大井ウエスト試合結果  

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[1回戦] 6月1日(日) 11:37 唐沢小学校

チーム

1

2

3

4

5

6 7

サドン
 狭山バッファローズ 1 1 0 0 0 1 2 5 4
 大井ウエスト 0 2 1 0 2 0 0 5 2

敗戦投手:西澤 翔

戦況何と言う敗戦であろうか?まるで5月31日(土)男子バレーボールイタリア戦の負けのようなパターン、越川と山本の大活躍でセット先制されたのを粘って逆転し、マッチポイントを握った時点で7ポイント差、ベンチも観衆も負けるわけがないと思ったであろう。「勝った」と思った選手の心の隙に落とし穴があった。2セットオールとなれば追い上げたほうに勢いがある。この試合のウエストは1、2回にいずれも制球の良い名取が珍しく四球で無死走者を出し、これが点につながった。しかし2回裏に4番上條、5番飯田の連続2塁打でまず1点、名取のバントは1塁に誰もいなくてヒットとなり、湊のセカンド後方ポトリと落ちるテキサスヒットで2点目ゲット、西澤が送って1死2、3塁から高橋、青木が連続三振、どうした6年生!3回はレフトエラーとセンター前ヒットでピンチを迎えたがなんとか抑え、その裏小西の強い打球がセカンドのエラーを誘い、遠藤が粘りに粘って8球目をレフトへクリーンヒット、しかし上條がショートへ打ち上げる、どうした4番!飯田のスクイズは小フライになる、イカン!ダブられると思ったが、突っ込んできたセカンドを越えてポトリ、アウトにはなったが結果オーライの3点目で逆転。狭山バッファローズの守りは記録上エラーにはならないが???だ。4回1死からレフトへのヒットを許し、2死となった後ランナー3盗を試みたが、小西送球して悠々アウト!ヨシヨシ、こうやって守っていれば大丈夫だ。その裏湊センター右へ久々のライナークリーンヒット、ところが盗塁サイン出て心がはやり、投手けん制に引っ掛かって挟まれアウト、どうした6年生!西澤センターへ今シーズン初ヒットした。1死1塁、この場面はまず盗塁、サイン見て西澤走る、ところがあろうことか高橋初球打ってレフトフライ、西澤はもうセカンドベースまで行っていた、慌てて戻る、相手の緩慢なプレーのおかげでなんとか戻れた。サイン見逃しがどうのということではない。6年生、試合経験もずいぶん積んできた、この場面はどう攻めるか?ということが判っていなければならないはず。ランエンドヒットとでも思ったのだろうか?西澤は青木の打席で初球盗塁、ところがこれがアウトの判定、余りにも明白な誤審だが審判には逆らえない。いくら義務審判とはいえ、これでは選手がかわいそうだ。5回高橋に代えて内野をレフトに入れた。守りでエラー、訳のわからない打撃では仕方ない。この回サードのエラーがあったが無失点。名取頑張っている。このように守りに守っていれば必ずチャンスはやってくる。そのとおり5回裏青木がセンターオーバーの2塁打、追ったセンターがボールを蹴飛ばして青木一気に3塁へ、小西は投ゴロに倒れたが、3番遠藤が初球をレフトへクリーンヒットして青木を迎え入れ、4番上條が右中間をライナーで破り2、3塁から飯田がスクイズを決め遠藤ホームイン、名取デッドボールから盗塁で2死2、3塁とチャンスが続く、この回はイイゾ6年生!と思ったら湊投ゴロ。さて6回表4番女の子、主将で捕手という須田有花里、強い三遊間の当たり、湊が追ったが捕れない、青木カバーして1塁へ、これが大きく本塁側にそれてさすがの上條も捕れない、ボールデッドで無死2塁、5番は三振にとり、6番は上條の後ろへテキサスヒット、1死1、3塁、相手も野球が判っていない、初球セカンドゴロ、西澤とってアレ〜?本塁送球、野選となった。これはまたとない併殺コース、アウトカウント判っていればサードランナーを気にせず4-6-3のダブルプレーにお誂え向きの絶好球だった。ベンチから怒られた西澤、そこへまたもやゴロが飛ぶ、今度は4-6-3のダブルプレーがバッチリ決まった。「自分の所へ打球が来たらどうする」、選手が常にそれを頭に置いて、周りの選手と確認し合って、選手同士で声を掛け合うチームでないと強いチームにはなれない。この回で名取はすでに97球を投げて、やや疲れも見え始めた。次の回があれば西澤だな、とベンチでは話していた。6回裏試合時間は残り少ない。じっくり攻撃して行こうぜと応援席からも声がかかったが、どう見ても負けるはずのない流れ、小細工せずに行こうと決めた。西澤がセンターへポトリとテキサスヒット、内野の代わってからの初打席、この選手は打撃が良く、5、6年生ではトップの打率を残している。追い込まれたが3本ファウルで粘る、このあたりが打率の良い所以だ。ライトへガツンと打ったが残念ながら正面で捕られてしまった。しかしこういう攻撃をしていれば、時間など気にせずとも良い。ところが・・・である。1番に返り青木、初球を芯に捉えた、火を噴くような打球がサードのグラブにスッポリ、なんという悲運。小西の1球目、パスボールで西澤3塁へ進む。2球目、良い当たりがライトへライナーで飛んだ、しかしこれまた正面へ、何と言う悲運!この時点で時計を見たらあと2分あり、7回に入ってしまった。西澤に代えずに名取に続投させた。これまでの投手成績では名取は防御率1.8、この日は取られすぎだが、四球とエラーのランナーで取られた3点、防御率5点台の西澤より抑える確率が高い。投ゴロで1死を取り、1番の好打者のライナーを自ら好捕、2死となった。先程2番打者のサードゴロをエラーしている湊のところへ打球が飛んだ、捕った、ヨシ!勝った、誰もがそう思ったであろう。ところが投球動作に移るところでポロリ、拾い直せばまだ間に合う、もう一度ポロリ、ガックリ。ここで狭山バッファローズは代打朝倉綾菜という女の子、1球目の大振りを見て、ヨシ大丈夫だ、と思った。6年生が18人もいるチーム、この日3人目の代打、3番打者室ノ園は1回に3塁打を打っているのに2打席で石川に交代し、石川三振だったので出てきた代打だろう。3球目打った当たりは大きい、内野の頭上を越えて行き、2ランホームラン、同点になってしまった。さあ4番女の子の須田、これまでの打席で力があるのはわかっている。投手は名取を諦め西澤だ。レフト、センターを大きくバックさせた。ヤッパリ、ガツーンと大きな当たりが飛んだが、左中間寄り深く守っていた飯田の守備範囲。同点にされたとは言え、7回裏はクリーンアップ、今日は打撃好調な3人だからきっとサヨナラだろうと、まだウエストベンチには余裕があった。ところが・・・である。遠藤0-1からサードフライ、上條1-1からサードフライ、飯田初球をサードゴロ、たった7球でサドンデスへ、どうしたクリーンアップ!5番打者2三振で代わってライトへ入っていた高萩友里亜という女の子からだ。代わった後の打席は空振り三振だ。しかし6回裏に内野と小西の打球をライトで好捕している。これがナント!センターへクリーンヒット、1点入る、飯田からショートへ良い球が返球される、セカンドランナー3塁回った、しめた!楽々アウトだ、と思ったら青木がホームへ高投、小西のミットのはるか上、2点目、6番打者の打球はライナーでレフトへ、やられた〜と思った。しかし内野が突っ込んで低いところで好捕、サードランナー慌てて戻るが内野から良い球が湊のグラブへ、併殺完成、これはナイスプレーだった。しかしこれでは終わらなかった。7番打者、8番打者がセンター、レフトへクリーンヒットしてさらに2点追加された。西澤は名取より球が速いが合わせ易いのか?こういうところが防御率に顕れる。その裏ウエストの攻撃は名取から、初球パスボールで遠藤好走塁、まず1点、ヨシヨシ。0-2から2-2となり5球目、名取見逃し三振、あ〜〜〜。湊がショートの後ろへポトリと落として2点目、西澤四球、内野のショートゴロで飯田は本封、さあキャプテンアオキ、どうする、ファウル、ストライク、ファウル、ファウル、期待できるぞ、ボール、そして・・・1バウンドした球を空振り三振、キャッチャー後ろへそらしている、湊、遅い!アウトでゲームセット。
どうしたのだろう?ウエスト高学年、今年あさかスリースターズに勝っているチームがどうして負けるの?昨年は6年生が2人しか出場しなかったので、ほとんどこのメンバーで6年生を相手に戦ってきたメンバーだ。ベンチスタッフもほとんど同じだ。試合経験も豊富である。何故負けるのか?不思議でしょうがない。相手を上回る12安打を放ち、四死球同数の2個、送りバント1個、スクイズ2個決めて、負けるわけのない試合、しかしエラーが5個、これが敗因だ。全部6年生のエラー、5年生バッテリーが頑張ったのに、なんたること。

 

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