全日本学童軟式野球大会 試合結果

この時期に行われる大会は全軟連埼玉県野球連盟のホームページにあるように、高円宮賜杯またはガスワンカップです

狙うは 
高円宮賜杯第36回全日本学童軟式野球大会 です

埼玉県予選の結果

■全軟連埼玉県大会 入間東地区予選
入間東地区予選:5月8日(日)三芳町総合グラウンド8時半、ウエストからふじみ野クラブには3人選抜…ジョー、寛太、祐茉

第1試合
チーム 1 2 3 4 5 6 7
ふじみ野クラブ 0 0 1 0 0 0 0 1
富士見クラブ 0 0 0 0 0 0 0 0

勝利投手:松原寛太 セーブ:山根大治  本塁打:無し

富士見クラブは勝瀬キッズのエース丹羽が登板、いいピッチャーなのでなかなか点がとれません。インコースは食い込んでくるし、アウトコースへの抜群のコントロールで連打はムリ。ふじみ野クラブは寛太が先発、捕手は川尻(鶴ヶ岡少年野球クラブ)です。投手戦で、3回表、川尻が2塁打で出て3塁へ進み大井亀少クラブ町田の内野ゴロの間にホームイン、この1点を守りきりました。追加点の場面もあったんですよ。3番寛太が1死からライトオーバー、大きなストライドで3塁打となって、打席には大井少年ファイターズの主将で、ふじみ野クラブの主将でもある渡邊という場面、何でも出来る選手なのでここはウエストならスクイズでキッチリ点を取るところ、そうすればダメ押しで勝てると思いましたが強行して無得点。ジョーはセカンドを守り、打撃は不振。6回裏1アウトをとったところでストライク、ボールがハッキリして限界と見て寛太を1塁へ、上福岡パワーズの主将本田を登板させました。これは良い判断だと思いました。寛太とうってかわって軟投のピッチングに富士見クラブ打線はタイミングが合わず、打たされてはショートゴロ、ここは大井ブルーウィングスの主将石川が華麗な守備。7回裏1死とったところで富士見クラブの上位打線に対し、今度は上福岡第五クラブエースの山根投手へスイッチ、心臓に毛が生えたピッチングで見事なセーブ。祐茉は7回表上福岡第五クラブ斉木選手がセカンドフライポトリで出塁、代走で出て2盗刺されました(>_<)

第2試合
チーム 1 2 3 4 5 6 7
三芳クラブ 1 0 0 2 0 0 0 3
ふじみ野クラブ 2 1 0 0 1 0 × 4

勝利投手:山根大治  本塁打:無し

ふじみ野クラブは上福岡パワーズエースの矢野が先発、早々1点失います。捕手は渡邊主将です。寛太はライトで先発しました。ジョーはベンチスタートです。三芳クラブはドリームズエースの久保主将が投げます。4番寛太はヒットで出て5番渡邊のレフトへの2点タイムリーで2塁から一気にホームイン、足が生きて逆転しました。2回裏にも大井亀少クラブ町田のタイムリーで1点加えて良い流れです。3回表から上福岡イーグルスの安江投手を登板させました。しかし打ち込まれて1死2、3塁とされ、レフトフライで2死、3塁ランナータッチアップ、本塁送球はやや1塁側に逸れましたが渡邊捕手が上手く走者にタッチしてアウト!失点を免れました。その裏3番大井ブルーウィングスの主将石川がヒットで出て、寛太のセカンドゴロで3塁まで進みます。渡邊主将ショートゴロ、3塁ランナーけん制して1塁送球2アウト、本塁狙った石川本塁タッチアウト、これは攻撃的な走塁、走るも走ったり、守るも守ったり、見事な攻防でした。4回表捕手が大井亀少クラブの安藤に代わり、渡邊はサードへ、ジョーが2塁に入りました。久保がレフト前ヒットで出て2盗、打席にはドリームズの山本、女の子ですが強打の左打者、ヤッパリ左中間へのエンタイトル2塁打で1点、次打者は右中間に打って山本ホームインして同点、打者走者は2塁狙ってタッチアウト。やはり球威がないと打ち込まれます。5回表から上福岡第五クラブエースの山根投手が登板、三者凡退に抑えます。その裏1死から安藤がセカンドのエラーで出塁、ジョーがキッチリバントで送り2死2塁、ここで2試合通じて華麗な守備で投手を助けてきた小柄な3番石川が左中間2塁打で勝ち越しました。まさに攻守に大活躍です。更に4番寛太にダメ押しして貰いたいところ、吸い込まれるようにファーストゴロ、ここは守備の上手い女の子山本なので万事休す。6回表三芳クラブ右中間ヒットで無死の走者を出しましたが、2アウトまでこぎつけ、打席にはまたもや山本、バシッと引っ張ってライトへ、寛太捕って1塁送球アウトで難を逃れました。なお寛太はこの試合、ライトフライ2個、捕ってアウトにしましたがヒヤヒヤものでした。6回裏ふじみ野クラブは5番渡邊から、しかし三者凡退でいよいよ最終回、7回表へ。三芳クラブ先頭打者はいい当たりでしたがサード渡邊ライナーガッチリ。三芳クラブ代打攻勢、空振り三振、センターフライで試合終了、山根は見事な勝利投手。安藤とのバッテリーは素晴らしく、安藤は1塁ランナーへの牽制球をビシバシ投げるのでランナーもなかなかリードを大きく出来ません。

ふじみ野クラブ優勝、高円宮杯の埼玉県予選進出です。詳細は、ふじみ野市少年野球連盟「ふじみ野クラブ」のページをご覧下さい。


■高円宮賜杯第36回全日本学童軟式野球大会 埼玉県予選
5月14日(土)9時 高円宮杯埼玉県予選代表者会議;上尾スポーツセンター 組合せ抽選結果をふじみ野市少年野球連盟事務局次長矢内剛さんから頂きました。それによりますとふじみ野クラブの1回戦の相手は、寄居地区代表:花園野球スポーツ少年団です
5月28日(土) 高円宮賜杯第36回全日本学童軟式野球大会埼玉県予選開会式8:30埼玉県営大宮公園野球場
5月28日(土) さいたま市岩槻川通公園野球場で13時から1回戦 結果(pdf))(ふじみ野クラブの大会会場E1→E2の間違いです。戸田リトルジャイアンツの番号36の四角囲み枠は、今回が第36回なので選手宣誓が当たったという意味だそうです)


5月29日(日) 2回戦、東松山市野球場で10時半から戸田市代表:戸田リトルジャイアンツに8-0コールド勝ち

3回戦は6月4日(土)熊谷さくら運動公園野球場で8時半から、例年強豪の加須ドリームに3−1勝利


投手:矢野−本田−松原 捕手:川尻  二塁打:松原×2、矢野

準々決勝は6月5日(日)東松山市野球場で14時半から、栗原ビーバーズに8−4勝利
8−4というと楽勝みたいに感じますが、スコアボードでわかるように接戦で、上福岡第五クラブは関団連の試合で不在、西部夏季大会のため大井少年ファイターズが遅れて参加、最終回に突き放して寛太が締めて勝利という結果でした


投手:矢野−本田−松原 捕手:川尻  本塁打:町田 二塁打:町田、安藤、古寺

準決勝は6月11日(土)東松山市野球場で10時半から、口ラッパの三郷クラブと対戦、もう一つの準決勝は熊谷グリーンタウン対東松山野球スポーツ少年団です。13時から決勝戦
この大会は、埼玉西部夏季大会や西武沿線大会と複合するだけでなく、土日行われますが、土曜参観や運動会という学校行事と重なります。授業参観を休めるか?に関しては家庭判断で、ということで過去もやってきました。さすがに運動会は休めませんが、授業参観はふじみ野市代表の県大会への出場ですから、学校もそちらを優先して構わないと言う場合もありますが、欠席となってしまいます。他の大会と重なった場合、選手が豊富なチームでは、自チームより県大会を優先して選手を送り出した結果、自チームは負けてしまったなどという悲劇も過去ありました。
埼玉県では、東松山野球スポーツ少年団か熊谷グリーンタウンが県大会を制覇して全国大会というパターンが長く続きました。過去埼玉県勢は、東松山野球スポーツ少年団が3回準優勝しただけで、優勝はありません。
2012年第32回大会では、ウエストから杉浦、小河原、吉田が選抜され、3戦勝ち抜いて準々決勝で敗退、BEST8止まりでした。優勝した埼玉県代表東松山野球スポーツ少年団が全国大会で5戦勝ち抜き、最後は鳥羽野球部(福井)に敗れましたが、見事準優勝、埼玉県少年野球のレベルの高さを全国に示しました。
2013年はウエストから内藤、柿沼、川井田、伊藤が選抜され、4戦勝ち抜いて埼玉県営大宮公園球場での準決勝で三郷クラブに6回2-9Xサヨナラコールド負け、BEST4までよくぞ頑張りました。結局熊谷グリーンタウンを下した比企野球少年団との決勝戦で9-2コールド勝ちして三郷クラブが埼玉県代表になりましたが、全国大会では緒戦完封負けでした。
2014年はウエストから6年3人全員(渡辺、矢野、小甲)が出場し、入間東地区予選でまさかの1敗1引き分けで出場を逃しました。頂点に立ったのは決勝で三郷クラブを7-0で下した加須ドリームでした。加須ドリームは全国大会3戦目で敗退。
2015年はウエストから6年4人全員(長谷川、長田、瀬戸尾、井上)が出場しましたが、早くも2回戦で東松山野球スポーツ少年団と当たってしまい、3-15の大敗で5回コールド負けでした。結局東松山野球スポーツ少年団が優勝、全国大会でも決勝で優勝5回目の長曽根ストロングス(大阪府代表、大阪は過去10回優勝、2位の兵庫が3回ですからダントツです)に敗れましたが、3度目の準優勝は立派でした。第8回ガスワンカップ選手権大会では東松山野球スポーツ少年団が坂戸クラブに3-2の接戦で負け、結局三郷クラブが優勝、三郷クラブの応援団の口ラッパはスゴイですよ。笑えます(^-^) でも自分がヤレと言われても、恥かしくて出来ません。口で吹奏楽団みたいなオヤジがひとり、バックコーラスがフォローするんです。終いには声がかすれて、悲壮感さえ漂う始末、でも立派です。
 さて試合結果は下記の通りです。


   投手:松原−本田−山根ー安江 捕手:川尻  本塁打:無し 三塁打:石川 二塁打:矢野

 ふじみ野クラブ先攻、準々決勝で大活躍の町田が松葉杖で出られません。1回表二死2、3塁から5番矢野が右中間二塁打で石川、寛太生還して2点先行。その裏マウンドには寛太、4連続四球で1点、ピッチャー交代、本田登板、5番センター前にポトリ1点、ファーストゴロで1死になるもその間に1点、3−2と逆転されました。その後は抑えました
2回表ふじみ野クラブ8番本田から三者凡退。その裏二死から三連打で2点取られ2−5
3回表石川が三塁打、寛太空振り三振で1アウト、古寺のヒットで石川生還3−5、矢野もヒット、ここでダブルスチール成功したかに見えましたが、古寺三塁オーバーラン〜タッチアウト、斉木四球、安藤空振り三振でチェンジ。その裏三郷6番二塁打、7番ピッチャーフライ1アウト、8番に代打、セカンドゴロかと思いましたが、慣れない守備位置の渡邊捕れずライト前ヒット、1、3塁から盗塁、キャッチャー川尻からの送球1バウンド、こぼして3塁ランナー生還、1アウトの場面ですから本来セカンドがカットして3塁ランナー飛び出したら3塁送球というはずですが、やはり練習不足か連係がとれません。ここでセカンドはジョーに交代、この後レフトへの犠牲フライなどで計3点、3−8
4回表ふじみ野クラブ8番本田に代打山根出しましたが空振り三振1アウト、9番川尻ヘルメットにデッドボール、1番ジョーサードの頭越えヒット、石川絶妙なサード前バント、しかし間一髪1塁アウト、寛太レフト線見事な流し打ちヒットで二者生還5−8、2盗して古寺に期待しましたが空振り三振、チェンジ。その裏マウンドには山根、1死1塁から右中間二塁打、レフトオーバー二塁打で5−10、とにかく良く打つ三郷クラブ、7番ショートゴロ、ここは石川ですから安心、二死3塁から歩かせて9番ファーストゴロでチェンジ、取っても取られ、流れが来ませんね
5回表三郷クラブピッチャー交代、5番矢野から、四球で出て、斉木セカンド横良い当たり好捕されましたがランナー進塁、1死2塁となって打席には安藤〜空振り三振で2アウト、山根の当たりはサード横、横っとびキャッチ、しかし起き上がって1塁送球するも逸れて矢野生還、川尻セカンドゴロで1点止まり、6−10。その裏7番安藤に代わり安江が入ってピッチャー、斉木がサードに入り、山根がレフトと守備位置変更。安江の緩い球に二者連続空振り三振とショートゴロで三者凡退、安江ナイスピッチングで流れが来そうです
6回表ふじみ野クラブの攻撃は1番ジョーから、三塁線の強い当たり、好捕されましたが1塁送球が逸れて2塁へ、さらに2塁も蹴って3塁に向かいセーフ、石川はサードゴロ、ジョー三本間に挟まれ、ランダウンプレー、三塁への送球がレフトへ抜けてジョーホームイン、石川も二塁へ、寛太セカンドゴロの間に石川三塁へ、古寺がファウルで粘りに粘って四球出塁したのは見事でした。二塁盗塁して矢野のセカンドゴロの間に石川ホームイン、斉木はファーストファウルフライでチェンジ。その裏三郷クラブは4番打者から、ぶつけてしまい5番サードゴロ、5→4→3、併殺はならず。やはりジョーも2塁に入るタイミングやや遅れ。6番セカンドゴロ、併殺か?ジョーが二塁ベースカバーの石川に送球、これをこぼしました、目が逸れたか?あるいは近い位置からの送球なのでトスすべきではなかったか?1アウト1、3塁から2盗、二塁送球、スタンドから「そりゃ無いだろう」の声、その通り三塁ランナーホームインして8−11、ここも3回裏同様1アウトで3塁にランナーがいますから、2アウトなら刺しに行きますが、本来セカンドがカットして3塁ランナー飛び出したら3塁送球というはずですが、やはり練習不足か連係がとれません。サードゴロで3アウト、時間切れ終了、残念でした。6回裏残り時間からして併殺を取れていれば2点差で7回に入り、流れがふじみ野クラブに来ていましたから、逆転勝ちできたかもしれません。残念でした
もうひとつの準決勝は、熊谷グリーンタウン10−3東松山野球スポーツ少年団、6回コールドでした

決勝は熊谷先攻、熊谷が2回3点、3回2点取ってリード、キャプテンで5番、ピッチャーの松村という女の子は凄い!球が速い、コントロールが良い上にスローボールも投げるので、打てそうも無いと思ったら、3回裏に2安打とドデカイレフトオーバーホームランで3点返しました。しかし熊谷は地力に勝る、ボールは振らない、好球必打、9番打者の芸術的セフティなどで3点、その後も4点加えて結局12−3の6回コールドゲーム


後日談
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