大井ウエスト試合結果  

埼玉南部春季大会


第78回埼玉南部春季大会 埼玉南部少年野球連盟のホームページ

3月4日(日) 代表者会議(抽選会)…18時半三芳町総合体育館3階研修室
3月18日(日) 開会式…三芳町総合運動公園グラウンド9時  雨天中止! 組合せ(PDF) Cブロック(新座市)に入りました


 [1回戦]3月25日(日)堀之内少年野球場野火止小学校 8:58〜10:51

チーム 1 2 3 4 5 6 TB 総計
大井ウエスト 0 0 2 0 1 0 3 3 6
志木二小メイツ 0 1 0 0 0 2 3 1 4
勝利投手:横山将吾  本塁打:無し

戦況埼玉南部春季大会1回戦は志木二小メイツが指導者が居なくて3月24日(土)できず、審判だけ10時からの朝霞スリースターズと富士見スピリッツの試合に行くことになったのですが、堀之内少年野球場のショートの守備位置の後ろに大きな穴が開いて使えず、午後から急遽栄小学校で行うことに変更となりました。3月25日(日)9時から南部春季大会1回戦、終わって富士見市第2運動公園に移動して富士見市親善大会2回戦のダブルになりました。ピッチャーが将吾しか居ないウエストですからこれはキツイ。さてウエストはまたしても先攻、相手投手は志木二小で固められたメンバーの中でただ一人朝霞五小の選手、朝霞市は朝霞一小:膝折宿ジャイアンツ、朝霞二小:岡ファイターズ、朝霞三小:田島イーグルス、朝霞四小:あさかスリースターズ、朝霞五小:若松ブルーウィングス、朝霞六小:朝霞フレンズ、朝霞七小:朝志ヶ丘ジャガーズ、朝霞八小:朝霞ストロングス、朝霞十小:ガッツナインですから、本来は若松ブルーウィングスに居ても良い選手でしょう。この投手は4番で背番号23の川崎選手、好投手でした。しかもバックも良く守ります。これが苦戦の原因です。2回裏に6番打者がセンター左へ打ち上げた当たり、守備の上手いコスモだから捕れるだろうと思ったらスタートが遅れ二塁打としてしまいました。次打者ピッチャーゴロで三塁へ進み、8番打者の打球は当たり損ねでバッテリー間にコロコロ、蓮が処理します、「落ち着いて」、「シッカリ」とベンチから声が掛かります。これはもうチェンジだな、と思ったら、ポロ、あれ?も一度ポロ、あれ?打球が手に着かずタイムリーエラーとなって1点献上。しかし3回表1死後、俊、里紅、蓮の連続四球で満塁から4番将吾が右中間に強烈ライナー、エンタイトル二塁打で逆転、しかし続く打者が連続三振で2点止まり。このピッチャーは良いのか悪いのか得体の知れないところがあります。その後将吾は毎回ランナーは出すものの失点せず、ウエストは5回表に蓮のレフトオーバー二塁打、思い切った3盗、将吾のファーストゴロの間にホームインして3-1とリード、6回裏4番川崎選手を空振り三振に仕留めて、この調子だと7回まで行きそうだから、9番洸からの打順でダメ押しだな、などと考えていたら、5番打者を2ナッシングと追い込んだ後、ファウル、ボール、ボール、ボール、そしてボールで歩かせてしまいました。決して消極的ではなく、好球必打が徹底している感じです。6番打者は背番号0、これまたフルカウントから歩かせてしまいました。将吾は悪いピッチングではありませんが、投球数80球を越えたあたりから微妙なコントロールが定まらなくなって来た感じでした。7番打者はピッチャーゴロ、ヨシ!「ゆっくり」というベンチの声に応えて1塁送球、これが悪送球で里紅捕れない!ボールデッドとなって2塁ランナーホームイン、1塁ランナー3塁へ、打者走者も2塁へ、3-2と1点差となってしまいました。ゆっくり投げようとすると手が縮こまって悪送球となるのはよくあることで、この辺りが野球の難しいところです。さて1死2、3塁で8番打者、ここでスクイズ!しかし打者はサイン見落としたようです、3塁ランナーを蓮が追う、3塁へ追い詰めればよいものを投げた!これが高い、レフトへ抜ける、ランナー突っ込む、ヨシ、バックホームすればアウトだ!と思ったら、大河は内野へ返球、ランナーホームインして3-3同点、1死3塁となってしまいました。3ボール1ストライクからまたスクイズ!当然ですね、3塁ランナーホームインすればサヨナラです、ボールカウントからしても絶好です、しかし空振り、3塁ランナーに蓮がタッチして2アウトランナー無し。助かりました、フ〜。しかしこの打者は歩かせて、9番打者との勝負、ボール1からファウル、ストライク、さらに3連続ファウル、粘る、スゴイ!欲しい!しかしピッチャーゴロ、今度は落ち着いて1塁送球、3アウト。時計を見たらこの時点で1時間半を越えていました。まさかのタイブレーク、ウエストは9番から、志木二小メイツは1番からです。洸ファーストゴロ、これは1点イタダキかと思ったら、コスモのスタートが遅れて本封1アウト、俊ピッチャーゴロ、ホームゲッツーか?しかしこれまたよくあることでピッチャーの悪送球、キャッチャー捕れず大河ホームイン、更にキャッチャーがボールを拾って本塁を見ると次のランナー和哉が突っ込んでくる、本塁へ投げる、ピッチャー捕れない、悪送球でホームイン、洸は2塁オーバーランしている、2塁送球、戻れずタッチアウト、何なのこの野球、2アウトで1塁俊、里紅の打席で2盗、里紅がライトへヒットして俊ホームイン、3点とってなお打順がクリーンアップへ、ダメ押しだ、と思ったら蓮デッドボール、2死1、2塁で将吾キャッチャーフライで3点止まり。タイブレークで3点はビミョーです。その裏志木二小メイツは1番ショートゴロ、1点しょうがない1塁送球アウト、ホームゲッツーは狙いません、確実にアウト積み上げ。2番四球で1死満塁、3番空振り三振、4番セカンドフライ、ここは安心、洸ガッチリ捕って試合終了。勝つことは勝ちましたが将吾が122球も投げてしまいました。実に変な試合でした。4点取られたのに将吾は自責点ゼロです。最初の1点はエラーが無ければチェンジだったので自責点にはならず、6回はピッチャーの1塁悪送球とキャッチャーの3塁悪送球の2点なのでこれまた自責点にはなりません。ピッチャーがエラーしたんだから自責点だろうと思いがちですが、投手とて野手のエラーとして自責点にはならないと規定されています。ただしワイルドピッチやボーク失点は自責点になります。タイブレークの失点は最初に置かれた走者は対象から外れるので自責点ゼロというわけです。

 [2回戦]3月31日(日)堀之内少年野球場でB-2、10:59〜

チーム 1 2 3 4 5
大井ウエスト 1 0 0 0 0 1
あさかスリースターズ 6 2 2 0 × 10
敗戦投手:横山将吾  本塁打:中田羚也(あさかスリースターズ)

戦況あさかスリースターズとは昨年11月4日5年生以下で練習試合して12-16で負けました。そのときは将吾が先発、5回110球9失点、ウエストは5回まで7得点で追いすがり、6回表大稀登板し2死とってから3連続四球押し出し、ヒット、四球、4番に満塁ホームランで7点取られました。しかしその裏反撃して5点GETする粘りを見せました。ところが今回はまさに完敗でした。あさかスリースターズの選手たちはしっかり練習したのでしょう。素晴らしく成長していました。バッテリーが素晴らしく、打線も強力、メンバー14人全員6年生ですから体力差有り過ぎですが、それだけではありません。朝霞四小ベースのあさかスリースターズにあってエース中田選手だけが膝折宿ジャイアンツをベースとする朝霞一小です。打順1番、投手でトップバッターというのは相当珍しい、凄く身体能力が高いんだろうと想像できます。キャッチャーの山崎選手は3番打者、通常最もシュアな打者と想像できますので、このバッテリーは大変強力だろうと、メンバー表を見ただけで思いました。しかも4番の内藤選手の体は中学生並み、前回満塁ホームランを打たれていますから、この選手の前に走者を置いたら大変だ・・・27年もスコアラーをやっていると、こういう想像力が豊かになるのです。出来れば外れて欲しいと祈りました。先攻ウエストは俊が初球サードゴロ、里紅は粘りましたが7球目空振り三振で2死、蓮がセンター右を破り三塁打、将吾がレフト線に流し打って先制点GET、しかし将吾はキャッチャーからの1塁けん制送球で戻るのが遅くタッチアウト。その裏バッターは1番投手の中田選手、ファウルで粘って7球目、打ち上げて高く上がった内野フライ、将吾が手を挙げる、ファースト以外の内野手が打球を追ってマウンドの周りに集まる、しかし打球はその間にポトリ、ピッチャーのすぐ後ろの位置なのでこれはピッチャーのエラーです。例えばピッチャーとショートの間とかセカンドの間というフライなら前進してショートフライ、セカンドフライですが、これはどう見てもピッチャーフライ、余裕で捕れるフライでした。2番打者初球を送りバント、サードの初動が遅かった、1塁送球するもセーフ、これは内野安打、3番山崎選手も送りバント、相手の動揺を見てかさにかかっての攻撃、それは良いのですが上がってしまって、キャッチャーファウルフライ、蓮ガッチリ捕って1アウト、さあ、4番怖い内藤選手、「この選手の前に走者を置いたら大変だ」という懸念が1回から当たってしまいました。火を噴くようなライナーがセンター左を襲う、コスモが打球に追い着けない、二者ホームインのタイムリー二塁打、しかも5番打者の2球目に素晴らしいスタートで三盗、巨漢ですが足もある、5番打者フルカウントから四球、二盗して1死2、3塁、ここで6番唐澤選手がライトへゴロ、3塁ランナーだけでなく2塁ランナーまでもがホームインして4点目、6年生の足ですから1塁は間に合いません。浅い守備ならライトゴロですが、これは打球に反応して突っ込んで、捕球して素早く1塁へ良い球を投げるという流れるような守備をして始めて出来ることです。2塁ランナーまでホームインするようではとても...なお、こういう場合ライトがポロリと前にこぼしたりしてもこれはライトのエラーにはなりません。打球が内野を越えていますからヒットです。そもそもライトゴロなんて少年野球ぐらいしか有り得ません。唐澤選手も7番打者の初球に二盗、二球目打ってショートゴロ?いやセンター前ヒット、1死1、3塁からすぐ二盗、もうやりたい放題、8番粘って四球で満塁、こういうところがこのチームの素晴らしいところです。相手が苦しんでいるところで簡単に打ってくれません。フルカウントからファウルしてピッチャー根負け、1死満塁、ここで9番打者スクイズ!ピッチャー捕って1塁送球アウトですが、またやられました、2ランです。もう何度も同じことをやられていますが、強いチームは2ランスクイズを狙ってきます。1塁へ投げる振りをして二人目の走者を殺す、先の走者を打ち取ることが野球の鉄則です。いつになったら出来るのでしょうか...打者一巡して再び中田選手、今度はサードファウルフライでチェンジ、初回6点で、その内容からダメダコリャ、と思いました。ウエストは2回表三者凡退、その裏2番打者センターフライ1死、3番山崎選手四球、またしても4番内藤選手の前にランナー出して、初球二盗、2球目打ってものすごい速い弾丸ライナーでしたがレフト線ファウル、堀之内球場はレフトファウルゾーンだけ高いネットが張ってあり、その上のほうにぶつけました。もしフェアゾーンに飛んでいたら場外ホームランだったでしょう。いやはや恐ろしい。次の球レフト前ヒットで山崎選手2塁から3塁蹴ってホームイン、走る気持ち満々の内藤選手は誘い出して1-2塁間タッチアウト。ランナー居なくなったのに5番打者デッドボール、二盗されて先ほど2点タイムリーの6番唐澤選手、今度はレフト右をライナーで破る二塁打で8-1、2回で早くも7点差です。ウエスト3回表は四球2個頂きましたが洸、俊と連続空振り三振、蓮がセンターフライに打ち取られて無得点。その裏8番ピッチャーゴロで1アウト、9番ショートゴロエラーで生かし、2盗、3盗されて1番中田選手3度目の打席、センター頭上を越える2ランホームランで10-1、4回表からは勝負あったと見て中田投手をファーストに回し、山崎捕手をマウンドへ、サードから唐澤選手をキャッチャーに回し、内藤選手をファーストからサードへとローテーション、レフトを交替しました。ウエストは将吾ライトゴロ、これがライトゴロだよというお手本みたいでした。大稀空振り三振、コスモセカンドゴロの三者凡退。4回裏5番見逃し三振、この選手は次の守りから即交代(センター)、この日2打数2安打の6番唐澤選手はレフトライナー2アウト、前の回からレフトの守備に入った選手初打席空振り三振。さあ5回表この回3点以上取らないとコールド負けです。しかし打順は7番から、代打颯大ピッチャーゴロ、代打舜空振り三振、洸サードゴロでゲームセット。完敗でした。得点1対10、安打2対6、本塁打0対1、四死球2対5、三振8対2、盗塁0対10、残塁2対3、どれをとっても大差です。今シーズン対戦した中で最強でした。3月の練習試合で朝霞ストロングスに12-3で勝っていますから強いわけですね。朝霞ストロングスは南部春季大会では敗退していますが、富士見市親善大会では準決勝進出しています。あさかスリースターズには勝ち進んで優勝して欲しいものです。ただ2月のフレンドリーカップ準決勝では朝霞フレンズに8-0で完封負けしています。朝霞フレンズは南部春季大会でBEST8に進んでいますが、準々決勝はこれまた強豪和光四小ベアーズとの対戦です。

その後の進捗・・・あさかスリースターズはやはり強い!4月15日(日)の準決勝は朝霞フレンズとの対決です。フレンドリーカップ準決勝のリベンジ成るか?もう一つの準決勝は若松ブルーウィングス対野火止スターナインズの対戦です。新座市の野火止スターナインズがガッツナインに完封勝ちしたことで、朝霞市のBEST4独占を阻止しました。野火止スターナインズは1回戦から新倉フェニックス、大井亀少クラブ、そして鶴小ニュースカイヤーズと撃破して来ました。強いチームを次々連破して、しかも鶴小ニュースカイヤーズとガッツナインを零封ですから、エンジンがどんどん好回転している感じで注目です。
結局あさかスリースターズは準決勝で、朝霞フレンズに4-7敗れました。今年の朝霞フレンズは、朝霞ストロングス、あさかスリースターズ、朝志ヶ丘ジャガーズ、若松ブルーウィングス、ガッツナインなど強豪揃いの朝霞勢の中でも首ひとつ抜け出しています。もう一つの準決勝は野火止スターナインズが若松ブルーウィングスに圧勝しました。
決勝戦は、パワフルな打線の朝霞フレンズと好守好打の野火止スターナインズの対決になり、フレンズ高木、スターナインズ大野のエースが投げ合い、互いに強力打線が活発に点を取り合う好試合となりました。フレンズは、同点に追いつかれた5回裏に伊藤、中西のヒットでチャンスをつかみ、川村のライト前ヒットで勝ち越し、スターナインズの反撃をチーム一丸となって守り抜き、6-5の1点差でうれしい初優勝を勝ち取りました。春季大会には新座市の強豪西堀ファルコンズが出場していなかったのは残念でした。


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