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【１回戦】12月4日(土)9時2分〜10時39分　駒西小B面�B-1

敗戦投手：及川幸太郎　　本塁打：坂 康輔（高階南ヤンガース）

戦況：これがウエスト2021年度最終大会です。この試合はウエストが勝ってもおかしくない試合でしたが、守備の差が出ました。ウエストのエラーは捕手虎輝の3塁悪送球（タイムリーエラー）とサード幸太郎の1塁悪送球（といってもファースト輝が捕れる球でした）の2個、対する高階南ヤンガースはショートのエラーのみで、主将のセカンド磯野琴菜さんとレフト小嶋さくらさん、そしてサードの守備も素晴らしかった！
ウエストは幸太郎先発、相手女主将を空振り三振に打ち取る上々スタートながら２番歩かせ３番のヒットで先制されました。その裏内野安打の大和を陽斗の内野安打で返すも陽斗けん制アウト。２回表先頭打者見逃し三振、次歩かせて１回と同じパターン、２盗、３盗、虎輝の三塁悪送球で１点、２アウト後１、２番連続四球、だめだコリャ、救援した蓮大ですがパスボールと走者一掃３ランでこの回５点、ウエストは３回裏陽斗のタイムリーと相手エラーで２点返しましたが、相手３安打を上回る７安打放ちながら７残塁拙攻で敗北、こういう試合を勝ち切らないから年間1勝にとどまったのです。しかし蓮大の投球は来年への希望です。 主将の及川幸太郎は最終戦前に打率３割８分５厘、直近打撃絶好調で、１本ヒットが出たら、１個四球を選んでいれば目標の３割５分を上回ることができます。これは大丈夫だろうと思っていましたが、３打席で見逃し三振、ファーストファウルフライ、空振り三振の３−０で３割４分５厘に終わりました。渡辺陽斗は最終戦前に打率３割ちょうど、長打率、四球率、三振率、出塁率、得点率すべてにおいて幸太郎を下回っています。上回るのは打点だけ、しかしこの最終戦、１打席目ボテゴロヒットを皮切りに３打数３安打、なんと打率は一気に３割６分４厘に跳ね上がり幸太郎を抜きました。試合数が少なく打数も少ないので、１本打つか打てないかで打率が大きく変わるのです。ただし３出塁ながらけん制アウト、２残塁で無得点というところがいかにも陽斗でした。二人だけの６年生、なかなか上に伸びない幸太郎、高音魅力一転声変わりして上に伸びた陽斗、投手としてはいずれも無勝利で防御率は口に出すのもはばかられます。ウエスト史上最少勝利で終わりましたが、６年生打率は３割５分５厘で史上最高でした。何事も、すべてが良いことはなく、すべてが悪いこともありません。コロナ禍で苦しかった二人ですが、頑張りました。いつかきっと報われます。