井ウエスト試合結果  

ジュニアの部

 


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第27回埼玉南部ジュニア大会(4年生)  組合せと結果は→埼玉南部少年野球連盟のホームページへ

【代表者会議・抽選会】 5月9日(日) 朝霞市産業文化センター 17時半受付、18時開会
【開会式】5月16日(日) 8時受付、9時開式 青葉台少年野球場

[1回戦]5月16日(日) 堀の内少年野球場 13:37〜 

チーム 1 2 3
大井ウエスト 3 3 6 12
三芳ドリームズ 2 0 0 2

勝利投手:杉浦辰哉

戦況ウエスト低学年は強い。と言っても前日の練習試合で上福岡ジュピターズに負けているから、上には上がいる、気を引き締めて行かなければならない。この日のウエストは、低学年とは思えないテクニックで3回コールド勝ち。先攻でいきなり吉田健太郎がセンター前に落とすヒット、2盗、3盗、あまりの韋駄天振りにキャッチャーも投げるのを諦める(本当は捕手が刺そうとする意思が無い場合は記録上盗塁にならないのだが、まあ少年野球だからカウントしている)。内藤三振で1死から杉浦がライト左へ2塁打して1点、矢野颯人がサードへ打ち、足が上回って内野安打となり、すぐ盗塁して1死2、3塁から小河原1ボール後の2球目をスクイズ、見事に決まって杉浦に続き、矢野颯人もホームインする2ランスクイズとなった、アッパレ! 1回裏杉浦投手は足の速い先頭打者をショートゴロ、内藤→小野で1アウト、ヨシヨシ、堅い守備。しかし2番打者に四球、走られて、3番打者には死球からダブルスチールを決められ、1死2、3塁のピンチ、4番はショートゴロで2死を取ったが、この間に1点、5番は左打者だが3塁線へゴロ、これを弾いて、拾い直したがサードランナーはホームイン、2点目、さらにこの走者が、2盗、3盗、ドリームズもなかなか積極的な攻撃をしてくる。しかし6番打者を見逃し三振に切って取り、追いつかれずに済んだ。ドリームズの投手は3年生、杉浦の球がやけに速く感じる。2回表にも川井田が四球で出て2盗、柿沼の当たりは内野安打となって、2盗し無死2、3塁とまたまたビッグチャンス、矢野壮真は三振したが、吉田が転がして1塁に走る、速い、速い、楽々セーフで、この間に1点、吉田盗塁して1死2、3塁から内藤が1ストライク後の2球目をキッチリスクイズを決めて柿沼、吉田が帰る2ラン、いやはや見事!また3点取った。2回裏7番打者を四球で出し、盗塁されたが、杉浦→内藤の牽制で2塁上タッチアウト!8、9番はセカンドフライ、三振で結局3人で打ち取った。3回表矢野颯人がレフトへクリーンヒットして盗塁、小河原の当たりは上がってしまったが、セカンドとライトの間にポトリ、これを見て矢野颯人は一挙3塁を蹴ってホームイン、小河原は2盗後、連続パスボールでホームイン、川井田が右中間にライナーのヒット〜柿沼の初球に盗塁、さらに2球目3盗、やりたい放題。柿沼の当たりは投ゴロ、1塁送球がそれ(エラー)、ボールデッド、川井田ホームイン、柿沼も2塁へ、矢野壮真の当たりはセカンドゴロ、しかしこれまた1塁への送球が悪くエラー、吉田の初球に壮真は2盗、吉田は打ち上げたが内野の間にポトリと落ちた、捕られるかもしれないと見ていた柿沼が本塁をうかがう素振りを見せ、戻ろうとしたら、壮真が3塁へ走ってきた、追い出された形の柿沼、ベンチからは「サードへ帰れ!」と大きな声、壮真も2塁のほうへ戻ろうとする、送球の間に柿沼は本塁を陥れた、これは盗塁だ。結局吉田も2塁へ進んでまた2、3塁、ここで内藤の当たりは内野安打となって、この間に壮真、俊足を飛ばして吉田がホームイン、杉浦は三振したが、打者一巡でまたもや4番矢野颯人、先程の当たりを見ているドリームズ結城監督はもはやこれまでと投手交代、キャプテン貞松がマウンドに上がり、矢野はセンターフライでチェンジ、しかし大量6点を奪うビッグイニングとなった。3回裏10点差だから、この回を無得点に抑えればコールド勝ちだ。しかし足の速い1番打者にぶつけてしまい、2盗、暴投で3塁に進まれ、これはコールドは無いなと覚悟した。2番打者はサードゴロ、川井田捕ってサードランナー見て、1塁送球、これを見てサードランナー本塁へ、1塁アウト、小野はすぐ本塁送球、良い球が還って来た、塁間短い、しかも俊足ランナーなのに小河原が余裕でタッチアウトした。見事な守備、川井田も良かった、小野も良かった、もちろん杉浦投手も良ければ小河原捕手も良かった、とても低学年とは思えない! しかし3番打者にはセンターオーバーの2塁打を打たれ、3盗されて、やっぱりコールドはムリか?と思った。4番打者の当たりは1塁方向へ小野が弾いたが、回り込んだ吉田がつかんで、さあ、打者走者との競争だ、吉田1塁ベースを踏む、走者も1塁ベースを踏む、どうだ? 1塁塁審は高々と、「アウト!」と右手を上げた。コールド勝ち。「いや〜強いねぇ」と本部席の声。
それにしても吉田が3-3で4盗塁、3得点、矢野颯人2-2、2得点、川井田と柿沼も2得点、内藤と小河原が2ランスクイズを決め、川井田3盗塁、内藤、颯人、柿沼、壮真が2盗塁、杉浦と小河原が1盗塁で合計17盗塁と走りまくり、内藤4打点、川井田3打点、ナント!残塁がたった1個、こんな試合は珍しい。杉浦はこれで2戦2勝。


[2回戦]5月29日(土) 堀の内少年野球場 14時49分〜

チーム 1 2 3 4 5 6
大井ウエスト 0 2 0 0 0 1 3
北原ウィングス 0 0 1 0 0 0 1

勝利投手:杉浦辰哉

戦況ウエストは立ち上がり三者凡退、エースで4番打者の中村主将はコントロールが良く、太った体から投げ下ろす球は重い。対照的にウエスト杉浦投手はスリムな身体の速球派、こちらも三者凡退に仕留めて互角の立ち上がり。ウエストは2回先頭打者4番颯人がショートゴロ、送球はショートバウンドで1塁手が弾いて生きた。小河原の初球に2盗、悠々セーフ。小河原は大きなレフトフライで1死、小野の初球に颯人3盗、スクイズはファウル、次の球がデッドボール、川井田の初球に小野2盗、1死2、3塁から、小野は2、3塁間に大きなリード、内野は前進守備、センターがスルスルと2塁へ、「牽制したら来い!」とベンチは颯人へ声かける、小野はセンターの動きを見ながら少しリードを縮める、2塁牽制が来た〜〜〜!タイミングはアウトだったがポロリ落球、もちろん颯人はホームイン。川井田の2球目に小野は3盗、川井田の当たりはコロコロと1塁手前へ、小野は本塁に突っ込む、間に合わないと見て、1塁送球しようとしたが、1塁ベース上には誰もいない、さらに川井田は2塁に走る、2塁に投げようとしたが2塁にも誰もいない、見事な走塁だった。2点とってなおも1死2塁、柿沼は監督のサインが分からなくてタイムをとってベンチへ、結局バントで川井田を3塁に送り、投手にプレッシャをかける、しかし壮真は見逃し三振。2回裏、4番中村はボテボテセカンドゴロ、突っ込んだ吉田、捕って1塁送球、素晴らしいプレーだったが送球がライト側へ少し逸れて、小野が捕ったとき少し足が離れてセーフ。5番打者に四球で無死1、2塁、捕邪飛を小河原ガッチリ捕って1死、次打者はショートゴロ、1塁送球して2死2、3塁、8番打者を空振り三振にとって切り抜けた。3回表ウエストはまた1番から、しかしたった6球で3人ともピッチャーゴロ。淡白な攻撃をしていると流れが相手に行ってしまうもの、まずい。と思っていたらヤッパリ、9番打者だからまず先頭打者を打ち取って行こう、と言っていたのにストレートの四球、なかなか走らないランナー、4球目に2盗、「あのランナーはいいから打者を取れ」と監督が声をかける、ところがこの1番打者も2-3から四球、1バウンドになってこの間にランナー3塁へ、2番打者の2球目に2盗で無死2、3塁のピンチ、この打者内野ゴロで1点返され、なおも1死3塁のピンチが続く、しかし奮起した杉浦投手は3、4番を連続見逃し三振に切ってとり、追いつかれずに済んだが、この回だけで27球を要した。4回表ウエストはクリーンアップがセカンドフライ、ファーストゴロ、セカンドフライでまたしてもたった6球でチェンジ、まずいぞ、まずいぞ。守る時間が長くて、攻めの時間はアッという間、これでは流れが相手に行ってしまう。またしてもヤッパリ、先頭の5番打者を四球で出し、ここからナント!守備の上手い内藤が2連続エラーで無死満塁、絶体絶命のピンチとはこういう場面、平山監督タイムをかけてドンマイドンマイと選手を励ます、杉浦は8番打者を3球三振、9番打者はショートゴロ、本塁送球、良くない送球だったが小河原良く捕って封殺、1番に還り2-3になった、2死満塁のフルカウントだから投球とともにランナーはスタート、四死球なら押し出し、ヒットなら逆転される、しかし空振り三振で絶体絶命のピンチを撥ね退けた。この回も23球の苦心のピッチング、だがヨシ!これでまた流れを引き戻せる。5回表1死から柿沼が強烈に1、2塁間を抜くヒット、ライトが後逸して柿沼2塁へ、ヨシヨシ、しかし9番、1番が連続見逃し三振で柿沼残塁、なかなか手強い投手だ。5回裏ピンチを脱した杉浦は本来の調子が戻った。2、3番を連続空振り三振、4番はショートゴロ、流れが戻ると守備も本来に戻る、内藤が難なくさばいて三者凡退。6回表最終回ウエストの攻撃、1死から杉浦がこの試合初の四球を選び出塁した。俊足を飛ばして盗塁、颯人は0ボール2ストライクと追い込まれた。ここで平山監督が見せた。颯人に3バントを命じたのだ。投手が捕って1塁送球、そのときにはもう杉浦迷わず3塁を蹴っていた。1塁はアウトになったが、本塁送球間に合わず杉浦ホームイン、良いランナーがいるから迷わず打った手であろう。ピンチの連続を凌ぎ、二回しかなかったチャンスにしっかり得点するというウエスト伝統の試合運び、これを低学年がやってのけるのだから、たいしたものだ。相手から見ればダメを押された形、最終回1点差と2点差では、攻撃側の気持ちが違う。6回裏の攻撃は5番良い当たりのライナーが吉田のグローブにスッポリ。6番打者にはぶつけてしまったが、ピッチャーゴロで2アウト、代打は見逃し三振でゲームセット。平山監督の采配は凄いなと、応援に来たコーチたちも感心しきり、しかしサインに従って動ける、鍛えられた選手たちがたいしたものだ。
 相手投手は6回69球2安打1四球1死球5奪三振の素晴らしい出来、対する杉浦投手は6回105球無安打4四球1死球9奪三振、そう、ノーヒットノーラン達成である。


[3回戦]5月30日(日) 堀の内少年野球場 8時57分〜

チーム 1 2 3 4
あさかスリースターズ 0 0 1 0 1
大井ウエスト 3 3 2 × 8

勝利投手:杉浦辰哉

戦況ウエストはBEST8で準々決勝進出。杉浦投手いきなり3者連続三振を奪い、攻撃では相手投手の乱調につけこんで、塁に出ては21盗塁と走りまくり4回コールドの快勝。昨日耐えに耐えて勝った杉浦投手は、昨日の後半の投球が継続、3回に2死をとってから9番打者に四球を与え、1番打者にレフトオーバーの2塁打を打たれて1点失ったが、危なげない4回59球のナイスピッチング。2回に先頭の4番打者に左中間を大きな当たりで破られたが、矢野颯人が捕って吉田に返球、てっきり2塁打と思った打者走者が2塁に向かったものの、「おっと、これはいかん」と慌てて1塁に引き返した、しかし吉田との競走では勝てるわけが無い、追い着かれて背中にタッチされ、餌食となった。こういうバックの好守に助けられて、ますますノリノリ。1回裏2アウトから小河原が2点タイムリーの3塁打、更に小野がセンターオーバーのタイムリーでいきなり3点奪ってチームが乗った。3回には柿沼がタイムリーで川井田を還した。投手が良くて守りが堅いウエスト、畳み掛ける攻撃もさることながら、耐えに耐えられる鉄壁の守備陣は、相手には、「何故?どうして?」 点を取れなければ苛立ちが増すだろう。点を取ったことよりも失点が少ないウエストの守備が3試合続いていることは今大会のウエストの強さを示している。野球は相手より失点が少なければ勝てる。簡単なようでいて一番難しいこと、それができているのが心強い。


[準々決勝]6月13日(日) 大井小学校 15時15分〜

チーム 1 2 3 4 5
大井少年ファイターズ 4 1 0 0 1 6
大井ウエスト 0 0 5 4 2X 11

勝利投手:杉浦辰哉

戦況澤藤は盛岡だったため、阿部由美子さんにスコアラーをお願いしました。以下、阿部さんからのコメントを紹介します。
 ウエストは1回表いきなり4安打1エラーで4点を先制され、一方攻撃ではその裏、無死2、3塁で、杉浦の痛烈なライナーがピッチャー好捕で2塁ランナー飛び出し併殺、4番颯人ピッチャーフライで結局無得点。2回表に四球から1点追加され、その裏にもチャンスがありましたが潰れ、どうなることかと思いましたが、3回表、4、5、6番打者を三者凡退で抑えてから乗り、そこからは行け行け。3回裏1死から吉田四球で出る。この選手への四球は3塁打と同じ、盗塁して、内藤バントで送る、投手が1塁への送球が乱れた間に吉田ホームイン。内藤2盗し、杉浦ショート内野安打、颯人四球で満塁、ここで5番小河原センターへ2点タイムリー、たまらず投手交代、小野がスクイズして颯人ホームイン、1→3→2のボールをキャッチャーがエラーして小河原も2塁からホームインして一挙に同点に追い着きました。打者一巡の猛攻でした。4回裏9番矢野壮真がレフト線へ2塁打、どうしたことか3盗、勘違いでしたが結果オーライ、吉田がセンターへヒットしてついに逆転、内藤も内野安打で続き、杉浦が2ランスクイズを決め、颯人もレフト前ヒット、小河原セフティの構え、しかしバットに当たり、内野安打となりました。小野死球、川井田への初球暴投でこの回も4点を挙げました。5回表4番打者にレフトオーバーホームランを打たれましたが、点差があるから問題なし。5回裏ウエストの攻撃、壮真が四球、吉田のバントが内野安打、内藤のスクイズも内野安打となり、壮真ホームイン、内藤が1、2塁間に挟まれ、この間に吉田がホームイン、杉浦サードゴロで2死となりましたが、颯人の打席中に時間切れ、見事な逆転勝ちでした。平山監督の采配は素晴らしく、ベンチも、観客も一丸となった本当にいい試合でした


南部ジュニア大会では、ウエスト始まって以来初のメダル確定です。3回戦まで2点以内の失点で、守りのウエストの本領を発揮してきましたが、さすがに練習試合で6点取られている大井少年ファイターズは得点力がありました。しかし練習試合で大井少年ファイターズはじめ、大井ブルーウィングス、鶴ヶ岡少年野球クラブに圧勝しているウエストの攻撃力は半端ではありません。準決勝は大井亀少クラブにサドンデス勝利後、ジュピターズを破った富士見コンドルスとの対戦、何度も練習試合をやろうと持ちかけられながら、お互いの都合が合わず、実現しないまま準決勝での対戦となりました。

[準決勝]6月20日(日) 朝霞第八小学校 15時15分〜

チーム 1 2 3 4 5 6
富士見コンドルス 1 0 0 0 1 0 2
大井ウエスト 1 2 1 0 0 × 4

勝利投手:杉浦辰哉

戦況初回先攻コンドルスの2番打者センター前ヒット、強い当たりだったのでセンターゴロを狙って颯人が投げたが、ファースト捕れずボールデッドで2塁へ、3番打者が右中間を破るエンタイトル2ベースで1点先制されたが、エース杉浦3アウトをすべて三振で獲る力投。その裏吉田がセンターへヒットして2盗から2塁牽制で飛び出してそのまま3盗、速い、速い。杉浦が0-1からスクイズ、投手捕って捕手に送球したが吉田の足では間に合わず野選となって1点、すかさず追い着いた。杉浦はそのまま2塁を狙い、セーフ、見事な走塁、4番颯人ガツンと一発行くか?しかし4番でも走者の足、打者の巧さ、相手の守備、確率を考えて平山監督3バントを命じたがファウルで2死、これは残念、杉浦はこの後3盗を狙いタッチアウトで同点止まり。2回表6番1塁ベンチ前にファウルフライ、守備の上手い杉浦投手、ダッシュ良く好捕して1死、7番に三遊間に打たれ、内藤回り込んで遠投するもヒットとなり、2盗され、8番バントで3塁に送られたが9番打者を三振に仕留め0点。その裏小河原四球で出て、小野がキッチリバントで送り、すぐさま3盗、さすが小河原の足!ここで登場したのが川井田、転がせば足が生きる、ファウルで粘って7球目、見事に投前に転がし、1塁送球、足が速い、1塁手がポロリ、小河原ホームインして逆転。柿沼の打席で2球で川井田3塁到達、足があるというのは素晴らしい、無ければ幽霊だ。柿沼はチャンスに強い、ガツンとライナーでレフトへ運び川井田ホームイン、壮真がバントで送る、なんというイヤラシサ、平山野球、転がせば捕球〜送球の2チャンス、相手からしたらイヤな人。打者1番に還り吉田健太郎、その足たるや夢の超特急、転がしたら大抵ヒットになる、セフティ敢行したが投手の真正面で打球も死なず、丸山投手落ち着いて1塁送球間一髪アウト、これはまとも過ぎた。3回表1番からの攻撃、セカンドゴロ、セカンドフライ、と吉田が処理し、打たせれば守ってくれるウエスト野球、先程右中間に2塁打されている3番打者、ライトをセンター寄り深く、センターを右へ寄せて矢野兄弟で右中間を狭め、2球目ガツーンと打たれたが、これは颯人の守備範囲、6年に混じっても押しのけて出場するぐらいだから問題無し。3回裏2番内藤ライトへ強烈に打ったがライトゴロで1死、杉浦が四球で出た。俊足だが投手だからここは走らせない。打者は4番の颯人、一発に期待、しかし0-1から打ち上げてセカンドフライで2死、力が入ってしまった。続く打者はパワーの小河原、強烈なファウルを3本の後の6球目、投前に転がして投手の1塁悪送球を誘い、2死ながら2、3塁、小野の打席1-1からワイルドピッチ、狙っていた杉浦が3塁から猛然とダッシュしてホームイン、小野が四球を選んだその時、小河原第2リード大きく、慌てて3塁に戻ろうとしたが、捕手が送球してタッチアウト!自らの足に溺れた?行け行けのチャンス、小野の足なら2死2、3塁になって次は川井田、柿沼と続くビッグイニング、になるはずだっただけに残念。4回表2死から6番打者に四球を与えたが見逃し三振で杉浦投手絶好調。その裏ウエストは前の回でチャンスに打席に入るはずが入らせてもらえなかった川井田から、バチーンと打ってライトオーバー、エンタイトル2ベース、初球3盗、迷い無し、前に塁があったらとにかく進む、その名もルイ!しかしここから2者連続三振、1番に還って吉田、これはなんとかしてくれるだろう、しかしショートゴロでチェンジ。絶好の追加点のチャンスを2回連続で逃したことで流れはコンドルスに行った感じ。「これはイカン、この回は8番打者から、締めるぞ!」と平山監督、しかし忠平監督流れを感じてすかさず手を打って来た。代打松岡(颯)、流石にここぞと送り出して来ただけのことはある、打ち気だがボールは振らない、好打者の典型だ。ファウル、ボール、ファウル、ボール、ファウル、ボール、ファウル、ファウルと続いて、9球目ボール、根負けした。すかさず代走石野、これまた代走だけのことはある、2球で3塁へ行ってしまった。そして9番スクイズ決めて4-2。5回裏杉浦1死からレフト前にきれいにヒットして、颯人の初球パスボールで2塁へ進み、4球目1-2から颯人がバント、これは送りではなくウエスト得意の2ラン狙い、しかしコンドルス守備陣も落ち着いていた、打者走者のアウトは取らずに1→3→2杉浦タッチアウト!1塁に残った颯人は初球盗塁、小河原四球を選んで2アウトながら1、2塁、しかし小野サードゴロでこの回も得点ならず、どうも歯車が回らない、流れは完全に相手に行った感じ。最終回、相手は4番松岡(亮)から、踏ん張れ、エース杉浦、ここは君に頑張ってもらうしかない。しかし力んだか、ぶつけてしまい、2盗の後5番打者平山が内野安打して2盗、無死2、3塁、同点のランナーを出してしまった。「野球は流れ」である。拙守もしくは拙攻で相手に勢いを与えた場合、取り戻すには好守が一番、6番打者1-0からスクイズ、まず1点、さらに同点を狙う作戦、しかし杉浦の投じた球は低い球、打者は当てられない、小河原捕球してサードランナーを3塁へ追い込む、2塁ランナーは3塁へ来ている、3-本間のランダウンプレー、平山監督は徹底してこの守備を鍛えている、ボールが、3-本間を行き来するがウエスト選手はミスが無い、ランナーを3塁に追い詰めてタッチアウト、慌てて2塁へ戻る走者を再び2-3塁間で追い詰めてタッチアウト、一挙に2アウトを獲ってしまった。見事なり、結局次の球空振り三振でゲームセット、6回7三振の杉浦の力投、守りに守るウエスト野球の真髄を発揮して、決勝戦進出。伝統的に上手い野球をする大井ブルーウィングスとの対決となった。

さあ、決勝進出です。朝霞第八小学校に到着したら、新倉フェニックスと大井ブルーウィングスの準決勝はいきなり4点先制したフェニックスをブルーウィングスが4回裏同点に追い着き、更に5回裏1点勝ち越したが、フェニックスも6回表に同点に追い着きサドンデス、みんなで大井ブルーウィングスを応援、2点取られた場面で2死3塁、サードゴロでヨシ!と思ったら、本塁に向かうランナーにつられて本塁送球、捕手がタッチしたがランナーの足が先に入って3点目、1塁送球すれば良いものをと投手口惜しい、しかし気を取り直して三振を奪った。サドンで3点はきつい、しかしブルーウィングスは見事な2連打でノーアウトのままサヨナラ勝ち。決勝戦はふじみ野市対決となりました。勝利の美酒を飲みたいね、松栄庵で(^_^)

[決勝]6月27日(日) 青葉台球場 13時30分〜

チーム 1 2 3 4 5
大井ブルーウィングス 11 0 0 0 2 13
大井ウエスト 4 1 1 3 2 11

敗戦投手:杉浦辰哉

戦況大井ブルーウィングスとウエストは似たカラーのチーム、信頼できるエースが居て、守備が良く、出塁すれば足を活かし、バントやスクイズでソツなく点を取るチームで、相手から見るといやらしいチームである。この試合も守りが勝負と見て後攻を選んだ。ここまで6試合、すべて完投で、破壊力の有る大井少年ファイターズには6点取られたが、これを含めても防御率2.48の杉浦だから、大井ブルーウィングスには練習試合で14-1で勝っているし、4割打者がズラリと並ぶウエストの攻撃力なら、まず負けることはあるまい、と信じて臨んだ試合だった。試合前分析は、守備力はウエストが上回る、1番を出さず、2番打者から5番打者までの4人を注意すれば、あとはダイジョウブ、だった。ところが、である。1回表、信じられないことが起きた。なんと、1番から7番までがすべて得点、8番でやっとインフィールドフライで1アウトを取ったが、9番がまた得点、打者一巡、1番に還りショートフライで2死、もう終わりだろう?なんのなんの、2、3、4番がまた得点、7番サードフライで5、6番残塁、打者16人計11点、というシンジラレナイ初回だった。結局アウトは内野フライでしか取れず、5安打1本塁打、4四球、4つのエラーに振り逃げ、パスボール2、メロメロ。完全に浮き足立った理由は、バッテリーの焦りだった。投手は馴れない盛り上がったマウンドのため、球が上ずったということはあるが、バックに足を引っ張られて、責められない投球だった。キャプテンの捕手が、いつもの冷静さを欠いていたことが、チーム全体に伝染した形だ。やはり決勝戦の重圧か? それでも11点取られて、「これはもう怒れない、笑うしかない、着実に毎回ジワジワと得点して追いかけるしかない、それにしても11点はきついな〜」とベンチでは話し合った。スコアを見てお分かりのように、本当に選手たちは諦めずに毎回得点して追い上げた。1回裏吉田の右中間2塁打、3盗、内藤レフトオーバーのホームラン、アッという間に2点、杉浦も良い当たり、しかしショートライナー、颯人が四球を選び、小河原がセンター前にヒット、小野の右への打球はセカンドから1塁送球したがヒットになって満塁、川井田はファウルで粘ったが空振り三振、チャンスに強い柿沼の打席、初球パスボールで颯人ホームイン、柿沼は4球目レフトへ打って小河原ホームイン、壮真は投ゴロで小野残塁。打者9人で4点、反撃ののろしをあげた。2回も吉田がセンター前にライナーのヒットから2盗、内藤には警戒して四球、ダブルスチールの後、杉浦がセンターへヒットして吉田生還、4番颯人にはバントさせたがファウル、しかし主審「アウト!」のコール、打席から足が出ていたらしい。これは残念、4番打者だから打たせるのが常套だが、心穏やかでない投手にプレッシャを与えるにはむしろバントのほうがいやらしい、打ってもヒットになるよりは打ち上げるかもしれない、バントの上手い颯人なら、相手が焦ってエラーする確率大という高等作戦だった。小河原四球でなお1死満塁、エースの石川(達)主将アップアップ、しかし続く二人が相次いで見逃し三振、3者残塁で1点止まり、ここが後から考えるとポイントだった、この回で3点、4点取っていたら大井ブルーウィングスは完全に浮き足立っただろう。3回裏は吉田のライト線ホームランの1点だけ。ボールが内野に帰ってくる前に、吉田は本塁を駆け抜けていた。4回裏杉浦の四球から始まって、4番颯人の右中間2塁打、小野のライト線を抜く3塁打、川井田の打席で、杉浦を上回る球数を投げた石川(達)主将が手元定まらず、キャッチャーそらしたのを見て小野が猛然と本塁に滑り込んでホームイン、これで投手を諦め、ショートから回った間曽に交代、ま〜そうか、壮真が逆立ちしたような選手だな。この投手はボークまがいの変則モーションで、主審が2度ほど注意した。これまでの投手と違って球が来ない、これでタイミングが微妙に狂った。2球でチェンジになり、それでもこの回3点で11-9、2点差で、時間的に5回が最終回となった。完全に流れがウエストに来た5回表、本塁打を打っている3番キャプテン石川(達)を1塁ゴロに仕留めた後の4番打者に四球を与えたところから2安打で2点取られたのが誤算だった。裏の攻撃、1死後この日シングル、2塁打、本塁打で、3打数3安打、サイクルヒットも?という吉田がサードファウルフライで2死、ここから内藤、杉浦、颯人の3連打で2点、打席はチーム1のパワーヒッター小河原主将だからまだまだ行けると信じたが、サードファウルフライでゲームセット。選手はよくやったが、追い着けなかった。10安打1本塁打、塁打数18の大井ブルーウィングスに対し、11安打2本塁打、塁打数23のウエストが打力で上回った。負けたのは、与四球7、得四球4の差と、パスボール3はあったがエラーが無かった大井ブルーウィングスとの守備の差、すなわち戦前の読みが誤算だった。先攻でガツンと行って選手の硬さをほぐすべきではなかったかと反省。勝った時は選手が良い、負けた時はベンチが悪い、そういうものであるが、まさかこんな試合になるとは予想だにできなかった。のびのびやった大井ブルーウィングスの選手を褒めるしかない。
閉会式では吉田が敢闘賞、内藤が今後が期待できるで賞?みたいなものを頂いた。ウエストは1番から6番までが期待通りに打ちまくり、チャンスに強い柿沼もタイムリーヒットを打った。杉浦は1回に60球も投げながら、終わってみれば109球、2回以降はイニング平均12球のナイスピッチング、あの魔の1回は何だったのか?

大井ブルーウィングスとのふじみ野市対決、それもお隣の学校で普段練習試合をして良く知っているチーム同士の決勝戦となりました。大井ブルーウィングスは全員4年生、大井ウエストは、4年生が5人、3年生が最近4名入部して7人、2年生が1人、つい先日まで9名ギリギリのチームでした。したがって今大会では、最近入部の4名はまだ試合慣れしていないので控えに回し、2年生1人もレギュラー出場しなければなりません。昨年のこの大会もやっと10名のチームで、4年生が3人、3年生が5人しかいないチームでありながら、1回戦で和光リバーツインズに15-4のコールド勝ち、2回戦で優勝したオール4年の大型チーム野寺スターズを向こうに回して、先制したが逆転され、再逆転したが、また逆転されるというシーソーゲームの末に敗れた。まるで大リーグと戦う日本チームのような様相で、フツーなら試合にならない戦力差でも、ウエストの厳しい練習で培ったチームワークでわたりあいました。小さな子たちが、監督のサイン通りに野球をする、これは感動モノです。今年決勝まで来れたのは、昨年より4年生が多かったから、とも言えますが、3年生以下が試合毎に成長したから、とも言えます。平山監督、小河原助監督、古瀬ヘッドコーチのベンチスタッフと、他の低学年担当コーチの日頃の指導の賜物です。結果は敗戦でしたが、閉会式で小川事務局長(朝霞ストロングス代表・監督)が、「大量失点にもかかわらず諦めずに追いかけた大井ウエストの戦いぶりに感動した。青葉台球場には魔物が住んでいる。我がチームも以前決勝戦で6回裏5-0で2アウト、あと一人とれば勝てるという場面から6点取られて負けたことがある」と言いました。しかし、いくら「良くやった」と言われても、負けは口惜しい、思い起こせば2年前、ふじみ野市4年生大会決勝、西小学校での上福岡ジュピターズとの決勝戦、当時「スーパー4年生」と評されたエース前田夏輝を擁し、三遊間を山口、野本の3年生で固めて、堅実な守備と、圧倒的な攻撃力を誇ったウエストは、絶対優勝できると信じて臨んだ試合、香取投手の力投の前に沈んだ後の虚脱感と同じだった。




埼玉南部少年野球連盟のホームページに詳しく結果が掲載されています。管理人の和光四小ベアーズ大杉さんに感謝

開会式    大会試合結果   決勝戦の試合経過(写真入り)と閉会式・表彰の模様

埼玉南部少年野球連盟準優勝杯 サイタマスポーツ準優勝杯

小柴副会長より銀メダルの授与
吉田健太郎:敢闘賞 今後の成長を期待する特別表彰:内藤匠之介



ふじみ野市5年生大会  対戦山組み表は→コチラをご覧下さい

[1回戦] 8月29日(日) 13時56分〜15時45分 西原小学校

チーム

1

2

3

4

5

6

上福岡ジュピターズ 1 0 0 0 0 4 5
大井ウエスト 2 0 2 0 0 0 4

 敗戦投手:山口泰平 

戦況: 長年スコアラーをやっているが、こういう試合はほとんど記憶が無い。1回表の失点は投手の責任ではなく、逆によくぞ1点でしのいだという展開だった。その裏の逆転は核弾頭野本から始まる打線だから当然というところ、2点じゃ少ないというぐらい。これは3回裏も同じ、当然5回も同じかと思いきや、この回は9番川井田から、投ゴロで1死、野本は痛烈にライトへ打ったが当たりが良過ぎてライトゴロで2死、しかしここから満塁と攻めたが無得点で、ここでダメ押ししていたらコールドも考えられる状況だった。取れる時にコツコツ点をとるのが大事とはいえ、上位と下位の打線の力の差が大き過ぎる現状では、それもかなわなかった。1番から6番までは力のある打線のウエスト、逆転された後杉浦が無死から四球で出て、3塁まで到達したが、内藤、小野、川井田が倒れてゲームセット。5年生が2人だけのウエスト、山口泰平のピッチングは素晴らしく、ジュピターズの投手との差は歴然、余裕しゃくしゃくのウエストベンチ、それが6回暗転した。急にストライクが取れなくなった。疲れが限界に来たのだろう。代わった野本の投球も悪くなかったが、運が味方しなかった。このように誰も悪くないのに、急にツキに見放されて負けてしまう、冒頭「こういう試合はほとんど記憶が無い」と書いた所以である。ひとつだけハッキリ言えることは、5年生の試合に3年生はやはり力の差が歴然ということ、4年生の試合ならまだ野球のレベルからして通用するが、5年と3年の体力差は大きい。4、5年生で7人の現状では勝ち進むのは難しい。




ふじみ野市4年生大会  対戦山組み表は→コチラをご覧下さい

[1回戦] 9月5日(日) 10時55分〜12時35分 大井小学校

チーム

1

2

3

4

5

6

大井ウエスト 0 0 1 2 1 1 5
上野台ファイターズ 0 0 0 0 0 2 2

勝利投手:杉浦辰哉

戦況ウエスト杉浦投手は6回104球、2安打与四球5奪三振15、ヒット、三振以外はピッチャーゴロ3個、完全なワンマンショウ、バックはお蔭で暇だった。打たせて取ったほうがリズムが生まれて攻撃も活発になる。贅沢ながら課題だね。攻撃では柿沼大翔が活躍、タイムリー2本、チャンスに強いバッターだ。川井田も自慢の足を活かして3盗塁、颯人も3盗塁、ウエスト合計15盗塁、走りホーダイ。上野台ファイターズはエースで4番、キャプテンの古田が唯一気を吐いて、2安打1打点1得点、それもこの得点はホームスチール、素晴らしい選手だ。


[準決勝] 9月20日(月) 9時〜 西小学校

チーム

1

2

3

4

5

大井ウエスト 1 1 2 2 1 7
上福岡ジュピターズ 5 2 0 1 × 8

敗戦投手:吉田健太郎

戦況澤藤は岩手で不在、毎回ジワリジワリと点を取って、相手に戦意を失わせようと監督、コーチにメールした。ウエストは先攻、内藤がレフトへヒットで出て、颯人のセンターへのヒットで幸先良く先取点。その裏杉浦先発、先頭打者セカンドゴロ1アウト、ヨシヨシ、ところがここから死球、四球、2連打、2連続四球、8番打者にライト前ヒット、9番に四球、1番に還ってやっとチェンジ。この間パスボールが1個、ワイルドピッチが3個、いきなり5点取られた。試合を見ていないが、スコアブックからは投手のひとり舞台のよう、どこかで交代して落ち着かせるべきだったか?南部ジュニアの決勝では初回11点取られたが代えなかった。何となく「次打者はなんとかなるだろう」と感じさせるピッチングがこのエースの特徴で、簡単に四球を出しているわけではないので、代え時が難しいピッチャーなのだ。ただ、打者との対決、結果的に四球となるのは気力で最後負けてしまったことになる。次からは考えなければならないだろう。2回表小野が三遊間内野安打で出て盗塁、柿沼のスクイズで生還、ウエストの攻撃は着実だ。2回裏から吉田健太郎がマウンドに上がる。いきなり2番打者がホームラン、しかし「8E」と書いてある、何だ?更に2本のヒットで失点し、2点取られた。3回表内藤が今度はライトへヒットして盗塁、左に右に、素晴らしいバッターだ。小河原がショートの1塁悪送球を誘い、内藤生還、ここで4番颯人が右方向2塁打、小河原還ってこの回2点目、杉浦ショートゴロで颯人は一気に本塁狙ったが1塁手の本塁送球でタッチアウト!ここであと1点入れていたら展開は変わったかもしれない。3回裏8番からの下位打線、球威のある吉田では打てない、1番に還り球威のあるデッドボール、臨時代走が出た。2番セカンドゴロで0点。4回表小野三振後、川井田死球、柿沼四球、足の速い二人が出る願っても無いチャンス、もちろんスチール♪ スチール♪ ラン♪ ラン♪ ラン♪ ここでバッターは山崎、9番打者と侮るなかれ、高打率の左の強打者だ、ガツーンとセンターへヒット、3塁から川井田が、2塁から柿沼が還って来た!また2点加えて1点差、打線はトップへ還りここで一気に逆転だ!吉田がバント、これは自らも生きる狙いだったが投前、犠打となってしまった。山崎2塁へ進み、ここで本日2打数2安打の内藤、力んだか、空振り三振。その裏3番打者をショートフライに打ち取り1死、4番依田にレフトへ打たれ、この日は3打数3安打、さすがは4番。盗塁され、迎えた5番打者の投ゴロをあろうことか、1塁悪送球でボールデッド、依田がホームイン、これが決勝点だった。よくあることだが、大事に行こうと思って腕がビビッテしまうのである。吉田にとっては残念無念、この一投で結果的には敗戦投手となってしまった。というのはジワジワ追いかけたウエストが、5回表も小河原がヒットで出た。颯人の当たりはショートライナー!タラ、レバで言えばこれが少しでもズレていレバ、なのだが・・・。小河原は盗塁後杉浦のヒットでホームイン、さあ1点差だ、さらに杉浦は2盗、3盗、ところが結局小野のサードへの当たりで挟まれタッチアウト、この間に小野は3塁へ、走者が代っただけの結果となった。またもやタラ、レバで言えば、1塁送球を見て本塁を狙っていタラ、という気も・・・。川井田四球を選び2死2、3塁、打席にはチャンスに強い柿沼、走者良いので1ヒットで2点、逆転だ、しかしレフトへ打ち上げて万事休す。毎回ジワリジワリと点を取る、という狙いは達成された。追い着けなかったのは、やはり初回の5点が大き過ぎたということ。良く頑張った、次は勝つぞ!頑張ろう。


これでウエストは上福岡ジュピターズに6年、5年、4年すべて今シーズン敗退、しかもすべて勝てる試合を落とした。相性であろう。上福岡ジュピターズは上福岡イーグルスが天敵である。ところがその天敵を大井少年ファイターズが破った。ジュピターズにとっては願っても無いこと。大井少年ファイターズは大井ブルーウィングスにライオンズ杯でサドンデスの末敗れたが、大井ウエストにはコールド負け。ところが大井ウエストは南部ジュニア決勝で大井ブルーウィングスと大接戦の末負けた。大井ブルーウィングスはふじみ野市4年生大会で上福岡ジュピターズの前にどうしようもなく敗れた。こうして見てくると、互いに相性がある。大井少年ファイターズ対上福岡ジュピターズの決勝戦はどうなるか、わからない。どうみても大井ウエストが戦力は手薄にもかかわらず、実力的には一番上のはずだが・・・。




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