大井ウエスト試合結果  

46回東入間春季大会
2011年5月15日(日) 開会式:富士見第2運動公園 組合せ表


大井ウエストの入場行進

1回戦シード、2回戦5月21日(土)唐沢小学校で12時半からC-3、富士見ファイヤーズを4-2で退けた三芳ドリームズAと対戦
昨年の新人戦では5-4でウエストが逃げ切ったが、試合内容は厳しかった。三芳ドリームズとは伝統的に接戦になる。澤藤は盛岡で不在、頑張れ!ウエスト


[2回戦] 5月21日(土)唐沢小学校C-3 12:51〜

チーム 1 2 3 4 5
大井ウエスト 2 0 1 0 0 3
三芳ドリームズA 0 2 0 0 0 2
勝利投手:野本大揮

[戦況] 野本先発3回投げて、吉田が締めて、キャッチャー小河原のホームランで勝った。1回には野本、吉田の1、2番がヒットで出て、小河原のサードゴロエラーの間に野本ホームイン、2死後杉浦がレフトへヒットして吉田ホームイン。これがウエストの勝ちパターンで、見事に決まった。2回裏、5、6番を四球で出して、投ゴロ1塁送球をエラーして1点、ライト前ヒットで同点に追いつかれた。すかさず3回表の小河原のホームランで勝てたとは言え、攻撃が非力である。しかしそれもそのはず、ウエストは6年が2人だけ、5年を加えても足りず、4年も出さなければ試合が出来ない。どうしてもオール6年のドリームズには体力で見劣りする。それでもウエストが勝ってしまった。

[準々決勝] 7月30日(土)南畑小学校B-1 10:47〜12:25

チーム 1 2 3 4 5
大井ウエスト 0 0 1 1 2 4
上福岡イーグルス 0 0 2 6 × 8
敗戦投手:山口泰平

[戦況] 西部大会と関団連読売旗大会で優勝の上福岡イーグルスと、6年生が2人だけで5年生4人、4年生3人出してやっとチームを構成する大井ウエストでは、FIFAワールドカップ女子のアメリカ対なでしこジャパンのような圧倒的な戦力差、体力差、しかし耐えに耐えられれば勝機はある、まともに対戦したらコールドゲームになるぐらいの攻撃力の差がある。鍛えに鍛えた守りでは対抗可能だ。ここはセコくても、ベース上に顔出してバスター作戦で行くことにした。山崎雄大投手はコントロールが良く、ふじみ野市bPの好投手だ。しかしド真ん中に投げるところに顔があったら、ぶつけるつもりで投げなければストライクにならない。どうしてもアウトコースになる。コントロールが良いからそれでもストライクを取ってきたが、徹底してこの作戦をとった。この作戦は当たった。1回、2回とも一人ずつ四球のランナーを出し、2塁までランナーを進めた。山崎投手から四球を選ぶのは実は至難の業なのだ。2死から野本が四球で出た3回表、2盗、3盗してバッター吉田、2ボール1ストライクからの4球目、投前バント、山崎捕って1塁送球、しかし韋駄天吉田の足が勝って、この間に野本ホームイン、ウエストの得点パターンがピタリとはまった。更に吉田が2盗してバッター山口、もう1点欲しかったが空振り三振。その裏イーグルスは8番打者から、勝つにはここをピシャリと締めなければならない。打球はライト正面ライナー、ノーバウンドでは捕れない、川井田突っ込んだが、グローブにも触らずに打球は後方へ、ランナー一気にホームインして同点。1死後1番打者はセンター左へヒット、2番打者の山崎にレフトオーバーのライナーを打たれ逆転された。緒方は四球、ここで投手は山口に交代して追加点を阻んだ。4回表小河原がデッドボール、捕手が逸らしたすきに2塁へ進み、内藤が送りバントで3塁へ、杉浦初球スクイズがファウル、ここからがお互いの駆け引き、最初からバントの構えで、スクイズ警戒するもバットを引く、3ボール1ストライクとなった。ここはもうストライクを投げる場面、そしてキッチリスクイズを決めた。見事な攻撃で同点。ここまではなでしこジャパンだったが、その裏、7番からの打順、勝つには3者凡退に抑え、5回表に加点して、その裏時間が無くて焦る相手を抑えて勝利・・・となる予定だった。ところが7番打者に1塁後方渋いテキサスヒットを打たれ、8番打者をアウトにした後、9番打者に粘られて四球、これが敗因。ボール3からストライク、ファウル、ファウル、こういうときに打者は気合で粘らなければならないが、投手は根負けしないようにストライクを続けなければならない。気落ちしたか1番松本にもファウル2本で粘られた末にフルカウントから7球目ボールで1死満塁、これが上福岡イーグルスらしいところだ。簡単には打たない、追い込まれたら好球待って、くさい球はカットして粘る、2ストライクからでも打てるという自信があるからできるし、簡単に打って凡退したら監督の雷が落ちる。2番山崎もフルカウントから四球を選んで押し出しで勝ち越し、これは完全にピッチャーの気迫負け、再びマウンドに野本を送る、迎えるは恐怖のパワーヒッター緒方、初球ファウル、「バッター力んでるぞ、気持ちよく打たせろ」と監督の指示、これで肩の力を抜いたか、緒方2球目は余裕しゃくしゃくで見送り、3球目、ズドーンと打って弾丸ライナーがレフトのはるか頭上、ネットを越えて、隣の敷地の塀も越える特大グランドスラム、気持ちよく打たせ過ぎ・・・。次の4番大森には右中間突破、一番深いところへソロホームランを打たれた。これはベンチの指示ミス、それまでは右中間狭めて深い守りで長打を許さない大森対策していた。吉田と川井田は共に俊足、ボールには追い着けるはずだったが、緒方の当たりが余りにも素晴らしく、呆然として指示し忘れていた。その後2人は抑えて、もう時間が無い、ウエスト5回表最後の攻撃になりそう、しかし最後の最後まで勝負は諦めない、「ウエストらしい攻撃と言うよりは、今日の野球をやろう、あくまで今までと同じだ」、という監督の指示で、柿沼はベース上に顔出してバスター作戦、山崎はさっきも小河原にぶつけてる、デッドボールなど考えられない投手だから、やはりいやだったのだろう、四球を与えてしまった。コレを見て東海林監督、さっと松本に投手交代。今度は球は速くない、それでも「今日の野球」=徹底したバスター作戦で小野も四球、野本は7球目右中間オーバーの大きな当たり、さっきの大森と同じところだ、2者ホームイン、3塁コーチャー腕をグルグル回す、3塁を回ったところで野本滑った、ボールを追った緒方が右中間深いところで中継、野本監督が「イカン!緒方だ」、と叫んだ。その通り、捕手をめがけて矢のようなストライク送球が来て野本タッチアウト!守備でまで見せ場を作ってしまった。しかし最後まで諦めないウエストの姿勢は素晴らしかった。ただ、吉田見逃し三振、山口ライトフライでチェンジ、この辺りが気迫を見せないと今後のウエストに未来は無い。

47回東入間秋季大会
2011年9月10日(土) 開会式:上野台小学校 組合せ表


大井ウエストの入場行進

[1回戦] 9月10日(土)駒西小学校B-2 12:06〜13:46

チーム 1 2 3 4 5
大井ウエスト 4 2 0 3 0 9
三芳ドリームズ 3 1 0 3 1 8
勝利投手:野本大揮

[戦況] 幸先良く4点GETしたが、野本先発して3点取られ、これはいかんと2回から吉田に代えた。点を取れば取られるという殴り合いのような試合で、伝統あるウエスト対ドリームズらしい試合展開。4回裏途中で、吉田に合ってきたドリームズ打線を見て再び野本登板、それでも打たれたが、レフトファウルフライを柿沼大翔が俊足飛ばしてキャッチしてなんとか4回をしのいだ。5回裏にはいきなり四球で先頭打者を出し、1点取られて遂に1点差、2死までこぎつけたが、3塁にランナーが残っている、打者は9番、前の打席で痛烈にセンター右へライナーの2塁打を打っている投手、力投の会退(アイノキ)、ガツーンと打って、ヤバイ!センターオーバーか?という当りを、川井田背走ジャンプして捕った。柿沼大翔、川井田流碧の4年生二人の守備に救われた試合。ドリームズキャプテン宍戸は1番打者で3打数3安打、とにかく1番から9番まで気の抜けない打線、4番打者も9番打者も同じような強力打線で10安打、よくぞ勝ったものだが、4年生内藤、5年生杉浦、6年生野本がホームランという、ドリームズ戦でしか有り得ないようなバッティングで勝った。

[2回戦] 9月11日(日)富士見第2運動公園C-1 8:27〜9:57

チーム 1 2 3 4 5 6
大井ウエスト 0 1 2 0 1 0 4
みずほ台ヤンガース 0 3 2 0 0 0X 5
敗戦投手:野本大揮

[戦況] 1年に一度ぐらい、どうしようもなく情けない試合と言うのがあるものだが、今年のチームはこれが何度もある、この日もそうだった。朝一番に弱いのか?ご飯をしっかり食べてきたか?スポーツではエネルギーを必要とするので、特に朝一番のときは軽くパンにバナナ、ヨーグルトといった軽食ではなく、ライスが良いのである。卵かけご飯でも良い、納豆に味噌汁という日本古来の朝食でも良いが、やはり米がエネルギー源として良い。今年のヤンガースなら楽勝だろうと思って臨んだ試合、いつでも点がとれそうな展開、なにしろ8四球、2死球、2エラーを頂いて、勝って下さいと言われているような試合、フツウなら大量点でコールド勝ちすべきなのに、塁上5アウトのまずい走塁、スクイズ失敗、その上守りでは3エラーに2FC(野選)、なんと8個の大量三振、前日大当たりの打線がわずか2安打、もし三芳ドリームズだったらコールド勝ちしてただろう。三芳ドリームズに申し訳ないという感じ。野本先発3回投げて5失点ながら自責点1、これでは勝てない。4回から代わった吉田はナイスピッチングだったが、追いつけないまま時間切れ。5番の女の子が3打席とも出塁して2得点、8番の女の子が1安打、1FC(野本が1塁に投げなかった)、1得点、アウトになった1打席だってセンターゴロだ、川井田が良く投げてアウトにしたが、当りが痛烈だったからこそだ。どうもウエストのピッチャーは女の子に弱いと言うのが伝統的だが、2人で3得点されたら勝てないよ。冒頭の「どうしようもなく情けない試合」の理由は、やはり6年2人、5年4人、4年3人という選手構成で、6年が余程ガッツ、気合をみなぎらせてチームを引っ張らなければ、下級生に期待しようと言うのが無理。

第22回東入間新人戦大会
2011年10月2日(日) 開会式:三芳町総合運動公園 組合せ表

ワッショイ・ウエスト秋祭りフィーバー!

神がかりの優勝でした


優勝旗を頂きました


唐沢小学校で歓びの帽子投げ


メダルを胸に

開会式 10月2日(日) 三芳町総合運動公園
大井ウエストの入場行進

[1回戦] 10月2日(日) 三芳町総合運動公園B面B-3 13:18〜14:56

チーム 1 2 3 4
大井ウエスト 3 0 4 3 10
勝瀬キッズ 0 1 2 0 3
勝利投手:小河原 瞬

[戦況] ウエストは初回2四球1死球、送りバント1、2三振で3点、何故?吉田、小河原、小野がいずれもパスボールでホームインした。1回裏勝瀬キッズは打ってレフトフライ、レフトライナー、四球、レフトフライ、ウエストのレフトは柿沼、打球に対する反応が早く、普通なら難しい2番打者のライナーなども、簡単に捕ってしまう。本当に上手い野手はファインプレイしない、というのはよく言われること。2回は伊藤優がセンター右へヒットして出たが、2塁の塁上けん制でアウト。2回裏5、6番に連続四球を与え、7番がバント、捕手の杉浦が捕って1塁送球、アウト、しかし小河原が本塁カバー遅れ、走者は一気に3塁蹴ってホームイン。カバープレー、ひとつ勉強した。3回表またもや吉田が四球で出て2盗、川井田がバントで送ったが、捕手の1塁送球より足が速く、内野安打となった。圧巻はこのとき吉田が一気に本塁を陥れた走塁の見事なこと、さらに川井田盗塁して小河原がレフト前にヒット、暴投で川井田ホームイン、小野がバントで小河原を3塁に送り、杉浦がスクイズ、投手→捕手、タッチ、これが上からのタッチで足が入るほうが早くてセーフ!野選となった。なんという見事な連続攻撃、内藤は三振したが、この打席で杉浦は2盗、3盗、柿沼がきれいにレフト右へライナーのタイムリーヒットしてこの回4点。その裏小河原は大乱調、先頭の9番打者を歩かせ、1、2番は討ち取って2死2塁、ここからストライクが入らない、3、4番四球で満塁、5番打者にぶつけて押し出し、さらに6番も四球で連続押し出し、それでも監督は動かない、7番打者三振でやっとチェンジ。4回表先頭矢野四球、暴投とパスボールで3塁に進み、吉田が粘りに粘ってレフト前に運び矢野を迎え入れた。この後小河原が左中間の2ランホームラン。4回裏もう試合時間はオーバーした。吉田をマウンドに送り、2安打されたが、失点せずゲームセット。小河原が途中調子を崩した理由はわかる。ここでは書かないが、このところ、練習試合でもナイスピッチングをしている。球が重くて飛ばないのだ。ガツーンと打ったつもりでも飛ばない。この日も3回無安打。最後に吉田にスイッチしたのはパターンだが、吉田は球が速くキレがある。ただし軽いので芯を食われる。攻撃面では1番吉田、3番小河原が3打席3得点。吉田は四球=3塁打みたいな選手、小河原は筋肉マンみたいな選手、捕手の杉浦の安定度、内外野の締まった守備、ほとんど芸術的な領域に近づいている。

[2回戦] 10月10日(月) 唐沢小学校B面C-2 10:45〜

チーム 1 2 3 4 5 6 7
大井ウエスト 1 0 0 1 0 0 0 2
大井亀少クラブ 1 0 0 0 0 0 0 1
勝利投手:小河原 瞬

[戦況] スコアは強いチームの典型的パターンだ。吉田が唐沢小最深部へ先頭打者ホームラン。1点リードを守りきった小河原−杉浦のバッテリーは素晴らしい。ただこの1点も投手の責任ではない。得点も4点ぐらいはとれたはず、4-0でも良い試合だった。後半焦って早打ちになった大井亀少クラブ、小河原がテンポ良くスイスイアウトをとる。7回84球、こんなピッチング、滅多に見れるものではない。1回戦の解説にも書いたが、バッテリーが安定し、守備が締まったチームは強い。昨年の南部ジュニア大会の準優勝チームだから強いのは当然と言われるかもしれないが、そのときの4番打者は他のスポーツに転向し、他にも辞めた選手がいて戦力は落ちているように見える。5年生、4年生、3年生まで出さないといけないチームが、チームワークで頑張っている。ふじみ野市5年生大会の優勝チームを破って、さあ目指すはさらに上・・・

[準々決勝] 10月29日(土) 西原小学校@-1 13:22〜14:45

チーム 1 2 3 4 5
大井ウエスト 1 4 2 3 1 11
鶴小ニュースカイヤーズ 0 1 0 0 0 1
勝利投手:小河原 瞬

[戦況] ウエストは1回表川井田流碧がレフトへ2塁打して小河原の左中間ヒットで幸先良く先取点。2回以降5個の死球、2個の四球、暴投やエラー、送りバント、スクイズ、いろいろあってコールドゲーム。内藤が3打席3得点小野と伊藤が2得点。出塁無しは柿沼と矢野だけ。先発小河原は4回52球のナイスピッチング、1点は暴投で与えたもの。5回裏は吉田が登板して3人を8球、最後の打者は空振り三振で仕留めた。

[準決勝] 11月6日(日) 唐沢小学校B面 10:47〜12:16

チーム 1 2 3 4 5 6
三芳ホープ 0 0 0 0 0 0 0
大井ウエスト 3 0 1 0 0 × 4
勝利投手:小河原 瞬

[戦況] ウエストは先発小河原が3回、吉田が3回、完封リレーで、強打の三芳ホープを抑え込んだ。

[決勝] 11月6日(日) 唐沢小学校B面 13:00〜14:45

チーム 1 2 3 4 5
大井ウエスト 0 4 0 0 8 12
上福岡イーグルス 2 0 3 1 2 8
勝利投手:小河原 瞬

[戦況] 試合開始からポツポツ来ていた雨が途中強くなって、ぬかるみに足を取られるわ、ボールは滑るわの悪コンディションでの乱戦となった。逆転に次ぐ逆転で、小河原は四球連発で途中エース吉田に投手交代するも、1球もストライクが入らず、再び小河原がマウンドに上がる苦しい展開。一方上福岡イーグルス宮本投手は制球が良い。バックもショート吉満の軽快な守備で投手を盛り立てる。攻撃も俊足吉満を斬り込み隊長にどこからでも点が取れる打線、しかし打線のパワーはウエストのほうが勝っていた。最後は大井ウエストのスクイズ攻勢に強打を絡めて、まるで神掛かりの1イニング打者12人8点の大逆転、3年生まで出さざるを得ない苦しいチーム事情ながら、信頼と連帯と団結で、優勝旗を勝ち取った。
 試合詳細は後で。


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