大井ウエスト試合結果  

第22回ふじみ野市春季大会


 予選リーグ戦   G-1   G-2   G-3   G-4   G-5   G-6   G-7   G-8 

リーグ戦順位決定方法
@勝ち点で順位決定、勝利:3点、引分:1点、敗北:0点
A勝ち点同数の場合、当該対戦の勝者が上位
Bそれも同じ場合、失点率(失点÷守備イニング数)が少ないほうが上位
Cタイブレイクは1回とし、それでも決着つかない場合は引き分け
Dその他はふじみ野市少年野球連盟大会要項による


大会成績

上福岡JFG優勝
準優勝…上福岡第五クラブ、第三位…大井亀少クラブ
ウエストが第四位でした
大会概要・・・後で


開会式

快晴の駒西小学校で2018年3月3日(土)11:30


柏木会長挨拶 後ろに草田副会長(審判部長)、荻原副会長(事務局長)


9チームが整列(左;清水審判、右;伊藤審判)


試合予定と結果

☆3月3日(土)駒西小学校でリーグ戦4試合が行われました。グラウンド準備して頂いた上福岡イーグルスの皆様、有難うございました
 A面A-1 12:30 鶴ケ岡少年野球クラブ 1-6 大井ウエスト
 A面A-2 14:15 上福岡イーグルス 1-1TB4-5 上福岡パワーズ
 B面A-1 12:30 上福岡第五クラブ 1-3 上福岡JFG
 B面A-2 14:15 大井亀少クラブ 12-2(4C) 大井ブルーウイングス
☆3月4日(日)上野台小学校でリーグ戦4試合が行われました。グラウンド準備して頂いた上福岡JFGの皆様、有難うございました
 A面A-1 12:30 上福岡第五クラブ 4-5 大井少年ファイターズ
 A面A-2 14:15 大井ウエスト 7-4 大井ブルーウイングス
 B面A-1 12:30 上福岡イーグルス 1-21 大井亀少クラブ
 B面A-2 14:15 上福岡パワーズ 3-6 上福岡JFG
 鶴ケ岡少年野球クラブは試合無し
☆3月10日(土)西原小学校でリーグ戦2試合が行われます → 雨でグラウンド使えず中止、後日に延期
 A-1  9:00 鶴ケ岡少年野球クラブ - 上福岡第五クラブ(A-2審判)
 A-2 10:45 大井少年ファイターズ - 上福岡JFG(A-1審判)
☆3月11日(日)亀久保小学校でリーグ戦3試合が行われました。グラウンド準備して頂いた大井亀少クラブの皆様、有難うございました
 B-1 10:00 大井少年ファイターズ 9-1 大井ウエスト
 B-2 11:45 上福岡パワーズ 3-1 大井ブルーウイングス
 B-3 13:30 大井亀少クラブ 8-1 鶴ケ岡少年野球クラブ
☆3月17日(土)駒西小学校でリーグ戦4試合が行われました。グラウンド準備して頂いた上福岡イーグルスの皆様、有難うございました
 A面A-1  9:00 大井亀少クラブ 2-1 上福岡パワーズ
 A面A-2 10:45 上福岡第五クラブ 3-2 上福岡イーグルス
 B面A-1  9:00 上福岡JFG 1-5 大井ウエスト
 B面A-2 10:45 鶴ケ岡少年野球クラブ 6-7 大井少年ファイターズ
 大井ブルーウイングスは試合無し
☆3月18日(日)西小学校でリーグ戦2試合が行われました。グラウンド準備して頂いた上福岡第五クラブの皆様、有難うございました
 A-1 13:00 上福岡イーグルス 9-6 大井ブルーウイングス
 A-2 14:45 上福岡第五クラブ 6-1 大井亀少クラブ
☆4月7日(土)駒西小学校でリーグ戦4試合が行われました。グラウンド準備して頂いた上福岡イーグルスの皆様、有難うございました
 A面A-1 10:00 大井ウエスト 6-4 上福岡パワーズ
 A面A-2 11:45 大井亀少クラブ 0-1 上福岡JFG
 B面A-1 10:00 鶴ヶ岡少年野球クラブ 0-6 上福岡第五クラブ
 B面A-2 11:45 大井少年ファイターズ 10-6 大井ブルーウイングス
☆4月8日(日)上野台小学校でリーグ戦4試合が行われました。グラウンド準備して頂いた上福岡JFGの皆様、有難うございました
 A面A-1 10:00 大井ブルーウイングス 2-12 鶴ヶ岡少年野球クラブ
 A面A-2 11:45 大井少年ファイターズ 0-3 上福岡JFG
 B面A-1 10:00 大井ウエスト 4-2 上福岡イーグルス
 B面A-2 11:45 上福岡第五クラブ 4-1 上福岡パワーズ
☆4月14日(土)西原小学校でリーグ戦2試合が行われました。グラウンド準備して頂いた大井ウエストの皆様、有難うございました
 A-1 10:00 鶴ヶ岡少年野球クラブ 4-8 上福岡JFG
 A-2 11:45 大井ウエスト 0-4 上福岡第五クラブ
☆4月15日(日)鶴ヶ丘小学校でリーグ戦2試合が行われました。グラウンド準備して頂いた鶴ヶ岡少年野球クラブの皆様、有難うございました
 A-1 10:0013:00 上福岡イーグルス 3-1 大井少年ファイターズ
 A-2 11:4514:45 上福岡パワーズ 2-13 鶴ヶ岡少年野球クラブ
☆4月21日(土)亀久保小学校でリーグ戦2試合が行われました。グラウンド準備して頂いた大井亀少クラブの皆様、有難うございました
 A-1  9:00 大井亀少クラブ 4X-3 大井少年ファイターズ
 A-2 10:45 上福岡JFG 16-1 大井ブルーウイングス
☆4月22日(日)上野台小学校でリーグ戦4試合が行われました。グラウンド準備して頂いた上福岡JFGの皆様、有難うございました
 A面A-1  9:00 上福岡JFG 9-0 上福岡イーグルス
 A面A-2 11:00 大井ウエスト 2-16 大井亀少クラブ
 B面A-1 10:00 上福岡パワーズ 6X-5 大井少年ファイターズ
 B面A-2 12:00 上福岡第五クラブ 6-2 大井ブルーウイングス
☆5月13日(日)上野台小学校で最終1試合実施し、6〜8位の順位が決まりました。グラウンド準備の上福岡JFGの皆様、有難うございました
  鶴ケ岡少年野球クラブ 6-3 上福岡イーグルス


ページTopへ   ■リ−グ戦G-1  3月3日(土) 12時32分〜14時4分 駒西小学校A面
チーム 1 2 3 4 5 6
大井ウエスト 2 0 0 4 0 0 6
鶴ヶ岡少年野球クラブ 0 0 0 0 1 0 1

勝利投手:横山将吾 本塁打:無し

戦況横山将吾が素晴らしいピッチング、2月の練習試合で、6年生だけで2チーム作れるような高階キングスや新所沢ライノーズ相手に快投しながらも惜敗しましたが、春先の打線では力のある投手は打てません。将吾の球は軽く投げたときにビュンと伸びて来るので詰まらされます。力が入ったときは外れることが多いので、クサイ球カットできる好打者だと見極められて四球になることがあります。5回の失点は先頭打者をフルカウントから歩かせ、2盗、3盗されて内野ゴロの間に1点取られたものです。6-0ですから、前進守備を敷かず、1点あげても良いという守備です。ピッチャーから見ると自責点は口惜しいでしょうが、エラーでの失点は自責点になりませんが、最も悪いのは先頭打者四球、これは点になりやすいのです。だからこそ投手の基本はまず1アウトをとること、これによってバックの守備にもリズム感が生まれます。1点をやりたくないという守備をすると、得てして焦って野選になったり、エラーになるものです。先頭打者四球は自責点になってもしょうがないものなのです。ウエストの1回の得点は、無安打で4四球とエラーで押し出し2点です。4回表の得点はいかにもウエストらしいものでした。新4年生の7番颯大がガツンとレフトへライナーで運び、和哉がバントで送って、新4年生の9番洸がサード前に絶妙のバントヒットから盗塁、1番に還って俊がファウルで粘って歩いて1死満塁の場面を作り、里紅は空振り三振で2アウトとなりましたが、迎えるは3番強打の石川蓮、今期のキャプテンです。近代野球では最も良い打者を3番に据えます。昨年もずっと5年でレギュラーでしたが、5年生でシーズン打率4割6分7厘というのはウエスト史上最高です。大半が6年生の試合なので、これはスゴイ打率なのです。それも足で稼いだものではなく、打って挙げたものです。ただ直前の打席は見逃し三振でした。冨士川監督は「初球から打て」と指示しました。追い込まれたら好打者でもヒットは難しいからです。初球はファウル、ヨシヨシ、振っているうちにタイミングが合ってきます。2球目はベースエッジに当たって大きく跳ねてバックネット(注:和製英語です)を飛び越えてボールデッド、颯大ホームイン、3球目ファウル、4球目外角球をライトに打ち上げて、これはヒットだ!外角球を引っ掛けたら内野ゴロやフライになるので押し付けたバッティングでライト線に落としました。洸と俊が相次いでホームイン、ピッチャーにとってはこれをやられたらたまったものではありません。本来の蓮のバッティングは左中間ライナーですが、これはド真ん中にでも来ないと出るものではなく、追い込まれたら外角で攻められる、上手い投手はボールを振らせるものなので、球に逆らわずに右打ちできるから高打率を残せるのです。続くは4番将吾、強烈ライナーが魅力の強打者です。1球目ボール、蓮2盗、2球目もボール、3球目蓮スタート、左打者ですから普通は無いのですが、バッテリーのタイミングを見極めて行けるという判断、3盗決まりました。これもボールで、結局将吾はストレートの四球、大稀への初球ストライクのとき2盗、2死2、3塁、1球ボールをはさんで大稀打った〜!どこへ?ピッチャーの頭越え、投手とセカンドの間にポトリと落ちるヒットで蓮ホームイン、6番新5年コスモは三球三振、それも見逃し三振、仕方ありません。まだ入部したばかりでこれが初の公式戦、それでも6番ですから監督の期待度がわかります。
 開会式で選手宣誓の大役を務めた鶴ヶ岡少年野球クラブの遠藤主将は、昨年不慮の交通事故でシーズン大半を棒に振って極めて残念でしたが、まだ本来の力を発揮できるところまで行っていないようです。素晴らしい選手なので、シーズン緒戦で当たったのはラッキーでした。夏ごろには手が付けられなくなっている可能性があります。将吾の投球は内野フライ5、ゴロアウト4、三遊間のクリーンヒット1(1番金井選手)、詰まった三塁前内野安打(3番北沢選手)、ライトフライをバンザイポロリ(3番遠藤主将)、空振り三振5、四球2、死球1でした。球が伸びていたことが分かる結果です。6回88球、理想より10球多いのは四死球のためです。1塁けん制で1個アウトをとり、蓮が2盗阻止、洸が最後遠藤主将の詰まったフライを捕って2塁送球、大稀が2塁踏んでランナー戻れず併殺ゲームセットという終わり方、素晴らしい守りでした。新4年生の洸は打球に対して慌てることがなく、余裕のキャッチングで、この日は三つの打球を処理しました。素晴らしいセンスを感じさせるプレーでした。ライトフライ以外は安心して見ていられました。新4年生の7番颯大のバッティングも魅力です。3打席目もセンターへ大きなフライ、捕られましたが、新4年生であそこまで飛ばせるパワーは将来が楽しみです。


ページTopへ   ■リ−グ戦G-2  3月4日(日) 14時42分〜16時30分  上野台小学校A面
チーム 1 2 3 4 5
大井ウエスト 0 2 1 3 1 7
大井ブルーウィングス 0 0 0 1 3 4

勝利投手:横山将吾 本塁打:無し

戦況ウエストウィングスを組んで一緒にやってきたので、お互い選手たちも良く知っていますが、やはり将吾のピッチングにはこんなはずじゃないと思ったのではないでしょうか?ただ最後に思い切りピッチャーの足を引っ張って、点差が詰まるつまらない試合になってしまいました。ウエストは初回四球、死球と続いて無死1、2塁の願っても無いチャンス、蓮が浅いセンターフライ、3塁へ向かっていた俊が2塁へ戻れず併殺、4番将吾見逃し三振という最悪の展開。その裏ブルー洸太郎セカンド越えテキサスヒットで出塁するもピッチャーけん制で追い出され、1-2塁間ランダウンプレーの末タッチアウト。2回には先頭大稀が思い切り振ってピッチャーの頭越え、ポトリ、これはヒットです、ミラクルヒット、あの体で振り回せば、野手も身構えますが、トットット...ポトリ、これはズルイ、それはないよと言いたいでしょうがしょうがない。コスモへの初球ワイルドピッチで2塁へ、何か魔物に取り憑かれているとしか思えません。更に思い切って3盗して、3ボール1ストライクからまた暴投で大稀ホームイン、やはり魔物でもついているとしか思えません。コスモ四球で、2盗して無死2塁、颯大は高いバッテリー間のフライ、ピッチャー捕れない、1バウンドして打球が捕手側へ戻ってくる、ファウルにするだろうと思ったらキャッチャーが捕球してしまった、颯大はもう1塁へ、これもヒットにせざるを得ません。2塁が空いています、颯大が走る、捕手が2塁へ送球すると見せかけて投手へ速い球を送る、3塁ランナーコスモ本塁へ突っ込む、ピッチャーからキャッチャーへ送球、タッチアウト!まだ入部したばかりでこうしたトリックプレーには慣れていません。これで勉強したでしょう。和哉は四球を選び1死1、2塁、2死後1番に還り俊も四球で2死満塁、里紅はストレートの四球で押し出し2点目、これはイカン、ピッチャー交代、諒人→夏海、蓮はレフトフライでチェンジ。その裏4番諒人の強烈な打球がファースト里紅のグラブを弾く強襲ヒット、しかし2盗図り蓮に刺殺されました。6番洋栄はセカンドライナー、イタダキ!と思ったら勇んで球に飛びついてポロリ、男は黙って待っていれば良かったのに...しかし後続絶って0点。3回表ウエストは将吾がセンター右へヒットして、コスモのスクイズで生還、3点目。こういうところでキッチリ決められるということは素晴らしいセンスを感じます。その裏ブルーウィングスは2死からキャプテン柊汰がレフト線三塁打、さすがです、洸太郎は四球〜2盗、打撃の上手い夏海がライナー打って、サード俊ジャンプしてキャッチ、ピンチを脱しました。小さな俊ですが、打球への反応は素晴らしい!もしこれが届かなかったら、レフトの横を抜けて、俊足夏海ならスリーランホームランで一挙同点になったでしょう。まさに紙一重でした。4回表ウエストも2死から1番に還り、ここから4連続四球、そして5番大稀またしてもヘンな当たりがセカンドへ、思い切り振ったスイングにつられてセカンドがタイミング合わし損ねてライトへ抜ける、二者ホームイン、なんか申し訳ありません。魔物に取り憑かれてるもんで...コスモもストレートの四球で、もはやココまで、新井監督ピッチャー交代、元に戻しました。颯大に代わって守備に入っていた大河の初打席サードゴロでチェンジ。その裏先頭打者に四球を与え、2盗からショートゴロの間に、ノーヒットで1点取られました。点差があったので、あえて前進守備を敷かず、1点は良い、アウトカウントを増やそうという守備でした。5回表1点追加して、さあもう時間無し、5回裏が最終です。2死奪い、1番に還りますが、将吾のピッチングならこのまま行くだろうと思いました。ところが柊汰にぶつけて、2盗、洸太郎はショートへ打ち上げる、しかし捕れない、この間に柊汰ホームイン、これはピッチャーショックでしょう、しかしキャプテンはおろか誰もピッチャーに声かけません。動揺を引きずったまま夏海にまでぶつけてしまいました。これはいけません。明らかに平常心を失っています。盗塁して2死2、3塁から最も怖い4番諒人を迎えます。将吾が渾身の力を振り絞って投げた、打球は高く上がって投手とショートの間、ショートフライ、イタダキ!と思ったら足が動かない、アレ?どうした?ポトリ、これはエラーです。魔物に取り憑かれているとしか思えません。一挙二者生還して7-4、エラーとヒットの違いは、普通のレベルの野手が普通の守備をしていれば捕れる打球を捕れなくて打者を生かしてしまった場合がエラーです。一方普通の守備では捕れなくても仕方無いような打球はヒットです。守備の上手い野手だから、これぐらい捕ってよという当たりでも、普通の野手なら捕れないという打球はヒットになります。例えばこの日の大稀の投手の頭越えのヘンな当たりはヒットです。この回の3点は普通のショートならば取られない点でした。攻めの魔物は良くても守りの魔物はいけません、という問題ではなく、そもそも野球には魔物はイケマセン。必死になって練習して払いましょう。祓いたまえ、清めたまえ、魔物を追い出すのは練習に尽きます。除霊して次の試合へ・・・最後は剣斗のサードゴロでゲームセットでしたが、冨士川監督が珍しく激高していました。点差があったからともかく、接戦でのエラーは致命的だからです。必死に投げてる投手、必死に受けてる捕手、バッテリーの頑張りをガッチリバックが支えてこそ、チームワークというものが醸成されて来るのです。以前柏木会長が挨拶の中で言ってましたね。「野球には失敗は付き物、大事なのは、失敗したら次はやらないぞと肝に銘じて進歩して行くこと、失敗を恐れず挑戦して行くこと」なのです。失敗するたびに強くなっていく、そう考えて頑張ろう!


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チーム 1 2 3 4 5
大井ウエスト 0 0 0 0 1 1
大井少年ファイターズ 0 0 9 0 × 9

敗戦投手:横山将吾 本塁打:鈴木 要(大井少年ファイターズ)

戦況変な試合でした。将吾が昔に返ったみたいでした。体力差があるので、ピッチャーが余程良いピッチングをして、バックが素晴らしい守りで盛り立てないと勝てません。初戦、第二戦は課題は出たもののまあまあバッテリーが良かったので勝てました。この試合は、新4年生のセカンド洸が素晴らしい守備を見せて1、2回はガップリ四つ、しかし3回裏9番先頭打者を歩かせました。「四球から崩れる悪い癖、ヤバイ」とつぶやいたら、ほんのごて、その通りになりもした。まずは1番仲野選手への初球に2盗、そして3球目芸術的な三塁線バント、俊が突っ込んだのじゃっどん、転がった瞬間ヒットだ!と思いもした。キャッチャーとサードの間に勢いを殺して、もいっどやれと言われても難しかような素晴らしかバントでした。そしてすぐ2盗して無死2、3塁、こや、もう失点覚悟です。2番見逃し三振1アウト、3番松岡選手を迎えもす。打ってサードゴロか?バウンド合わせ損ねてレフトへ、こげんはずはなか、ねんじゅの俊の守備なら捕れたな〜、じゃっどん当たりが良く、これはタイムリーヒット、1点取られもした。4番中村選手も歩かせて1死満塁、ヤバイ、ヤバイ。5番鈴木選手打ってレフトフライだな...よかえ、そうはなりもはん。新4年生のレフトの頭を越えて満塁ホームランでごわす。5-0となり、もはやヤバイも言えもはん。ランナー無くなっても、ショートゴロエラー、ピッチャーの野選と続いてまた1死1、2塁、ないごて?新6年生...ランナーを挟んでランダウンプレーになっても生かして進塁させちゃうし、8番四球、これがワイルドピッチで6点目、なお1死2、3塁、打者一巡して9番二度目の打席、スクイズです!3塁ランナーホームイン、7-0、ピッチャーが捕って1塁投げたが、これが悪送球、イヤイヤ違いもす、このケースは「2ラン狙ってくるぞ!」とベンチから指示が出とっとさぁ、3塁ランナーはしょうがん(博多弁ならしょうがなか)、1塁に投げう振いをして2塁ランナーを殺す場面でもす。まっこて、わかっとらん、8-0になりもした。打者走者も2塁へ進み1死2塁、野球の鉄則は先のランナーを殺すこと、1塁へ投げれば良かと言うもではありもはん。2点追加で8-0、打席には1番仲野、打ってピッチャーフライ、じゃっどん、エッ、捕らん?いけんすうの?サードの俊が必死に突っ込むも、前にポトリ、ピッチャーが捕らないので内野安打になりもした。2番サードゴロ、これは3塁ランナー動けん、2死2、3塁、3番怖い打者、ファウル、ボール、そして・・・・ワイルドピッチで9-0、もし3塁ランナーホームインして、次の回無得点なら4回10点差コールド、ここは渾身の空振り三振でチェンジ。0-9で迎えた5回表、「逆転するゾ〜」、気持ちだけは強く持って、4回裏からレフトに入った大河が打席へ、見る、見る、見る、ウン、場面を良く理解している、そして見て、歩いた!リードは小さくて良い、盗塁なんてアリエナイ、打席には和哉、1ストライクから打ってサードゴロ、1死2塁、9番洸、引っ張ってファーストゴロの進塁打、ファースト自らベース踏んで2死3塁、1番に還って俊、ファウル、ストライク、追い込まれた、ボール、ボール、そして空振り三振、しかしキャッチャー捕れない、2アウトだから振り逃げアリ、ボールデッドになって大河ホームイン、やっと1点返し、俊は2盗、アリエル?1-9で2アウトよ、ナイナイ...里紅ファーストゴロ、イラッシャイとタッチされて5回コールド、試合終了。変な試合なので、途中薩摩弁でごまかしもした。


ページTopへ   ■リ−グ戦G-4 3月17日(土) 9時00分〜10時31分 駒西小学校

チーム 1 2 3 4 5 6
大井ウエスト 0 4 0 0 1 0 5
上福岡JFG 0 0 0 1 0 0 1

勝利投手:横山将吾 本塁打:石川 蓮

戦況今年の上福岡JFGは第五クラブとパワーズを撃破しています。これは手強いゾ〜と思っていました。特に4番柳川主将は守備も打撃も素晴らしい選手、要注意です。しかし始まってみれば、JFGにとっては変な試合でした。大井少年ファイターズ戦のウエストみたいでした。何もしないうちに点が入って行きました。1回表はJFGマウンドに枝並投手、1番俊ピッチャーゴロ、2番里紅がフルカウントから選んで四球出塁して2個のパスボールで3塁まで行きましたが、3番蓮レフトファウルフライ、4番将吾思いっきり詰まってピッチャーゴロという涙も出ない、口あんぐりの攻撃で0点、3、4番が打たないとキビシーというウエスト...その裏ピッチャーが余程良いピッチングをして、バックが素晴らしい守りで盛り立てないと勝てないウエストは、将吾が先頭打者にストレートの四球、これはイケマセン。2盗され、バントで送られて1死3塁、ヤバイ、しかし、3番前田選手をポンポン追い込んで、ピッチャーゴロに仕留め、三塁ランナーをけん制してから1塁送球2アウト、4番柳川主将はセカンドフライ、洸ガッチリ、点を与えません、これは良く守りました。走者を出しても本塁を踏ませない、これが好投手というものです。その後2、3回は将吾がズバズバとストライクを入れて、また前に戻ったような素晴らしいピッチング、2回裏など三者三振でした。2回表のウエストは5番大稀から始まり、四球〜2盗、颯大がナイスバントで送りました。新4年生ですが、こういうときはキッチリ仕事します。1死3塁で打席に7番和哉、1球目スクイズ→ファウル、2球目スクイズ→これまたファウル、アリエマセン。そして3球目高いボール、振った!キャッチャー捕れない、和哉キョロキョロ、ウエストベンチから「走れ〜〜〜!」と絶叫が...慌てて走り出して、結果ボールデッドとなって3塁ランナーホームイン、スクイズ2連発失敗した挙句のタイムリー振り逃げ、これがウエストベースボールか?監督、助監督、ヘッドコーチ、ヒクヒク顔が引き攣っています。和哉2盗して8番新4年生の大河ストレートの四球、9番これまた新4年生の洸、1番につなげる意味で9番に置いています。初球パスボールで1死2、3塁、結局洸もストレートの四球で1死満塁、1番に還って俊、初球ストライク後の2球目デッドボール、痛い、JFGも痛い、2点目、俊の打点です。2番里紅への初球ボールを見てピッチャー交代、玉田投手となりました。3ボールからストライクが続き、ズバッと見逃し三振、素晴らしいピッチングです。2死満塁、ここで願っても無い3番蓮、4番将吾という打順、ここで打たなきゃオトコがすたる、コレがオトコの生きる道、絶好の見せ場です。芝居ならここでベベンと三味線が鳴る場面、この雰囲気で手元が狂ったか、蓮デッドボール、痛い、JFGも痛い、3点目、蓮の打点です。ここでバシーンとかカキーンとか4番将吾が打てばカッコイイ!とモテルはずの見せ場ですが振り遅れてショートゴロ、ここは名手柳川主将、詰まったのが幸いして3塁ランナー洸はホームインしましたが、2塁から3塁ベース回ったランナーの動きを見逃さず3塁送球、俊は慌てて戻りますがタッチアウト、咄嗟の判断でアウトを取れる守備、コレ欲しいなぁ〜!という素晴らしい守りでした。結局ノーヒットで4点頂いてしまいました。四死球がいかに怖いかということですが、それにしてもスクイズ失敗の拙攻しても点が入る、何もしていないのに...忖度でしょうか?その後先に得点したほうが流れをつかむのでは?という展開で、4回裏3番前田選手を歩かせてイヤな予感、これが当たるんです、2盗され、4番柳川主将のサードゴロで3進、5番巨漢知久選手に投げた球がワイルドピッチ(振ったんですけど)となってボールデッド、前田選手ホームイン、これはピッチャーの自責点です。ウエストは高いボールを振り逃げパスボール〜ボールデッドで得点、JFGは低いボールをワイルドピッチ〜ボールデッドで得点、互いに点の取り方がヘン...でした。この後知久選手にぶつけて(ゴメンナサイ)、ボークがあって動揺アリアリ、こういうときは歌を歌って気を取り直しましょう...♪菜の花畑に入日薄れ ♪見わたす山の端(は) 霞ふかし ♪春風そよふく 空を見れば ♪夕月かかりて にほひ淡し ♪里わの火影(ほかげ)も 森の色も ♪田中の小路を たどる人も ♪蛙(かはづ)のなく音(ね)も かねの音も ♪さながら霞める 朧月夜...ふじみ野市では見られないような光景ですが、アッこれは童謡ですね。失礼しました。結局その後ピッチャーゴロ、サードフライで知久選手残塁。直後の5回表、この回先頭の3番蓮が初球痛烈に三塁線抜いてレフトも追い着けない、駒西小のグラウンドでは悠々のホームラン、これで流れを再びグイと引き戻しました。実はコレがウエスト唯一の安打です。もう時間切れだなという6回裏、4番柳川主将がレフトへクリーンヒット、これがJFG唯一の安打でした。5番レフトフライ、颯大ガッチリ、6番ピッチャーゴロ、ゲームセット。それにしても第五クラブとパワーズは強いのにどうしてJFGに負けたのか?ウエストは弱いのにどうしてJFGに勝ったのか?相性もあるかもしれませんが、今大会はパワーズにタイブレーク大接戦の末敗北、第五クラブに1点差惜敗の上福岡イーグルスが亀少クラブに大敗するなど、どうもヘンです。ウエストに大勝した少年ファイターズも鶴少クラブと第五クラブには1点差の僅少差勝利、この後の展開もまだまだ分かりません。


ページTopへ   ■リ−グ戦G-5 4月7日(土) 9時55分〜10時30分 駒西小学校A面A-1

チーム 1 2 3 4 5 6
上福岡パワーズ 2 0 1 0 1 0 4
大井ウエスト 2 0 1 0 3 × 6

勝利投手:横山将吾 本塁打:香林咲翔、横山将吾2本

戦況ウエストキャプテン蓮のジャンケンの弱さは尋常ではありません。この試合も負けたのに後攻となりました。ジャンケンの練習をしなければいけないか?試合は投打にわたりエースで四番の対決となりました。1回表将吾は先頭打者にストレートの四球、ただ明らかなボールではなく、ギリギリのところでボールの判定なので左程心配はしません。2番打者のレフト線フライは「やられた〜」と思いましたが、颯大が地面スレスレキャッチ、これはファインプレイです。3番ピッチャーゴロで2アウト、ここで4番はキャプテン香林、バッテリーは良く知っているし、ふじみ野クラブでも一緒ですから、この強打者にランナーを置いてマトモに勝負しないだろうと思いました。野球は頭脳スポーツですから、いろいろなことを考えて、失点しないためにはどうするかと考えます。何も考えずにマトモなストライクを投げてスコーンと打たれたら、「アホか、お前は!」と言われるのが野球です。ボールで誘って、打ち損じてくれるのを待つ、もし見逃されて歩かれたらしょうがないという攻め方をする場面です。ランナーは盗塁して2塁にいます。3球ボールが続き、「ヨシ、わかってるじゃないか」と思いました。4球目に2塁ランナースタート、ストライクでしたが打ちません、3盗成功、これはいけません。1番ですから足が速い、2盗はしょうがないですが、3盗させてはいけません。キャッチャーにとって刺すなら3盗です。これで蓮むかついたか、次の球もストライク勝負、ファウルになりましたがいい当たり、バットが振れています。イカン、歩かせても良いから、外に外れるボールだ、と思いましたが、ムラムラ来たかバッテリー、勝負に出てまたファウル、オイオイ何考えてマンネン、またファウル、そして8球目カキーンとレフトオーバーのホームラン!チェンジになって戻ってきた蓮に監督は怒り心頭、簡単に歩かせないのは良いにしても、ホームランを打たれるような球を投げさせるな!ということです。1回裏、この試合は守備の要で斬り込み隊長の俊が怪我で離脱して不在です。代わりに1番の里紅、マウンドは香林、初球足にかすって死球、2番には4年生洸が入っています。2球目2盗して、3球目送りバント成功、1死3塁、3番蓮は1ストライク後打ってサードゴロ、この間に里紅ホームインして1点返しましたがランナーは居なくなりました。4番T岡田、じゃなくて将吾、初球思い切り引っ張り、打球の勢い、角度からこれは行った!と思いました。ライトが見上げる頭上を飛んで、校舎にはぶつからなかったものの生垣に飛び込む完璧なホームランで同点となりました。5番大稀は空振り三振。
 2回表セカンドゴロエラーと四球で二人ランナーを出しながら抑え、その裏ウエストも1死から颯大が死球出塁、ここで本田監督、サッとピッチャー交替、香林→土屋、和哉四球、大河送りバント成功、2死2、3塁で里紅に期待しましたが空振り三振。
 3回表1番打者は打ち上げてピッチャー後方、川井田流碧、内藤匠之介の時代なら、「イタダキ!」という打球ですが、今年は「ヤバイ!」になるのです。案の定、ポテンと落ちました、ふ〜(力が抜けた溜息)。パスボールと2番のセカンドゴロで1死3塁、3番速水のセカンドゴロでホームイン、1点勝ち越されました。4番香林、今度はランナー居ません。ファウル、ストライク、ファウル、振れています。外への球を上手く右中間に打たれました。素晴らしい打者です。しかし5番ショートゴロでチェンジ。その裏ウエストは2番から、いつもは1番につなげる意味で9番に置きますが、俊不在で2番の洸、実は新4年なのにファウルで粘れる唯一の打者、しかしファウルも打たないうちに四球、これは絶好の場面、普通なら逆転の場面です。ところが蓮は力んでショートフライ、ダメダコリャ。4番T岡田将吾、バシーンと叩いた強烈な打球がセカンドのグラブを弾いてライトへ抜ける、1死1、3塁、5番大稀に命じたのは初球スクイズ、見事に決まって洸ホームインして同点、打球を処理しようとしたピッチャーのエラーで大稀も1塁に生きて更にチャンスが続きます。コスモへの初球にダブルスチール、こういう場面ではかさにかかって攻めつけるウエスト野球、イケイケドンドンです。2-2からコスモ打って、内野ゴロで良かったのに打球が上がってセンターに捕られてしまいました。2塁ランナー大稀は大きなリードからもう3塁近くまで来ていて、慌てて戻る、しかしセンターは3塁に投げました。フライですから将吾は戻ります。タッチアップするほどの大きなフライではありませんから、3塁に送球が来る前に戻りました。センターが2塁ランナーの動きを見ていたら2塁に送球するか、自分で走って2塁を踏んでも併殺でしたから助かりました。颯大に期待しましたがサードゴロでチェンジ。野球は1球、1球、考える必要があります。次に自分のところに打球が飛んできたら、ゴロだったら、ライナーだったら、フライだったら、抜かれたら、あるいは別の方向へ打球が飛んだらどう動くべきか、アウトカウントは○○だし...と様々な場面を想定し、ピッチャーが投げる瞬間に緊張する、他はリラックスする、これを1試合に多い場合は100回以上繰り返すのです。緊張と弛緩の繰り返し、血圧は当然上がったり下がったりします。心臓の悪い人には危険です。頭の悪い人はもっと危険です。イエ、チームにとってですが・・・。将棋の藤井聡太六段がなぜ凄いかというと、こういう先を読む想定を頭の中で何百通りも巡らせる能力があるところです。野球はそんなにたくさんのパターンはありませんが、ピッチャーの投球間隔の間に瞬時に考えて備えますから、実に頭を使います。だからデキル選手は頭も良い、イヤ良くなるのです。学習塾では教えてくれないことをグラウンドでやって、しかもチームワークの大切さ、思いやりが体得されて、将来大人になったときのために糧(カテ)となるものが得られるのです。
 いや〜3回まででえらく長くなりました。東の空から朝日が昇ってきました。続けましょう・・・4回表三者凡退で片付けたその裏ウエストは8番和哉から、ライトへテキサスヒット、9番大河、ストライク後の2球目ワイルドピッチで和哉進塁、ここで本田監督、サッとピッチャー交替、土屋→佐藤、その1球目に大河がバントの構え、あらかじめ予測して前進守備のショート香林ダッシュして捕球してすぐ3塁送球、ランナー悠々タッチアウト、絵に描いたような素晴らしいプレー、パワーズにしてみれば「ヤッタゼ、ベイビー!」という感じでしょう。この場面ショート香林ですから3塁前にショートに捕らせない強いバントであれば、サードは前進しませんから成功します。もしくは高校野球でよくやるセカンドへのプッシュバントであれば成功したでしょう。バントというのも打球を殺せば良いというものではなく、走者の状況と相手の守備体型を見て臨機応変にやるもの、だから野球は頭脳スポーツなのです。ランナー2塁の送りバントは、1塁手が前に出てセカンドが1塁カバーできる態勢にして、バントの構えと共にダッシュして捕って3塁送球アウトを狙います。投手も同様です。3塁手と遊撃手も連携して、どっちが捕ってどっちがベースカバーするかを決めておきます。ものすごく練習しないと3塁タッチアウトはできません。バッターにしても、バットコントロールの超上手い選手になると、前進してきた野手の頭を越す強いバントをしたりします。さて1塁に残った大河は佐藤投手のけん制でタッチアウト!ベンチへ戻ってきて助監督から何を言われたか・・・省略。1番に還って里紅、見逃し三振、チェンジ、ベンチへ戻ってきてヘッドコーチから何を言われたか・・・省略。
 5回表パワーズ先頭打者は4回裏にライト前テキサスヒット〜ワイルドピッチで無死2塁になったところでピッチャー交替したときに代わって9番ライトに入った舟山選手、ファウル3本粘って8球目、見事にセンターへライナーヒット、どうして先発しなかったのだろう?と思わせる打撃、しかも2盗、3盗、1番三澤選手も粘ってフルカウントから四球、パワーズ打線の後半の粘り、スゴイ!当然2盗して無死2、3塁、バッター2番佐藤選手、打ってイイ当たり、ライナーが投手の頭上通過、ヤラレタ〜と思ったら、センター大河突っ込んでキャッチ!ヨシ、と思いました。ところがナント!3塁送球、アレ?さっきのリプレイを見ているような...自分で2塁を踏めば併殺でした。相手のプレイから学ばなかったのネ、ふ〜。まあ、とは言え、よく捕ったという打球ですからヨシとしましょう。1死2、3塁でバッター3番、打順からして一番シュアな打者のはず、これはヤバイ、初球スクイズ!そう来たか、取っても取っても追い着かれる、緊迫の展開で一番大事なことは・・・?さすが本田監督、やることがニクイ、ところが?バッター素知らぬ振りで見逃しストライク、エッ、アレ?キャッチャー蓮が3塁ランナーを見る、突っ込んできた、眼が合った、舟山選手クルッと回ってサヨーナラ〜、蓮は追ったけれど3塁へ投げない、以前同じ場面で悪送球して失点した苦い思い出があったからか?再び1死2、3塁から2球目ボール、3球目ファウル、そして次の球打ってセンターフライ、タッチアップして舟山選手ホームイン、1点勝ち越し、2死2塁となりました。俊足三澤選手はこの日2打席2得点、4番香林主将の打席で3盗狙いタッチアウト。やっと蓮が刺しました。1点勝ち越されたウエストですが、この日は失点直後に追い着いています。しかもまたしても2番洸からの攻撃、ここしか得点できないという場面です。初球ストライクからボール3つ、ウエストはこういう場面では簡単には打ちません。ジックリ行って、相手にプレッシャをかけるイヤラシイ冨士川イズム、野球は相手に「イヤだなぁ」と思わせることが勝利の方程式です。しかもそれが一番デキル打者、監督の意思をきちんと理解しています。たまらず本田監督ピッチャー交代、ヤッパリ香林投手、マウンド復帰、こうなることは最初から分かっていました。ストライクでフルカウント、打ってセンターテキサスヒット、まだ4年生非力ですが、必死に打って出塁しました、アッパレ!蓮の初球に2盗、次の球デッドボール、思わず「よけろヨ〜」、ここで打率4割超の3番ウエスト首位打者に期待するのは打つこと、当たることではありません。しかし4番将吾はこの日2打数2安打、中畑清ならゼッコーチョー、1球目ファウル、3球続けてボール、アレ、歩かされるかな?無死1、2塁ですからそれは無いでしょうが、香林投手は分かっていますから外角突いて誘ってきます。簡単に打たれるような球は投げません。ところが5球目流し打ち、駒西小A面ですから左中間広い、3ランホームランとなって一挙逆転6-4、ランナー居なくなり打席には5番大稀、6年生がクリーンアップの3人だけのウエスト、忘れちゃダメヨとバシーンと打ってセンター右への2塁打、ただ続く三人凡退して残塁。
 6回表パワーズは4番香林主将から、ショートゴロ、大稀処理して1アウト、5番にぶつけて、6番歩かせて1死1、2塁、7番空振り三振、8番ファーストライナー、里紅ガッチリ、試合終了。この日は将吾のワンマンショーみたいでしたが、今期最もスカッと打って勝った試合でしたから、やっぱり松栄庵ですナ


ページTopへ   ■リ−グ戦G-6 4月8日(日) 10時00分〜11時31分 上野台小学校B面A-1

チーム 1 2 3 4 5 6 7
上福岡イーグルス 1 0 0 0 0 1 0 2
大井ウエスト 0 0 0 3 1 0 × 4

勝利投手:横山将吾 本塁打:横山将吾

戦況蓮がジャンケンで勝ちました!後攻を選んでニコニコして戻ってきました。上福岡イーグルス1番に対し将吾は1球目ストライク、2球目打ってサードゴロ、しかし洸が珍しくボールが手に着きません。エラースタート、ランナーが気になる将吾はボーク!2番セカンドゴロに仕留めましたがランナー3塁へ、3番石川瑞基主将は誰もが知っている良い選手、マトモに行くなよと念じます。2球ボールが続きヨシヨシ、しかし3球目、狙い済ましてライト左へ巧打、和哉が良く追い着きましたが1点先取されました。4番飯島選手打ってサードゴロ、洸捕って1塁送球、これを里紅ポロリ、すぐさま2盗して1死2、3塁、勢いあるイーグルスの攻撃、エラー二つでタジタジのウエスト、ここはゆっくり、一つずつアウトを積み重ねるしかありません。5番空振り三球三振、6番ピッチャーフライで切り抜けました。エラー2個にボークで与えたチャンス、よく1点で済んだと胸を撫で下ろしました。その裏イーグルスのピッチャーは二宮投手、コントロールが良く、こういうピッチャーが苦手のウエストは1、2番凡退、3番蓮がレフト前ライナーヒットから2盗、3盗しましたが、4番将吾がピッチャーゴロ、前日3打数3安打、うち2本がホームランで打点4と大活躍しましたが、そうそう打てるものではありません。
 2、3回は互いに投手戦、将吾はエンジンがかかってきて3回表はショートゴロ1塁悪送球のエラーはあったものの、三者三振の快投。一方の二宮投手は鍛えられたバックの好守備に支えられます。イーグルスは毎年そうですが守備が良く、ウエストと違ってエラーなど考えられません。特にショートへ打ったらお陀仏です。ナンマイダブ、ナンマイダブ...え?南無妙法蓮華経のほうが良い?知りません、そんなこと。
 4回表ヒットと四球でランナー2人出しましたが点は与えません。その裏、前日のパワーズ戦でも3回と5回に2番洸から始まる攻撃で同点に追い着き、逆転しているウエスト、新4年生の洸は追い込まれてもファウルで粘ります、応援席から「イイバッター」と声が掛かります。9球目ボールで粘り勝ち、1塁に歩きます、さあ、チャンスだ!3番蓮はレフト右へライナーで運びます、上野台小学校は抜けたらホームラン、さすがイーグルスの外野守備、中島選手が俊足飛ばして追い着きます、無死1、3塁でT岡田将吾、蓮の2盗を待って2、3塁から、さあ行け、ズッドーンと左中間大飛球、文句なし3ランホームラン、いやはやスゴイ。こうなったら残るひとりの6年生5番大稀も負けてはいられない、意地を見せてストレートの四球から2盗、5年生コスモ打ってフラフラ上がった打球、しかしセカンド捕れない、テキサスヒット、大稀は見ていて2塁そのまま、ここで4年生颯大にバントを命じました。この選手はキッチリ仕事をします。見事決まって1死2、3塁、絶好のチャンス、しかし和哉空振り三振、大河ショートフライで追加点ならず。
 5回表イーグルスは1番からの好打順、セカンドゴロ、レフト前ヒット、2盗刺殺、石川主将ファーストゴロ、結局三人で攻撃終了。ウエストは1番から、里紅2-2から1本ファウルしてボール、ボールと続いて1塁に歩きました。このようにファウルで粘れればチャンスが出てきます。洸見逃し三振、蓮セカンドゴロで2死3塁で4番将吾です。するとイーグルスベンチから指示が飛び、敬遠です。それはそうでしょう、連日のモノスゴイ打撃を見れば、ここで勝負するのは賢明ではありません。目の前で敬遠、大稀はメラメラと燃えるものがあったでしょう。前打席は溢れる闘志にピッチャーストライクが入らずストレートの四球でしたが、この打席はどうか、1球目ストライクですがここで将吾2盗して2死2、3塁、次の球が暴投となって里紅ホームイン、将吾3塁へ、結局大稀はまたしても四球から2盗して2死2、3塁が続きます。コスモ空振り三振で二者残塁。
 6回表イーグルスは4番飯島選手叩きつけて3塁前、「アッ、難しい」思わず口に出ました。ところが洸が突っ込んでボールの跳ね際キャッチ、1塁送球アウト、これはナイスプレイです。こういう思い切ったプレイはナインに勇気を与えます。しかし5番ライト左へ2塁打、6番セカンドゴロで2死3塁、7番もセカンドゴロ、イージー、ところがポロ、アレ?ポロ、拾って1塁送球間に合わず、この間に3塁ランナーホームイン、4-2となりました。8番サードゴロでチェンジ。その裏ウエスト三者凡退。
 最終7回表イーグルスは9番に代打成山選手、2-2からファーストファウルフライに倒れましたが、これは里紅良く捕った!流れを再び引き寄せる守り!1番見逃し三振で2アウト、2番ショートゴロ、1塁送球セーフ、2盗して2死2塁、打席には石川主将、なんとなく1打席目のように右中間に打たれて、本塁打で同点になるような悪い予感がしました。しかし追い込んでから1球ファウルで粘られて、2-2からの6球目、打って右へ鋭い打球、下がって守っていた里紅がガッチリ、拝み捕り、ゲームセット。緊張感を持って守っていると、こういうライナーにも反応できるのです。もし捕れなければ2ランホームランでした。結局将吾は7回完投、5安打6三振1四球で2失点、しかし自責点ゼロ、エラーが4個も出ました。よくこれで勝てたものです。イーグルスは暴投はありましたがノーエラー、ウエストを3安打、1本塁打に抑えながら5四球、コレが2点差の原因です。
 ウエストは5勝1敗で、勝ち数ではトップとなりました。しかし残る2試合は強敵、第五クラブと亀少クラブで、昨年の東入間新人戦優勝、準優勝チームです。共に失点が少ないチーム、すなわち守りがしっかりしているということです。1敗はウエスト、JFG、少年ファイターズが並んでいます。この3チームは、ウエストが少年ファイターズに負け、少年ファイターズがJFGに負け、JFGがウエストに負けていますので、三すくみです。この中ではJFGが一番の好成績です。なにしろ5戦で9失点です。その中の5点がウエストですが、枝並投手が大井亀少クラブと大井少年ファイターズを完封していますから、ウエストはたまたま不調のときに当たり、ラッキーだったと思われます。まだ3戦残していますが、このままの調子であれば1位通過の可能性大です。次いで失点が少ないのは亀少クラブと第五クラブ、6戦で12点です。ウエストを破れば共に二位確保の可能性があります。少年ファイターズは5戦で20失点です。昨年鈴木杯ジュニアの優勝チームです。まだ3戦残しており、1敗で優位とは言え、油断は許されません。ウエストは6戦で21失点です。残る2試合、バッテリーが投打にゼッコーチョーであればチャンスはありますが、なかなか厳しい戦いになるでしょう。ただ今大会は予想外のことが起きていますので、頑張りましょう。


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チーム 1 2 3 4 5 6
上福岡第五クラブ 0 0 0 0 4 0 4
大井ウエスト 0 0 0 0 0 0 0

敗戦投手:横山将吾 本塁打:無し

戦況上福岡第五クラブは投打で現在実力ナンバー1に見えます。そもそも昨年の東入間新人戦準優勝チームだし、川合ランバー旗五年生大会優勝チームですから当然です。では何故2敗?今大会は予想外というのはこの点でも明らかです。そもそも6年生三人、5年生三人、4年生を三人出さなければならないウエストが何故5勝1敗?これまでの戦況をジックリ読み直せばわかると思いますが、ウエストにとって唯一の「変な試合」は大井少年ファイターズ戦だけでした。JFGに勝ったのは打たなかったからです。変な表現ですが、四球で出た走者をバントで送り、スクイズ2連発失敗した挙句のタイムリー振り逃げで先取点、コレで動揺したピッチャーから四球、四球、死球押し出しという、これぞウエストベースボールで勝ちました。相手がこけてくれないと勝てません。相手投手が制球良くしかも余裕がある場合にはウエストベースボールができません。少年ファイターズ戦は四死球を結構頂いたのですが本塁が遠く、虎の子の1点は三振・振り逃げ・ボールデッドのウエストベースボール、ただ守りのほうが四球、エラー、バシーンとヒットの繰り返しで大量失点でした。
 さてこの第五クラブ戦は完敗でした。山根投手に2安打に抑えられ、タイムリー2点三塁打を打たれ、投打にワンマンショーをやられました。4回までは将吾と山根投手の投げ合いで、第五クラブは毎回ランナーは出ますが三塁や本塁でタッチアウトの塁上死が続きました。一方のウエストも毎回ランナーは出しますが本塁が遠く残塁、残塁、2回裏のコスモの小フライを思い切り前進、突っ込んでダイレクトキャッチしたファースト斉木キャプテンの見事な守備などがピッチャーを盛り立てました。5回表に先頭打者7番のショートゴロを1塁悪送球で出したとき、「イカン、これで負ける」と思いました。0−0の息詰まった試合では、無死で四球やエラーがあったときが破綻の始まりなのです。ヒットなら仕方無いのですが、四球やエラーは守っている選手たちの士気を落とすからです。野球は流れですが、これは選手たちの気持ちの発露です。次打者は空振り三振に仕留めましたが、9番打者のとき暴投で二進、ピッチャーゴロを捕って三塁送球、これは当然です。大量リードならアウトを積み重ねるため一塁送球も有り得ますが、1点を争う緊迫の展開ではまず前走者を殺しにかかります。ところがサードが捕球をミスしてセーフ、これは野選ではありません。サードのエラーです。タイミング的には楽々アウトでした。1番に還って打者山根、3球目を上手く流し打ち、サードの頭を越えてレフト線に落ちる、レフトの洸が必死に追いますが抜かれて三塁打、2点先行されました。2番投前に転がします、ピッチャー捕って1塁送球、これを見てサードランナー山根スタート、1塁アウトですが本塁生還、3点目。今年は同じことを毎回繰り返していますが、まず三塁を見て、送球する動作をして、ランナーに帰塁するモーションを起こさせてから、クルッと回って一塁送球というのが投手の基本動作です。これでも悠々一塁アウトを取れます。三塁ランナーの重心が三塁方向へ移れば、一塁送球を見て本塁突入しても、通常1→3→2で併殺が取れるのです。余程足に自信のあるランナーでも自重するのが普通です。それをランナーを見もしないでファーストへ投げたら、「どうぞ本塁へおいでませ」と言っているようなものです。上手い投手の場合は、三塁ランナーを見ないで、一塁送球する動作をして、クルッと回って三塁送球してランナーを殺すこともあります。こういうプレーはいかに投手を含めた野手が余裕を持ってプレーしているかを示します。野球は相手に「イヤだなぁ」と思わせるプレーをすることで勝利をもぎとるイヤラシイスポーツです。清く正しく美しくなんて言っていたら殺されます。騙し合い、化かし合いのスポーツですから頭を使います。言葉悪いですがバカでは勝てません。しかもこれを他の選手と連携してやるのですから、時には集団詐欺のようなことも起きます。相手は「騙されないゾ〜」と気合を入れるのです。小学生の純真なうちからこれを特訓していると、打たれ強い、騙されにくい大人に成長します。2死ランナー無し、3番笹尾選手、キャッチャーですが素晴らしい選手です。ライト線にヒット、2盗、更に3盗、蓮が三塁に投げる球が高く、レフトへ抜ける悪送球で4点目、こんなことをやっていたら勝てません。4番相場選手、四球から2盗、5番サードフライでやっとチェンジ。結局山根投手に7三振を奪われましたが、それよりも毎回先頭打者が打ち取られたことが完封負けの原因です。5、6回は三者凡退で締められて、まさしくお手上げ、参りました。ウエストはコントロールの良い投手に弱いのですが、蓮の死球だけで、無四球に抑えられました。颯大が4年生とは思えない左中間ヒット、里紅が流してサードの頭越え、レフト前ポテンの2安打だけでした。


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チーム 1 2 3 4 5
大井亀少クラブ 3 0 5 2 6 16
大井ウエスト 0 0 0 2 0 2

敗戦投手:横山将吾 本塁打:堀内睦彬2本、羽渕歩孝、多田健翔、八木晴大

戦況気持ちよく負けました。真夏のような空に、5本の花火がドカンドカンと打ち上がりました。今期最多の16失点ですが、将吾の自責点は7というとんでもない結果、エラー7個も今期最多、これではこういう大量失点になるのは仕方ありません。内野レギュラー二人を骨折で欠くウエストは、6年生10人の大井亀少クラブに勝てと言われても到底無理という戦力です。5年生と4年生ながら優秀なこの二人が居ればなんとか体裁は整いますが、外野から二人コンバートしたことで、外野へ飛んだら眼を瞑るしかないという状態で迎えた試合でした。そんな中、最初深く守っていた外野を監督指示で前へ寄せましたが、それをあざ笑うかのように大きな打球がポーン、ポーンと頭を越えていきました。大きな当たりを打たれるのはバッテリーの責任だ、頭を越されたらバッターが良かったからだ、それより本塁生還を許さないようにという考えからですが、それにしても打撃投手のようによく打たれました。ふじみ野クラブの背番号1、大丈夫でしょうか?(注:ふじみ野クラブはバックが良いので、打たれても守ってくれるので、むしろ打たせたほうが良いと思われます)
 1回表なんでもないショートゴロをアウトに出来ないところから始まって、例年のウエストならレフトフライ、センターフライだったのがタイムリーヒット、2ランホームランになっていきなり3点取られました。2回表のなんでもないライトフライエラーは、後続下位で失点にはなりませんでしたが、外野は本当に不安でいっぱいという感じでした。では内野はどうか?心配なかったのはサードだけ、本来レフトの4年生颯大を3塁へ持ってきて、ここだけは大丈夫、速い打球が飛んでくるポジションなので、反射神経が必要なのですがなにしろ落ち着いているところが良いのです。ピッチャーはゴロ捕って1塁へ高投〜ボールデッド、打者走者を二塁へ送り、ファーストはサードからの送球をポロリ、セカンドはフライをポロリ、ショートは・・・やめましょう。ちなみにキャッチャーも二死1、2塁からの重盗で3塁送球が高くレフトへ抜けましたが、3塁を回った走者をレフトからの返球で本塁タッチアウトして事無きを得るというプレーもありました。完璧なホームランは3回表先頭打者の2番羽渕選手の左中間、ライナーで越える当たりと、4回表の5番八木(晴)選手の右中間をライナーで越える2ランでした。実は3回表にも八木(晴)選手はいい当たりを放ったのですが、セカンドライナーに倒れていました。次の打席はより高く打ったのでホームランになったのです。4番堀内選手は4打席すべて出塁、うち2ホームランです。第2打席はショートの横をゴロで抜けましたが、初動が遅かった、ここを抜けたら左中間真っ二つ、足が速い外野でも追い着けません、それに実はレフト、センターは・・・やめましょう。亀少クラブは8、9番以外は得点しました。1番星野選手1得点、2番羽渕選手3得点、3番引間選手3得点、4番堀内選手4打席4得点、5番八木(晴)選手2得点、6番多田選手2得点、7番田尻選手1得点です。では将吾のピッチングはどうだったか、12安打うち5本が本塁打、4四球1死球、エラー出塁6、計23人出塁させていますので16点はさもありなんというところです。奪三振は6、これは将吾にしては多いですね。打たせてとっているほうが調子が良いのですが、この試合のバックでは打たせてもアウトにならないので、三振を取りに行く、すると力が入って打たれるというパターンで、気の毒ではありました。しかも1塁けん制とともに2塁へ走り、盗塁を図ったケースが4回あり、1→3→6タッチアウトは1回だけでした。これはピッチャーの所作、ファーストの肩を見てベンチが指示したと思われます。過去ウエストでも左ピッチャーのとき、同じようにして行け行けドンドンで走りまくったことがありました。こうなると、1塁けん制=盗塁になりますから、投げないほうが良いことになります。2塁盗塁は余程バッテリーの呼吸が合っていてしかもクイックで投げるような機敏さがなければいくら捕手が強肩でも少年野球では塁間が短いのでアウトにできません。しかし1塁けん制=盗塁では馬鹿にされてるようなもので口惜しいものがあります。盗塁させないためには1塁けん制でランナーのリードを小さくしておく必要があります。けん制の上手い右投手の場合は、相手の顔が見えませんが、左投手の場合は走者と相対していますから、右投手より一歩大きくリードできますから盗塁成功確率は高くなります。ただし、けん制の上手い左投手は、本塁投球のような構えからピュッと速い球を投げてくるので走者が引っ掛かりますが、将吾のようなモーションならば投げたらGOで行けるわけです。それをすぐ見抜いた亀少クラブベンチはさすがです。将吾は今後修正しないとヤバイですね。
左投手のけん制は、
 @セットポジションに入る
 A投球と同様に足を上げる
 B投球するかのように本塁方向に顔を向けてランナーを誘い出す
 C1塁方向に右足を踏み出す
 D送球する
という一連の動作です。重要なポイントは@〜Bまでの足の上げ方、顔の本塁への向け方などの動作を投球する時と可能な限り同じ動作にすることです。こうすることで、走者は投球すると思って第二リードを取ってしまい、逆をつかれます。アウトにするためにはC〜Dが素早くなければなりません。実は左投手は走者と相対しているので、一塁へ投げるためには腕を一度後ろへ引かなければならない分、素早いモーションが難しいのです。これが速ければ、たとえ2塁へ走られても、1→3→6でタッチアウトできます。もちろん投手も素早くなければなりませんが、1塁手も遊撃手も素早く、しかも正確なプレーをしなければアウトは取れません。なお投手の右足が2塁方向に上がってプレートを超えて牽制すると投球動作の中止と見なされ、ボークとなります。また、偽投もボークとなるので、けん制の構えに入ったら必ず1塁に送球しなければなりません。将吾の場合は@〜BはOKですが、C〜Dが問題なわけです。ただし練習すればこれは良くなります。ランナーがいないと良いピッチングなのに、出塁されると急に乱調するピッチャーがいますね。ランナーが出ても飄々として、攻撃側を焦らすくらいの余裕を出せるのが良いピッチャーです。元阪神の赤星が「一番盗塁しづらいピッチャーはけん制してこないピッチャーだ」と言ったのが記憶に残っています。間合いや、あごの動きなどでけん制され、タイミングが取れないと言うのです。けん制してくれればタイミングがつかめるそうです。アマチュア野球では「けん制というのはすればするほど走られる」と良く言われます。なぜなら、けん制するほどにバッターに向かって投げるしか選択肢がなくなってくるからです。あまりしつこくけん制すると遅延行為とみなされる場合もあります。だから良いランナーには「けん制させろ」とベンチから声がかかります。
ところで4回2点、5回6点の失点はすべて自責点にはなりません。何故でしょう?4回は二死から4番堀内選手のサードゴロ、1塁送球をポロリ、颯大の送球は悪くなかったのでファーストのエラーで、本来ここで3アウトですから以降は何点入ろうがピッチャーの責任にはなりません。5回も二死から1番星野選手のセカンドフライをポロリ、コレも同様です。エラーがいかに怖いかの典型です。
 亀少クラブの先発は背番号1安藤理紗子投手、緩い球に翻弄されました。特にウエスト得点源の3、4番がいいようにあしらわれました。1塁けん制は速い球が来るので、わざと緩い球を投げているのかと思ったら、実はこういうタイプなのだそうです。緩い球を引き付けて打っても、芯に当たらなければヒットにならないんだよと教えてもらったようなピッチングでした。速い球なら1、2の3でバシッと打てますが、ドロ〜ンと落ちてくる緩い球というのは意外にてこずるものです。4回裏の2得点は1死から連続四球の後セカンドテキサスヒットとワイルドピッチの2点です。四球がいかに怖いかの典型です。なお二死2、3塁で、ウエスト1番里紅が上手く流し打って、「ヤッタ!」と思ったら、三塁線の打球に飛びついて捕った堀内選手が体を反転させて1塁へ矢のような送球でアウト、サードの見せ場という素晴らしいプレーでチャンスの芽を摘まれました。5回裏は八木(晴)選手が捕手から投手に回り、2、3、4番がショートゴロ、セカンドフライ、ライトフライでピシャリと締められました。どうして背番号11なんだろう?と思ったら、ピッチャーだからだそうです。なるほどこのピッチングを見せられたら納得しました。
このように書いてくると良いところが無かったように思えますが、一つ挙げれば4年生颯大の守備と打席です。守備は上で触れましたが、打席では二打席とも1塁に大稀が居て、初球ワイルドピッチ、そしてストレートの四球です。これはピッチャーにプレッシャを与えているからです。打席で大きく構えられると、投手には「打たれそう」と心理的圧迫になるのです。やたらにバットをクネクネ動かしていたり、足を上げたり、足を引いたりするバッターはそんなに怖くありません。颯大の打席の構えは堂々として、往年の落合とか山崎を彷彿とさせます(ウエストにも落合と山崎はいるけどね)。これは他の選手も見習うべきですね。投手心理同様、ベンチから見ていても「これは打ちそう」と思えます。余裕があるからこういう構えができるのでしょう。送りバントも成功させるし、三塁の守りもシッカリしている、将来が楽しみです。



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