大井ウエスト試合結果  

第8回三芳町自然の森レクリエーション公園

開設記念少年野球大会

■第8回三芳町自然の森レクリエーション公園開設記念少年野球大会 三芳町少年野球連盟主催の大会です。三芳町で自然の森レクリエーション公園が開設され、バーベキューなど自然に親しむ憩いの空間ができましたが、その一環として少年野球専用グラウンドが出来て、三芳町の少年野球にとっては素晴らしいプレゼントとなりました。これを記念して2015年からこの大会が創設されました。24チームの参加でのトーナメント戦です。
ふじみ野市少年野球連盟に招待が来て、連盟の中で参加チームを決めますが、ウエストは今回初参加です。
【主催】 三芳町少年野球連盟
【後援】 三芳町教育委員会
【代表者会議】 6月5日(日)
【大会日程】 7月10日(日)、16日(土)、17日(日)、23日(土)、24日(日)、30日(土)、31日(日) 予備日:8月6日(土)
【開会式】 7月10日(日)9時 三芳町自然の森レクリエーション公園
【閉会式】 7月31日(日) 三芳町自然の森レクリエーション公園
【大会要項】 シートノック5分、6回1時間30分、3回10点差・4回以降7点差コールドゲーム、延長なし、タイブレークは無死1、2塁継続打順にて2イニングまで、決着つかない場合は抽選




[1回戦]2022年7月10日(日)三芳町総合運動公園B面B-3 14時42分〜15時57分
チーム 1 2 3 4
川越ユニオンズ 3 0 3 0 6
大井ウエスト 6 4 0 3X 13

勝利投手:加藤蓮大 本塁打:岩沢啓太×2、問仁田大遙(以上ユニオンズ)、井上真希

戦況:川越ユニオンズとは5月29日の埼玉西部夏季大会1回戦で対戦し、負けたと思われた試合を6年生の奮起と真愛斗のサヨナラ打で逆転サヨナラ勝ちしました。全く同じ先発選手・打順・守備位置で、ウエストは真愛斗が引っ越したため9人で試合に臨み、一人でも欠ければ棄権という崖っぷち状態での試合です。ウエストは蓮大が投げていきなり2安打1本塁打で3点取られました。しかし1回裏四球2個エラー1個もあり4安打で6点取って、倍返し。大和四球、城が足を生かしてショート内野安打、虎輝がレフトへヒットしてまず1点、蓮大は空振り三振しましたが、捕手が落球しているのを見て振り逃げ、捕手はサードランナーが居るのに迷わず1塁送球して1アウトですが、それを見て城がホームイン、虎輝は3塁へ、壮汰ボール1、ストライク2の次の球がワイルドピッチで虎輝ホームインして3点目、この後壮汰粘って7球目レフトへ打ち上げた、ア〜アカンと思った壮汰はゆっくりと1塁へ走り出す、丹下助監督が「走れ〜〜!」と壮汰に檄を飛ばします、するとレフトがびっくりしてポロリとこぼしました、一生懸命走っていたら二塁到達できたのに...輝への初球に盗塁、2球目ワイルドピッチで3塁へ、輝は結局四球から盗塁して一死2、3塁、真希は振り遅れたのに馬鹿力なので打球は左中間への大飛球、抜けて、二者生還3−5と逆転、三芳総合運動公園で左中間破ったらフツウ本塁打ですが、真希に対してウエスト応援団が♪走れ走れコウタロー ♪本命穴馬かき分けて というリズムに乗って必死に声援送りますが、足が...足が...何故か三塁打、マッイイカ、続く歩夢はガツンとレフトへヒットしてこの回6点目、盗塁、パスボールで3塁まで進みますが残塁、エッどうして?陽樹、大和が空振り三振で、結局アウトはすべて空振り三振なのでした。
 2回表7番から三者凡退に仕留め、その裏城が四球、虎輝への初球に盗塁、キャッチャーからの送球がセンターへ抜けて3塁へ、次の球虎輝が打って大きなレフトフライ、これは悠々犠牲フライとなりました。蓮大はファウル2本粘ってフルカウントから打って、サードゴロエラーで出塁して、ワイルドピッチで2塁へ、盗塁して3塁へ、キャッチャー送球が抜けてホームインと一人でクルクル回って帰ってきました。壮汰はストレートの四球で歩き、輝がガツンとレフトオーバーの三塁打でホームイン、この回3点目、真希の打席でワイルドピッチで輝ホームイン、この回4点目で10−3、真希は何故か見逃し三振、チコちゃんに叱られそう、このところ当たってきた歩夢が初球ガツンと打ちましたがピッチャーライナーでチェンジ、惜しい当たりでした。ベンチで選手たちはコールドゲームできるぞとルンルンしていましたが、そんなこと考えているとろくなことがありません。


6個のアウトを奪った見事な大和の守備(三芳町少年野球連盟のホームページより)
 3回表川越ユニオンズは1番からです。6番までは強力打線です。案の定1番打者はバシッと打った、打球はライナーでレフトを襲います、これを歩夢がガッチリキャッチ、ウエスト応援団フィーバーします。2番打者は右打ち打者、センターは中央へ、ライトを下げましたが、打球はその頭を越して行き、これはダメだ、ホームランです。3番ショートゴロで2アウト、4番打者は左中間にヒットして、5番打者はライトオーバー、この日2本目の本塁打で10-6、6番ショートゴロでチェンジ、この日はショートゴロ5個、フライ1個、大和の見事な守備、打撃は不振でしたが、これだけ素晴らしい守備をしてくれたら十分です。3回裏ウエストは1番から3番が三者凡退、これはマズイ、流れがアッチ行きそうです。

完投勝利の蓮大(三芳町少年野球連盟のホームページより)
 4回表蓮大は7〜9番を三者凡退に仕留めました。この日のウエストはノーエラー、奪ったアウトはショートが6個、ファースト3個、セカンド1個、サード1個、レフト1個でした。5回からは投手交代、ピッチャー虎輝、キャッチャー壮汰、サード蓮大で行くと監督が選手に告げました。4回裏ウエストは4番蓮大からの攻撃、初球打って打球は高く上がりました、センターフライです、蓮大は必死に走ります、センターが落としました、蓮大は2塁到達、これはヒットにはできませんね。壮汰の打席でワイルドピッチがあり3塁へ、壮汰のバッティングに期待しましたが空振り三振、輝への初球1バウンドで跳ねて後ろへ、これを見て蓮大走って、捕手から本塁カバーの投手に送球しましたが間に合わずホームイン、輝はこの日2個目の四球、真希への初球に盗塁、次の球真希がガツンと一発、打球はライトの頭を越します、♪走れ走れコウタロー ♪本命穴馬かき分けて 必死に足を繰り出す真希、しかしなかなか前に進まない、打球はフェンスまで到達、必死の中継プレーですが真希ホームイン、歩夢が打席に入り1球目ファウル、「アレ?試合終了じゃないの?」と丹下助監督が言いました。以前は4回10点、5回以降7点差コールドでした。大会要項を取り出して見たら、丹下助監督のおっしゃる通り3回10点、4回以降7点差コールド、本部も気付いたみたいで、球審に声かけますが気付きません。結局歩夢がフルカウントから四球で1塁へ歩いたところで球審に本部から試合終了通告でゲームセット。本来は真希がサヨナラホームランでしたが、打ち気満々の歩夢に吊られたみたいで...

【訃報】♪走れ走れコウタロー ♪本命穴馬かき分けて という歌は、ソルティシュガーというグループの山本厚太郎さんがグループの演奏練習にいつも遅れてくるので、 池田謙吉、前田伸夫というメンバーたちが作詞作曲した、はやし歌です。1970年7月5日発売、ウエスタン調で、セリフも入り、フォークソングにコミカル要素を組み入れて大ヒットしました。山本厚太郎さんは2022年7月4日未明、脳内出血のため死去されました。73歳でした。安らかな眠りを祈ります

[2回戦]2022年7月17日(日)三芳町自然の森レクリエーション公園B-1 10時57分〜12時40分
チーム 1 2 3 4 5 6
坂戸ジャイアンツ 0 1 3 0 4 1 9
大井ウエスト 0 0 1 0 4 2 7

敗戦投手:加藤蓮大 本塁打:無し

戦況坂戸ジャイアンツと対戦した記憶は近年ありません。結果はどっちに転んでもおかしくない内容でしたが、ウエスト4、ジャイアンツ1のエラーの差が勝敗を分けました。相手投手の力投と、5番の女の子の1塁手が攻守ともに素晴らしかったですね。坂戸ジャイアンツの6年生は3番キャッチャーの馬場選手のみ、ピッチャーは5年生左腕、ピッチング練習を見て冨士川監督が「いい球投げるなぁ、これは厳しいなぁ」と言います。ピッチャーで4番ですから田辺投手が中心選手なのでしょう。メンバー表5番ファースト吉村成希という名前を見てナルキだから男だろうと思っていたら、試合前の練習で、アレ?女の子だ、と分かりました。足が長くスタイルの良い女の子ですが、冨士川監督が「上手いなぁ、センスを感じるなぁ」としきりに感心していました。結果的にこの予感はバッチリ当たってしまいました。6番ライト小林千希(チキ)さんも女の子です。
 1回表裏は共に0点、馬場主将のファーストフライを壮汰がエラーしてボールデッド、2塁へというピンチは4番田辺選手をセカンドゴロに打ち取ってしのぎました。1回裏田辺投手のピッチングに大和、城、連続空振り三振、虎輝見逃し三振で三者三振、手も足も出ません。
 2回表5番吉村成希さんの打球はセンターへ上がりました。これは大丈夫だ、と思ったら、アララのラ〜、真希バンザイ、成希さん1塁蹴って2塁へ、二塁打じゃありません、エラーです。千希さんのセカンドゴロで3塁へ進み、7番岡村選手のセンター右へのライナー二塁打で生還、1点先制されました。その裏ウエストは4番蓮大から、初球バシッと強い当たりがライトへ、しかし千希さんが突っ込んできて、1塁成希さんに送球、アウト!壮汰、輝、連続空振り三振、手も足も出ません。
 3回表坂戸ジャイアンツは打順良く1番から、センターフライ1アウト、2番左中間二塁打、3番馬場主将の打席で2個パスボールがあってホームイン、これはいけませんね。打ってライトフライ、落として(エラー)、盗塁されて、4番ライトへライナーヒットしこの回2点目、3-0、さらに打球処理誤って一挙3塁へ、5番吉村成希さんの打球はセンター右へのライナー二塁打でこの回3点目、4-0、この後は抑えました。その裏ウエストの攻撃は真希から、左中間大きな当たりの三塁打、セカンドリードを見て捕手の馬場主将が3塁へけん制送球、戻る真希のヘルメット後方にバシッと送球が当たり勢いよくボールデッドゾーンへ転がり、審判が真希に「大丈夫か?」と心配そうに聞いて、本塁指さしてホームインを指示しました。やっと1点です。この後歩夢三球三振、陽樹四球、大和サードゴロ2アウト、城四球、虎輝ショートゴロ、2塁送球封殺でチェンジ。4-1です。


三塁打放つもセンターにガンガン打たれて失策;真希(三芳町少年野球連盟のホームページより)
 4回表坂戸ジャイアンツ三者凡退、これは流れが変わるか、ウエストは4番蓮大から、サードゴロ、堅実な守備で1アウト、5番壮汰デッドボール、輝はフルカウントから四球を選び、真希に期待しましたがショートゴロ、しかし送球が悪く1死満塁、ここで歩夢のやるべきことは?言わずもがな、名手ですから、しかしすぐにはやりません、バッテリーとの駆け引きです。ボールカウント1-1から、ピッチャー振りかぶる、構えた、ファウル!球が速いので、芯に当てられません。壮汰は捕手の近くまで来ていましたが戻ります。次の球、またしてもスクイズ、しかし空振り三振、キャッチャーが壮汰を追い戻し、3塁送球タッチアウト!併殺となってしまいました。
 5回表坂戸ジャイアンツは2番から、四球、これはイカン、ノーアウトの四球は致命的です。ここまで無四球で来たのに、よりによって・・・案の定3番馬場主将にレフトへライナーヒットされ、4番への初球に盗塁、無死2、3塁、ここで冨士川監督タイムかけて、レフトとライトを入れ替えました。この4番打者はピッチャーで左打者、先ほどもライトへ痛烈ライナーヒットしているからです。結局ピッチャーフライに抑え、すぐまたレフトとライトを戻しました。さあ5番吉村成希さん、ここまで2打席、打球はいずれもセンターを襲っています。2球目にパスボールがあって3塁ランナーホームイン、イケマセンね、これは。次の球打ってライナーがセンター真正面へ飛ぶ、良し(ヨシ)!いや、悪し(アシ)!ナント、真希が前進してその頭上を打球が越えて行きました。黙っていればイラッシャイマセ!だったのに...結局成希さんは3塁まで到達、6-1となってしまいました。6番千希さんはここまで2個セカンドゴロでアウトになっています。ここでもやっぱりセカンドゴロ、成希さん本塁突っ込む、城が捕って間に合わない本塁へ送球、これは野選です。千希さんは2盗謀り虎輝の送球で大和がタッチしてアウト、二死となりましたがこれで終わりませんでした。7番打者はセンターへヒット、8番に代打、1塁ランナー盗塁して、パスボールで3塁へ、この試合これで4個目、多過ぎます。バッターは空振り三振でしたが、キャッチャーがこぼしている、それを見て1塁へ走る、慌てて1塁へ送球する、この間に3塁ランナーホームイン、結局打者走者も生きて振り逃げ、ランナー交代、代走が出ました。9番打者がボール、ファウル、ボール、ボール、ファウル、ファウル、粘ります。レフトへ打ち上げてこれがヒットになりました。9番打者がこの粘り、大したものです。打順1番に還りセカンドゴロでやっとチェンジ、この日6個目のセカンドゴロでしたが、1個の野選はあったものの城の守りは素晴らしい!8-1、7点差となってしまいました。裏0点ならコールド負けです。ウエストは陽樹から、フルカウントから選んで四球、大和もストレートの四球、田辺投手これで四死球6個目、スピードは速くても明らかにコントロールに難があり、それ故に打ちたくても打てないタイプのピッチャーです。城は立て続けにストライクで追い込まれ、1球ファウルしましたが2−2からの6球目ズバッと見逃し三振、虎輝は四球で一死満塁、蓮大への3球目ワイルドピッチで陽樹ホームイン、これが記念すべき初得点、とりあえず5回コールド負けは免れました。結局蓮大も歩いて一死満塁が続きます。ウエストとしてはここで一気に点差詰める必要があります。壮汰はストライク、ファウル、ファウル、ここで打たなければならないことは分かっていますから、ガンガン振ります。5球目打ってレフトへ高いフライが上がりました。犠牲フライには十分です。イヤ、大きな当たりなのでもしかして捕れないとか?そうは問屋が卸しませんでした。恐らく4年生と思われる9番打者、先ほど粘ってレフトへフライヒットした選手です、スッポリキャッチ、大和ホームインしましたが2アウトとなってしまいました。ウエストの外野手と違ってジャイアンツの外野は堅実です。しかし輝がセンター右へ落とすタイムリーヒットで虎輝、蓮大、相次いでホームインして8-5と3点差まで詰めました。期待の真希は空振り三振でチェンジ。
 6回表ジャイアンツ2番から、2アウトとなって、ここでスンナリ三者凡退なら逆転サヨナラもありかと目論んだら4番センターへ落として出塁、定位置なら捕れましたが、左打者で引っ張られているので右中間詰めて守っていたら、ちょうどセンターへポトリ、盗塁して、さあ、鬼門5番吉村成希さん、ここまで3打席、打球はいずれもセンターを襲っています。バシッと打った打球はピッチャーの足もと抜けて、大和も城も追い付けない、センターへ抜けてバックホーム間に合わず2塁ランナーホームイン、打者走者も2塁へ、致命的な1点を追加されて9-5、また4点差。6番千希さんはピッチャーゴロに抑えてチェンジ。6回裏時間的にもう後がありません。ここで逆転しなければ負けです。ウエストは8番歩夢から、ジャイアンツは5回110球8四死球の田辺投手を諦めて、1→3、3→5、5→6、6→1とぐるりローテーション、ショートだった和田投手がリリーフです。歩夢はフルカウントから選び、陽樹は2-2から空振り三振1アウト、大和は強い当たり、レフトを襲い、こぼしてこれはエラーではありません、むしろよく抜かれなかったという当たり、盗塁して一死2、3塁、田辺投手の速い球に2三振1四球だった城は、この投手なら打てるだろうと期待しましたが、フルカウントから空振り三振、打線になりません。虎輝はレフトオーバー、ズドーンと二塁打して2者生還、9-7、さああと2点だ、蓮大がホームランでも打ってくれればという期待虚しくサードゴロ、サードはこの回から成希さんに代わっていました。ピッチャーからファーストに回った田辺選手にビシッと送球してゲームセット!やはり冨士川監督が試合前練習で手ごわいぞとつぶやいた4番左腕田辺投手と5番成希さんにバッチリやられてしまいました。

失点9自責点3で力投実らず・・・口惜しい負け(三芳町少年野球連盟のホームページより)