした。予選では野火止スターナインズと野寺スターズを撃破しています。なお和光広沢ユニオンズは準決勝で朝霞ストロングスを4-3破って決勝進出、ファイヤーナインズを7-3破ったガッツナインと対戦して2-8敗れ、準優勝でした。膝折宿ジャイアンツは川合ランバー旗予選で浦和辻イーグルス、宗岡ヤンガーズ、清瀬旭丘などに勝っていますから、強いチームであることは間違いありません・・・という事前分析でした。
膝折宿ジャイアンツのエース加藤投手は速球投手と聞いていたので、この日午前中松原令児コーチに投げてもらって速球に備える打撃練習をしようとしました。ところが開会式は長いし、道路は墓参で大渋滞、関越道の西側はお墓だらけ、彼岸には先祖の墓参りをしなければなりません。結局西原小に帰って来るのが遅くなり、時間は短かったものの練習は出来ました。
さて試合はものすごい強風下、ウエストは後攻、先発はエースコスモです。相手はデカイ選手揃い、それもそのはず、6年生が13人、先発全員6年生です。1回表一つのアウトが困難な状況で3人のピッチャーをつぎ込んで12失点、これで試合は決まりました。1番レフトオーバーシングルヒット、パスボールで2進、2番送りバントで1死3塁、3番打者ピッチャーの加藤選手、背がすらりと高い、ビュンビュン振ってきます、はるか場外へのドデカイファウルに度肝を抜かれました。ファウルで粘って9球目、ショート正面へのゴロ、イタダキ!顔面に当たって捕れません、強襲ヒット?エラーですね。タイミング合わせたら楽に捕れました。本来2死3塁のはずが、加藤2盗で1死2、3塁、4番センターの星野選手は当たり損ね、ショート後方、レフトとの間に打球がポトリ、1点入ってなお1死1、2塁、打球が落ちた位置が3塁の後ろなのでランナーは自重、5番のバントは絶妙、転がった瞬間「ヤラレタ〜」と思いました。満塁です。ここまでコスモ19球、6番打者、振りから見てこの打者は打ち取れそう、サードゴロ、ヨシ!ところがこの打球をポロリ、どうしよう?また1点追加2−0、本来ここでチェンジ、1-0で1回裏迎えるならこの後の展開は全く違ったものになっていたでしょう。ピッチャーガックリ、これで調子が狂ってしまいました。7番から3連続四球、と言ってもいずれもフルカウントから、結局9番歩かせて5−0、なお1死満塁、44球でコスモ降板、ピッチャー大河に交代、1、2番連続四球、7−0、なお1死満塁、10球で大河降板、ピッチャー里紅に交代、3番加藤選手四球押し出し8−0、4番星野選手、粘って8球目フルスイングレフト後方、打った瞬間それとわかる場外大アーチ、満塁ホームランで12−0、言葉を失うウエストベンチ、「アウトが取れないなぁ」と監督ため息。5番もレフトへライナーヒット、もうやりたい放題だけど考えてみればこの回5安打だけど、クリーンヒットは3本だけです。6番空振り三振、7番センターへいい当たり、涼碧がガッチリ、やっとチェンジ。里紅23球でした。コスモは失点8、自責点1です。アリエナイ数値が、このイニングの異常を表しています。ちなみにこの回の大河と里紅は失点2、自責点2です。コスモがずっと投げ続ければ自責点は増えませんが、投手交代した時点でリセットされるからです。1回裏ウエストは2点返しました。里紅が見逃し三振のスタートでしたが、洸ライトへヒット、暴投で進塁、コスモ四球、颯太の打球がサード後方、レフト前に落ち、打球に回転がかかっていてボールデッドゾーンへ転がって洸ホームイン、和哉のピッチャーゴロでコスモホームインして2点目、大河見逃し三振で颯太残塁でした。
膝折宿ジャイアンツは3回にサードゴロエラーと2本の連続ヒットで1点、ウエストも洸の三塁線ヒット、颯太の内野ゴロの間にホームインして1点。
膝折宿ジャイアンツは4回に二塁打2本と四球、三塁打で3点、ウエストも舜がサードゴロ、1塁悪送球で出て、涼碧のセカンドゴロの間にホームイン、1点返しましたが、里紅の見逃し三振でゲームセット。始まりも終わりも見逃し三振は悲しい。それでも速球の加藤投手の球に負けじと立ち向かったのは大したものでした。やはり試合前の打撃練習の成果で、速球について行けたからでしょう。
昨年は二回戦で強豪あさかスリースターズに完敗しましたが、今年は体力差があるとは言え、初戦自滅でちょっと口惜しい負け方でした。


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