681  山林火災

 4月27日(月)は半日激しく雨が降り、昼には上がり、晴れ、その後また雨、そして止むという不安定な天候でした。このため新緑はますます青々となり、我が家の雨水タンクはずっと満タンが続いています。ニュースが流れていますが、心配なのは岩手県大槌町の山林火災です。4月27日(月)午後には少し雨が降りましたが、救いの雨とはならず、何とかもう少し降って欲しいとみんなが願っているとのことです。福島県喜多方市や新潟県魚沼市でも山林火災が発生しましたが、間もなく鎮圧されました。雨が降らず乾燥した地区では、火事が起き易く、近年世界中で山林火災が起きるようになったのは、地球温暖化→乾燥→山林火災→CO2排出→地球温暖化のサイクルが回っているからとのことです。

■ 大槌町の山火事
 岩手県大槌町の山林火災は、昨年2月の大船渡市に次ぐ大規模なものとなっています。雨が降らず乾燥していたのと、リアス式海岸の急峻な崖、そこに植えられた杉などの針葉樹の葉の堆積、海風、吹き降ろしの山風という複雑な風の動きなどの影響で、火の回りが他の山火事とは比較にならない猛スピードで拡がったためとされています。4月27日朝時点で、吉里吉里地区で1035ha、小槌地区で338ha、計1373haが燃えたとされていましたが、同日午後のニュースでは吉里吉里地区で1172ha、小槌地区で446ha、計1618haに拡がったということで、そのスピードの速さが驚異的です。4月28日(火)には小雨5mm、29日(水)には小雨1mm、5月1日(金)に待望の大雨53mm、これでやっと消えるでしょう。


山から立ち上るすごい煙


小学校や人家の背後に火が迫っています 他県から駆け付けた消防車も,,,


炎が見えています。煙が充満し、灰が落ちてきて避難所に向かう人も,,,


故人と通話する「風の電話」の背後にも火の手が迫っています 桜が満開ですね


蓬莱島(ひょうたん島)と復旧工事が続く町並み・・・全日本民医連のホームページ(2018年8月31日)より

 大槌町は東日本大震災で甚大な被害を受けました。なにしろ町役場がそっくり津波に呑み込まれ、大勢の死者が出ました。赤武酒造の酒蔵も全壊、途方に暮れていたところに盛岡市が手を差し伸べて盛岡市の北飯岡に2013年工場建設、工場見学に行き、古舘社長が案内してくれました。日本の醸造学の権威;東京農大小泉先生のもとで学んだ息子の古舘龍之介さんのもとへ集まった若者たちがつくる”AKABU”は、今や東京では岩手のSAKEとしてブランド人気ナンバー1です。

 大槌町の吉里吉里地区は、元岩手県人連合会長の故・井上ひさしさんの小説「吉里吉里人」の舞台で、沖合にはかの有名な「ひょっこりひょうたん島」が浮びます。豊かな漁場を守るためには、豊かな森が必要だと守り育てた山林がいま、赤い炎に包まれています。海辺にはもう住めないと高台に建てた家の背後に火の手が迫ります。大船渡もそうでしたが、立て続けに迫る災害、能登の輪島も地震に津波、火事、水害、これでもかとダブルパンチ、トリプルパンチ災害に見舞われました。神よ、助け給え・・・
 消防の陸上部隊は東北や関東の10都県から334隊1,184人が現地入りし、岩手県内の消防隊員や地元消防団を含む1,329人が地上から放水しています。海水を放水できる特別車両やヘリコプターなど、全国からの応援隊が詰めかけ、険しい崖を水のタンクを背負って登る隊員も居て、大変な作業が続いています。感謝、感謝、有難うございます。

■ 鈴懸けの径
 在京雫石町友会の役員会が日暮里で開かれるため、都内へ向かいましたが、折角なので久し振りに立教大学キャンパスを散策しました。最初に訪れたのは岩手大学とのコラボ・イベントがあった時でした。池袋の駅近くに、こんな美しいキャンパスがあるんだと感動したものです。池袋駅西口から、斜め左、立教通りを歩いて行きます。今は東京メトロ副都心線の池袋駅や有楽町線の要町駅が最寄駅です。


池袋駅西口の「いけふくろう」


立教大学正門


構内マップ


きれいに剪定された樹木と青々した芝生


鈴懸けの径(すずかけのみち)


灰田勝彦の歌った「鈴懸けの径」記念碑

 鈴懸けの径は、立教大学池袋キャンパス4号館と10号館の間、東西に続くスズカケ(プラタナス)の並木道で、1924年に植樹されました。故・灰田勝彦氏(経済学部卒)が歌った昭和のヒット曲『鈴懸の径』のモデルであり、歌碑も建てられています。道の脇にはベンチがあり、春の新緑、秋の紅葉など、季節ごとに美しい小径で憩う学生の姿が見られます。4号館前に建てられた歌碑は、1982年11月3日に除幕式が行われました。灰田勝彦氏の多くのファンが駆けつけ、灰田さんを偲ぶ日ともなりました。
 灰田勝彦さんの歌った『鈴懸けの径』(作詞:佐伯孝夫、作曲:灰田有紀彦、唄:灰田勝彦)は、甘酸っぱい青春を感じさせます。何故青春は甘酸っぱいのでしょうか?
   ♪友と語らん
   ♪鈴懸(すずかけ)の径(みち)
   ♪通いなれたる
   ♪学校(まなびや)の街
   ♪やさしの小鈴
   ♪葉かげに鳴れば
   ♪夢はかえるよ
   ♪鈴懸の径
 太平洋戦争突入から約10ヶ月後の昭和17(1942)年9月に、ビクターからレコードが発売されました。作曲の灰田有紀彦は、明治42年(1909)ハワイ・ホノルルで生まれ、13歳のとき日本へ帰国。慶応大学予科を卒業後、演奏や作曲活動に従事しました。日本におけるハワイ音楽の草分けです。灰田勝彦は2歳下の弟で、立教大学に入学し、在学中からバンド活動を行いました。卒業と同時に兄のいるビクターの専属となり、プロ歌手・灰田勝彦が誕生しました。

■ 旧江戸川乱歩記念館
 推理小説家江戸川乱歩(本名・平井太郎)が1934年から移り住み、70歳で死去する1965年まで住み続けた邸宅と、書庫として使われていた土蔵が、2002年に立教大学へ譲渡されました。土蔵は豊島区指定有形文化財に指定されています。


立教大学5号館横に建てられた旧江戸川乱歩邸の案内碑


旧江戸川乱歩邸の門 立教大学6号館の隣


土蔵


■ トランプ夕食会
 2026年4月25日、米ホワイトハウス記者会がワシントンのヒルトンホテルで開いた夕食会で発砲があり、出席していたトランプ米大統領のほか、同席していたバンス副大統領や閣僚らは退避して、いずれも無事でした。米メディアは、発砲したとみられる男について、西部カリフォルニア州在住のコール・トーマス・アレン容疑者(31)だと報じています。米国は深刻な分断状態にあり、トランプが狙われたのはこれで何度目か?


我が家ではアマリリスが豪華に咲いてます

■ 男子マラソンで2時間の壁突破
 2026年4月26日行われたロンドン・マラソンで、男子はケニアのセバスチャン・サウェ(31)が公認記録として世界初の2時間切りとなる1時間59分30秒で優勝しました。これまでの世界記録は、2024年に交通事故で他界したケルビン・キプタム氏(ケニア)が2023年のシカゴ・マラソンで出した2時間35秒でした。2位のヨミフ・ケジェルチャ(エチオピア)も、初マラソンながら2時間を切る1時間59分41秒を記録、3位のジェイコブ・キプリモ(ウガンダ)も従来の世界記録を上回る2時間28秒でフィニッシュしました。


黄色い薔薇の花がいっぱい

(2026年4月28日)


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