大井ウエスト試合結果  

ライオンズ杯(大井ライオンズクラブの後援で行われる大会、2009年から4年生大会となりました) 詳しくは→ふじみ野市少年野球連盟へ

予選リーグ計4試合 組み合わせ→クリック

 1回戦   2回戦   3回戦   4回戦   準決勝   決 勝 


----《大会要項》----
試合球:大井ライオンズクラブ様より進呈
大会日程 7月〜10月 ・主審を含めすべて義務審判にて行う。決勝リーグは連盟審判にて行う
6回 1時間30分 コールド 4回10点 5回以降7点差
6回同点はサドンデス採用 ノーアウト満塁
各ブロック1位&2位で掛け合わせのトーナメント 3位決定戦有
ボークは基本注意のみ
2チーム同率の場合は、当該結果に準ずる
3チーム同率の場合は、抽選(監督)
大井ウエストはBリーグ、ブロックチーフ(マーク)は大井少年ファイターズ

Bリーグ 鶴ヶ岡少年
野球クラブ
上野台
ファイターズ
大井
ウエスト
大井ブルー
ウィングス
大井少年
ファイターズ
 結果   順位  得点-失点
鶴ヶ岡少年野球クラブ −−−  ○
11-1

5-6
 ●
7-13

2-12
 1勝3敗 4位 25-32
上野台ファイターズ  ●
1-11
−−−
1-12

0-13

2-16
 0勝4敗 5位 4-52
大井ウエスト  ○
6-5

12-1
−−−  ○
6-5

8-1
 4勝0敗 1位 32-12
大井ブルーウィングス  ○
13-7

13-0
 ●
5-6
−−−  ○
4-4サ6-0
 3勝1敗 2位 41-13
大井少年ファイターズ
12-2

16-2

1-8
 ●
4-4サ0-6
−−−  2勝2敗 3位 33-18

[リーグ1回戦7月25日(日)10時20分〜11時29分 西原小学校

チーム

1 2 3 4
大井ウエスト 4 0 2 6 12
上野台ファイターズ 0 1 0 0 1

勝利投手:杉浦辰哉

戦況ウエストは吉田がバントヒットを狙ったがアウト。しかし内藤がショートの頭越えにポトリ、盗塁後杉浦の右中間ヒットで先取点、更に2盗後3盗を狙い、キャッチャーの送球をサードがこぼす間にホームインして2点目、4番矢野颯人はセンターへヒットして2盗、3盗、小河原のレフト越え2ランホームランでこの回4点目。2死から柿沼がレフトへ打ち1バウンドで頭越え、サードを回ってそのまま思い切って突っ込めばホームランとなったが、カバーしたセンターから8→6→1の中継でタッチアウト!惜しかった。ウエストエース杉浦は先頭打者キャッチャーフライ、落としたのを拾って打者走者にタッチしてアウトの滑り出し、捕手内藤はこの後インターフェアもあったが、4人で終了。2回表ウエストは2走者出したが無得点。その裏5番打者に四球を与え、盗塁され、サードゴロで1塁送球はセーフだったが、本塁を狙ったランナーを伊藤からの本塁送球で内藤タッチしてアウト!しかし残ったランナーをその後ワイルドピッチで生還させて1点。3回表4番颯人からの攻撃はショートのエラーで出塁、小河原レフトへのヒット、小野の2ランスクイズで2点GET。3回裏エラー2つと四球で1死満塁のピンチ、杉浦気合で見逃し三振と1塁ゴロに仕留め、無失点。4回表、山崎、吉田が連続内野安打〜盗塁で無死2、3塁から内藤スクイズして2ラン、内藤も生きて2塁へ、杉浦もバントで内藤一気にホームイン、ランナー無くなるも颯人がレフトへワンバウンド頭越えのホームラン、なおも小河原がデッドボール、2死となったが柿沼のサードゴロがエラーを誘い小河原ホームイン、ボールデッドで2塁に進んだ柿沼がパスボールで3塁へ、矢野壮真ピッチャー強襲で柿沼ホームイン、壮真2盗、山崎がレフトへヒット、吉田四球で満塁、パスボール見て壮真本塁へ突っ込んだがタッチアウト!怒涛の6点を奪った。その裏、マウンドには吉田が向う、見逃し三振、サードゴロ、見逃し三振で4回コールド、ゲームセット。

[リーグ2回戦9月4日(土)14時49分〜 東原小学校

チーム

1 2 3 4 5
大井ウエスト 1 1 1 1 2 6
鶴ヶ岡少年野球クラブ 2 0 1 0 2 5

勝利投手:吉田健太郎 セーブ:杉浦辰哉

戦況ウエストは1死後内藤がレフトへヒットして、盗塁後小河原がライナーでセンター左へヒット、内藤が2塁から3塁蹴ってホームイン、きれいに先取点ゲット!小河原盗塁して1死2塁、またまた追加点のチャンス、期待の4番5割打者矢野颯人は足が成長して、今年買ったスパイクが早くも小さくなって左足小指が痛くて引き摺っている状態、痛みがあるとやはり集中できずショートゴロ、それでもランナーは3塁進塁して2死、まだ期待の杉浦がいる、と思ったがレフトフライでチェンジ、1点止まり。ウエストのマウンドには吉田健太郎、球威があってグイグイ押すタイプの投手だ。その通り先頭打者尾崎に対しグイグイ押して、2-2から押し過ぎてぶつけてしまった、ゴメンナサイ。2番打者田嶋はショートゴロ、6-4-3の併殺か?惜しくも1塁はセーフでランナー残った。この場面ショート杉浦が自分でセカンドベースを踏んで1塁送球すればダブルプレーが取れただろう。3番打者巨漢木村には2-3から空振り三振、吉田投手の本領発揮、しかしこの打者の間に俊足のランナー田嶋が2盗、3盗、4番打者相沢には1-3から四球を与える、これはイカン、2盗で2死ながら2、3塁、ここで5番会沢を2-1と追い込みながら高めの球をガツンとセンター右へ持って行かれ、守備の上手い川井田が追い着いたが、打球の飛んだコースが良くて二者生還。緩急付けれれば抑えられただろうが、グイグイ押すタイプなので、三振も獲るが、このように1、2、3の出会い頭ということもある、この場面は悪いほうに遭遇した。2回表ウエストは小野が三遊間に打って、サードが横っ飛びグラブに当てたが、立ち上がって拾った時にはもう1塁間に合わずヒット、盗塁して、川井田のショートゴロ1塁送球の間に3塁を陥れ、柿沼の打席、ボール、スクイズ!これがファウル、ボール、ストライク、5球目空振り、しかしキャッチャー後逸、これを見て小野が猛然と本塁滑り込んで同点、好走塁。柿沼は三振だったが、この選手は不思議に何か持っている。三振してさえランナーを還す、チャンスになると活躍する妖怪が取り付いているような気が・・・ゲゲゲの見過ぎか?2死になってもスンナリ終わらないのがウエスト野球、壮真が四球を選び、盗塁、1番に還って5割打者吉田が絶妙のバントヒット、盗塁して2、3塁、さあ3割打者内藤、さっきのヒットよもう一度!と期待が膨らんで、ガツーン、行った〜〜〜っと思ったらセカンドライナー、グラブにスッポリ、あ〜〜〜残念、投球に逆らわずおっつけてバシッと打った理想的なバッティングだったが・・・。先攻して、ドドンと得点して相手の戦意を殺(そ)ぐのがウエスト低学年野球だが、同点には追い着いたものの一気に逆転はならず。2回裏7番からの打順を吉田投手三者凡退9球で料理して3回表、小河原四球出塁、さあウエスト夏祭りか?迎えるは4番ホームランバッターの颯人だ、初球ストライクの間に小河原2盗して、2球目高めのボール球に手を出してファウル、いつもと違うバッティングはやはり足が痛いせいか?3球目打ったがセンターフライで1アウト、杉浦はファーストファウルフライで2アウト、主軸が花火を打ち上げないと祭りにならない。しかしここで小野がレフトへライナーでヒットして小河原を迎え入れ、逆転勝ち越しだ。3回裏吉田は1番尾崎に四球を与えた。勝ち越した後の先頭打者、最も悪いパターンだ。2番田嶋は見逃し三振に切ってとったが3番木村にデッドボール、ちぐはぐな投球も吉田らしい。4番相沢は三遊間の当たり、小河原良く捕って1塁送球アウト、この間に1点は仕方ない、5番会沢は空振り三振に仕留め、試合は振り出しに戻った。4回から鶴ヶ岡少年野球クラブは投手交代、マウンドには会沢が上がる。先頭打者は妖怪柿沼(ジョーダンです)、ガツンと左中間、ホラ、ホラ、何かが憑いている、俊足飛ばして盗塁、こうなったら攻めはセオリー通り、壮真がバントでキッチリ送り、吉田のスクイズで1点だ。勝ち越して、さあ、2アウトランナー無しになっても簡単には終わらないウエスト野球、内藤のサードゴロ、突っ込んだ三塁手がエラー、盗塁して打者はキャプテン強打者小河原、ガツーン、ライトへゴロが飛ぶ、しかし1塁送球間に合って追加点ならず、毎回きれいに1点が並んだ。4回裏、60球越した吉田に代えてエース杉浦をマウンドに送ったウエスト、逃げ切り体制に入った。7球で三者凡退に抑えて絶好調。5回表4番颯人からの打席、スパイクから普通のスポーツシューズに履き替えて、さあ行くぞ、それなのに死球、しかし靴を替えて楽になったので2盗、3盗、杉浦の打球はサード強襲の当たり、レフトへ抜けて、颯人ホームイン、杉浦も2盗、3盗、小野のセカンドゴロの間にホームイン、2点追加して6-3、残り時間は5分も無い、9番打者から、すんなり終わるだろうと思ったらそうは問屋が卸さなかった。四球を与えたのは勝ちを意識したか?途中からレフトに入った藤岡は足が速く、2盗、3盗、1番打者投ゴロ1死、2番スクイズで1点、2アウト。これは解せなかった、3点を追う場面、1点取ってもしょうがない。6-4とはなったが2アウトランナー無し、イタダキだ、ルンルン、ウエストベンチ。しかし野球を知っている杉浦投手にはどうしてもこの方程式は解けなかったようだ。ナゼ?どうして?こんな場面でスクイズを?と考えていたら、3番四球、4番センター右へのヒット、5番にぶつけて、6番にもぶつけて、ナント!押し出し、1点差、なお2死満塁、にわかに暗雲、風雲急を告げる、思わず先週のふじみ野市5年生大会のシンジラレナイ幕切れが頭を過(よ)ぎった。7番岸沢にはボール、ストライク、ボール、ストライク、ファウル、ボール、2-3となってしまった。2アウト満塁、打者カウント2-3、鶴ヶ岡少年野球クラブベンチからは「投球と共に走れ!」と声が飛ぶ、余裕があるときの杉浦なら、ここで一呼吸置いてランナー牽制するところだが、なにしろ悪送球したり、打者にボールを投げたら同点だ、打たれたら逆転サヨナラも?という場面だから心中穏やかならず。投げた、ランナー走った、ファウル、サードランナーはすでに本塁直前まで来ている、フ〜〜〜、当事者でない観客なら野球の最も面白い見所である。「負けるなタ〜、気合だ!」と応援席からオヤジの大きな声、その声に乗って杉浦投げた、打った、打球は1−2塁間へ、小野が飛び出す、颯人もダッシュ、颯人掴んだが1塁居ない、「そのまま行け〜〜〜」とベンチの声、颯人が1塁ベースを踏んでゲームセット、逃げ切った。最後の最後で踏ん張ったのはさすがエース、しかし何もここまでハラハラドキドキの場面を作ってくれなくても良いのに。鶴少さんがヘンな攻撃をするから歯車が狂ってしまった。

[リーグ3回戦9月19日(日)9時4分〜10時24分 西原小学校

チーム

1 2 3 4 5
大井ウエスト 0 3 0 0 5 8
大井少年ファイターズ 1 0 0 0 0 1

勝利投手:吉田健太郎

戦況ウエストは1回表満塁のチャンスを逸した後、ファイターズに先制された。しかしすぐ2回表に川井田四球から盗塁、柿沼サードライナーで1死となったが山崎が振り逃げ、キャッチャーが1塁悪送球して川井田ホームインして同点、山崎も2塁へ進み、吉田がバントヒット〜盗塁で1死2、3塁、ここで内藤がスクイズしてこれが2ラン、一挙逆転。その後吉田は毎回ランナーを出すが、得点を許さない、こういうところがこの投手の気力である。ウエストも3、4回2人ずつランナーを出したにもかかわらず無得点、毎回ジワリジワリと得点したいウエストには課題が残った。5回表1死から、4番颯人のレフト前ヒットに始まる4連打、最後は吉田のヒットで大量5点、颯人が3-3、吉田が4-3と活躍した。

いよいよウエストは大井ブルーウィングスとリーグ1位決定戦。ふじみ野市4年生大会で上福岡ジュピターズに敗れ、これで6年、5年、4年すべて今シーズン敗退、しかもすべて勝てる試合を落とした。相性であろう。上福岡ジュピターズは上福岡イーグルスが天敵である。ところがその天敵をふじみ野市4年生大会で大井少年ファイターズが破った。ジュピターズにとっては願っても無いこと。大井少年ファイターズは大井ブルーウィングスにライオンズ杯でサドンデスの末敗れたが、大井ウエストにはコールド負け。ところが大井ウエストは南部ジュニア大会決勝で大井ブルーウィングスと大接戦の末負けた。大井ブルーウィングスはふじみ野市4年生大会で上福岡ジュピターズの前にどうしようもなく敗れた。こうして見てくると、互いに相性がある。ふじみ野市4年生大会の大井少年ファイターズ対上福岡ジュピターズの決勝戦は激戦となり、5-4で上福岡ジュピターズが勝った。ただしランナーとしては大井少年ファイターズが活発に出し、ジュピターズの左投手の牽制に次々と餌食になってはヒットが出る、というなんとも言えない試合であった。どうみても大井ウエストが戦力は手薄にもかかわらず、実力的には一番上のはずだが・・・。ライオンズ杯では大井少年ファイターズBリーグ2勝2敗で3位確定、9月26日リーグ戦最後の試合で、ふじみ野市1位決定戦、最下位決定戦がある。大井ブルーウィングスとの相性はあるが、初回大量点さえなければ、地力のウエストはコツコツと得点して勝利するであろう。

[リーグ4回戦9月26日(日) 14時57分〜  上野台小学校

チーム

1 2 3 4 5 6
大井ウエスト 0 3 0 0 0 3 6
大井ブルーウィングス 0 2 1 0 2 0 5

勝利投手:吉田健太郎

戦況埼玉南部ジュニア大会決勝戦で、血みどろの死闘を繰り広げて負けて以来の対戦、またしても死闘となった。初回を注意したいウエストは、まず相手の出鼻をくじくために先攻を選択した。コツコツと得点して相手のやる気を失わせたかった。1回表3人ランナーを出したが無得点、一方守りでは吉田先発3人を9球で仕留めてこれ以上無い立ち上がり。2回先制したが・・・コツコツ失点して5回裏逆転され・・・流れはブルーウィングスに傾いていた。しかし最終回1死から吉田がレフトにライナーで、この日2本目のヒットで出て恐怖の2、3、4番のガッツ導火線に着火、メラメラ燃えるウエスト打線、吉田は2盗、3盗、内藤は2-3から良く選んで四球で出て盗塁、ここで小河原が振り切った打球、ショート後方に落として吉田がホームイン、なお1死2、3塁で颯人がショート横へ転がして、ボールに追い着いたショートが崩れた体制から間に合わない1塁へ投げたが、これが悪送球となってボールデッド、内藤、小河原がホームを駆け抜けた。颯人も3盗して完全に行け行けムードのウエスト、しかし杉浦三振、小野サードゴロ、それでも3点とって再逆転した。6回裏2死ランナー無し、あと一人とれば勝てる、打者は8番と言う場面、静電気が溜まったか、ストレートの四球、9番打者にもボール、ボール、ストライク、ボール、そしてボールで歩かせて2死1、2塁、1番打者に還った。それでも平山監督は吉田の負けん気に懸ける。すでに90球を越えたが投手を代える気は無い。左打者間曽への初球、ガツーンと叩いて打球は右中間へ、ライト、セカンド、センターが三角になって打球を追う、大きな当たりでライトの壮真が背走してグローブを伸ばし掴んだ〜〜〜〜!! 掴んだグローブと、もう一方の手を挙げてバンザイ、ウエストの選手もベンチも応援団も、みんなバンザイ、バンザイ、バンザイ!!! 打ちも打ったり、捕るも捕ったり、逆転サヨナラになるかならぬか、まさに明暗を分けるプレーだった。この日は山崎が休んだので壮真に出番が来たが、こんなガッツプレーを見せられると、オチオチ休んでいられないのがオーイウエスト。

これでウエストはBリーグ1位通過、決勝トーナメントはAリーグ2位チームと対戦、勝てば決勝戦、上福岡ジュピターズと当ることがあれば、大井ブルーウィングス同様リベンジしよう!

[決勝トーナメント準決勝10月31日(日) 11時28分〜 西原小学校 審判・・・主審:野口、1塁:樋口、2塁:草田、3塁:炭田

チーム

1 2 3 4 5
上福岡ジュピターズ 0 0 0 0 0 0
大井ウエスト 4 2 1 0 × 7

勝利投手:吉田健太郎

戦況前日雨で順延、西原小学校と亀久保小学校で準決勝が行われ、Aリーグ1位の大井亀少クラブはBリーグ2位の大井ブルーウィングスに7-0コールド負け、Bリーグ全勝の大井ウエストはAリーグ2位の上福岡ジュピターズを7-0コールドで退けた。この試合、上記のように豪華審判団で試合ができた。ジュピターズは先攻を選んだ。マウンド上の吉田健太郎は球威がある。1、2番を連続三振に切ってとった。3番はライトゴロ、1塁間に合わず、4番キャプテン依田を迎えた。この打者は厄介だ。どこへ投げても打たれる気がする。しかし吉田は真っ向から勝負し、追い詰めた。しかし2-1からの5球目、レフトへヒットされ、盗塁で2死2、3塁、あくまで強気に5番打者を攻めてセカンドゴロに打ち取った。その裏ウエストは1死から先のジュピターズ戦でも全打席出塁している内藤がライトへヒットして盗塁、小河原もバシッとセンターへヒットして、前進守備に移るのをみてスルスル2塁へ、1死2、3塁、打席には4番矢野颯人、1ストライク後スクイズ、見事に決まり投手が1塁へ送球したがやや逸れ、この間に内藤、小河原相次いでホームイン、颯人もセーフ、杉浦の打席で颯人が2盗、3盗、杉浦ストレート四球を選び2盗してまたしても1死2、3塁、小野がまたもや2ランスクイズを決めて、この回一挙4点、見事な連続攻撃だった。吉田健太郎はもはや全く危なげないピッチング、球威のある球がビシバシ、ズバズバ決まる。2回裏には2死から吉田がサードゴロ、しかし超俊足で1塁に生き、2盗、3盗、内藤の振り逃げの間に本塁まで盗んだ。この後内藤も相手のミスに乗じてホームイン、これで6-0、3回には小野がレフト前にポトリと落とし、2盗、3盗、川井田のスクイズで7-0、結局4、5回も三者凡退に抑えた吉田健太郎、最後の打者はズバリ見逃し三振で完封、コールドゲーム。ウエストが13盗塁と走り回り、リベンジどころか、圧倒したゲームだった。南部大会1、2回戦で6年生の試合にエントリーした4年生5人、試合に出ることは無かったが、強い相手をものともせずに打ちまくり、走りまくり、相手を圧倒する高学年を見て、それが乗り移ったようなゲーム、秋になって、どうやらウエストには勝利の女神がついてきたようだ。

もうひとつの準決勝は 大井ブルーウィングス 7-0 大井亀少クラブ
3位決定戦 上福岡ジュピターズが大井亀少クラブに勝利

決勝戦] 11月3日(日) 10時58分〜12時10分 東原小学校
8時半から大井亀少クラブと上福岡ジュピターズの3位決定戦後、大井ウエストと大井ブルーウィングスの宿命の対決、Bリーグ予選では上記のように、逆転、再逆転で大井ウエストが逃げ切った。

チーム

1 2 3 4 5 6
大井ブルーウィングス 1 1 0 0 0 0 2
大井ウエスト 0 0 0 1 0 0 1

敗戦投手:吉田健太郎

戦況大井ブルーウィングス葉1死から広実が内野安打で出て2、3盗、4番寺島の三遊間ヒットで1点先制された。その裏内藤ヒットで出たが3盗失敗。2回表石川翔が左中間に打つ、川井田から杉浦へ返球、石川は猛然と2塁から3塁へ向かう、杉浦ボールを持ったまま追いかける、3塁蹴って本塁へ向かう、投げたが間に合わずホームインという珍しいランニングホームラン、結局これが決勝点、勝つぞ!という気力が見えた大井ブルーウィングスに対しウエストはいつもの気力が見られない。2、3回ウエスト三者凡退。ただ吉田健太郎は3回以降いつもの負けん気で死球1個以外完璧にブルーウィングスを抑え込んだ。こういう展開になると普通流れを引き寄せて逆転勝ちのパターン、4回裏吉田がサード内野安打で出て2、3盗、内藤のヒットで1点返した。ところがこの後、内藤2塁からキャプテン小河原とのヒットエンドラン、こういうところでは頼りになる主将小河原が空振り、捕手から3塁送球、内藤タッチアウット!絶好の同点機を逸した。その後も石川達の球を打てない、投球数少なく絶好調、ウエストは見逃し三振が次々と・・・球が切れている証拠だ。いよいよ最終回、1死から山崎に代打壮真、せめて四球でもという期待、しかし制球良い石川、そうはさせじとストライクを取ってくる。しかし打ってサードを強襲ヒット、吉田投ゴロ、壮真2封、こうなったら吉田の足に賭けるしかない、しかし吉田の盗塁、バッテリー外して2塁送球タッチアウト!バッテリーが狙って刺せるというのは素晴らしい。これで予選リーグ際どく勝ったのにリベンジされた。オール4年生との体力差はあるが、気力で立ち向かってきたウエストが、このバッテリーの前にしてやられたという試合だった。