大井ウエスト試合結果  

埼玉県西部選抜大会


第38回埼玉県西部選抜大会  組合せ
11月3日(土) 開会式…坂戸市民総合運動公園
ふじみ野市からは上福岡イーグルス、大井亀少クラブ、大井ウエスト、大井少年ファイターズ、上福岡ジュピターズが選抜
1回戦の相手は富士見ビクトリー(狭山)、6−3勝利
2回戦は川越スラッガーズ、坂戸市民総合運動公園野球場A面C-2、10:45〜 まず目の前の1戦に集中しよう!
→実はこう書いたのは、川越スラッガーズが強敵で、これを撃破すれば次は毛呂山大会でコールド勝ちしている泉スプリングス、BEST8へ進んで準々決勝で霞ファイヤーズ、ここが大きな関門だと睨んでいた。しかし「目の前の1戦」で負けた。


[1回戦]11月3日(土) 坂戸市民運動公園野球場A面 14:25〜

チーム 1 2 3 4 5 6
大井ウエスト 2 1 0 0 3 0 6
富士見ビクトリー 1 0 0 0 2 0 3

勝利投手:小河原 瞬

戦況小河原先発して4回、吉田が2回投げた。6回で終わったので、ウエストローカル基準で小河原が勝ち投手とした。7回なら5回投げなければ勝利投手の権利は発生しないが、6回以下なら、先発して4回投げきった時点でのリードをそのまま保った場合先発投手に勝ちを与える。そうしないと、楽勝ゲームで他の投手に経験積ませようと登板させると勝ち投手の権利を失うというのでは可哀想だ。ただしコールドゲームでなければ、4回投げ切らないと権利は無い。
さて矢野壮真が学校の体育の授業で怪我して出られないので、苦肉のオーダーを組んだ。しかし、1回表内藤が四球で出て、吉田、小河原の3、4番のヒットで幸先良く2点先制、ただし杉浦ショートゴロ、6→4→3の絵に描いたようなゲッツー。その裏1番打者にレフト前ヒットを打たれ、2番のライトゴロを見事なトンネル、久し振りに試合に出たから仕方ないか・・・1点献上。小河原はあまり調子が良いとは言えず、毎回ランナーを許したが0点で抑え、5回表内藤がセンター前ヒット、川井田セフティバントヒット、吉田もセフティバントヒットで内藤を返し、川井田は暴投でホームイン、小河原がセンターへ打ち上げて、吉田健太郎がタッチアップで帰り3点追加、これで試合は決まった。その裏マウンドへ吉田を送ったが、内藤がセカンドフライをポロリ、こんなことアリエナイはずだが、どうしたことだ?3番打者の右中間ヒットで1点、5番打者の左中間2塁打で2点目を失った。6回裏には7番打者にレフト前に打たれたが、この走者の2盗後、調子に乗って3盗を図ったが、杉浦が阻止した。なめたらアカンゼヨ!


[2回戦]11月4日(日) 坂戸市民運動公園野球場A面 10:47〜12:25

チーム 1 2 3 4 5 6
川越スラッガーズ 5 1 0 0 0 0 6
大井ウエスト 2 0 1 1 0 0 4

敗戦投手:小河原 瞬

戦況負けた試合のことは書かなくていいよ、と杉浦助監督に言われた。この試合は確かにおかしかった。何かが狂っている感じ、そう、4年生の矢野壮真の怪我で守備が代わっている。とは言っても5年生の伊藤がファーストに回り、ライトに4年生の渡辺巧真が入っているだけだ。たかがこれだけのこと、しかも6年生の試合に4年生1人がいないだけ、別にどうってことないじゃん、と凡人は思うだろう。ところが違うんだナ、これが、ウエストは。少数精鋭で、6年4人、5年4人、4年1人という不動のオーダーでず〜〜〜っと戦ってきたので、誰かひとりいなくてもリズムが狂うのだ。1回表先頭打者に小河原がいきなり初球ぶつけた。盗塁され、送りバントが内野安打になり、すぐ2盗で無死2、3塁、3番サードゴロを本塁送球〜セーフ!野選となって1点、また盗塁で、無死2、3塁が続く。ここで4番がライト左へ打って2点目、また盗塁で、無死2、3塁が続く。5番ショートゴロ、本塁送球〜セーフ!野選となって1点、また盗塁で、無死2、3塁が続く。何か壊れたビデオテープを見ているようで、同じような場面が続き、1アウトが取れない。横森代表は「ダメだ、流れを断ち切れ」と言った。後から考えるとその通りだった。ここはピッチャーを代えて、一息ついて冷静にさせるべきだった。小河原続投、6番ファーストファウルフライでやっと1アウト、しかし7番打者にきれいにレフト線にヒットされて4点目、このランナーも初球2盗、行け行けドンドン、こんなに走られる杉浦も見たこと無い。8番打者はサードゴロ、本塁送球タッチアウトで2アウト、9番打者、2死1、3塁、ここも走ってくるだろう、しかし1アウト取ればチェンジだから盗塁を刺そうと杉浦2塁送球したが、これがセンターへ抜けて5点目、間違っても打たれないような9番打者に四球を与え、1番に還って、もうダメだ、吉田健太郎をマウンドへ、初球ピッチャーゴロでやっと1回表が終わった。打者10人5点、代表の言うように3点のところで一息入れるべきだった。ピッチャーは落ち着いたらまた戻せば良いのだから。やはりベンチというのは、普段やり慣れないことをするのが怖いものなのだ。普段からドンドン守備位置を変えたりして訓練していればこういうとき咄嗟の判断ができるのだが、冒頭書いたように、少数精鋭のウエストではこれが難しい。しかも絶対的エース小河原への信頼感はゆるぎない。ただ結果的には、初回3点に抑えていれば悠々勝てただろう。1回裏2点返してなお1アウト2、3塁のチャンスがあった。その後もチャンスが続いたが、やはりビハインドが大き過ぎて、普段のような伸び伸び攻撃ができない。追い着きたいという気持ちが焦りを生む。負けるときはこういうものだ。2回表吉田健太郎は1死から3番打者に事故みたいなレフト線3塁打を浴び、暴投で1点与えた以外、3回から四球の走者一人を許しただけの完璧なピッチング、3回、4回にいずれもパスボールで1点ずつ返し、ジワリジワリと追い掛ける、相手は怖かっただろう。特に4回裏2死2、3塁、1打同点のチャンスで3番吉田が痛烈に引っ張ったがセカンド正面のライナー、少しでもずれていれば、広い球場、吉田の足でホームランだった。まさに勝負は紙一重という場面だった。


上福岡イーグルス優勝、大井亀少クラブ準優勝 おめでとう!
11月11日(日)3回戦と準々決勝のダブル、上福岡イーグルスと大井亀少クラブは順当にBEST4へ、
しかし現在最も充実している大井少年ファイターズは南部との重複で、準々決勝へ5年生を当てて嵐山ライナーズに7-0で敗れた
これで西部の連盟にも顔が立つ。こうしたことができるのは選手層が厚いからだ。ウエストなら準々決勝棄権だっただろう

11月17日(土)準決勝:上福岡イーグルス4−1大東スポーツクラブ、大井亀少クラブ5−0嵐山ライナーズ
決勝:上福岡イーグルス5−4大井亀少クラブ
、6回終了時5−0、7回表に亀少クラブ一挙4点、すごい試合