大井ウエスト試合結果  

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[1回戦] 4月4日(日)10時55分〜12時35分 鶴ヶ丘小学校 幻のサドンデス!

チーム 1 2 3 4 5 6 7
大井ブルーウィングス 1 0 1 0 0 3 0 5
大井ウエスト 1 0 0 2 0 0 1 4

敗戦投手:前田夏輝

戦況ウエストは負けるはずのない試合を落とした。大井ブルーウィングスとウエストの内容を比べてみよう。打席数は29対33、投球数は笠松6回1/3で119球、小柳2/3で2球、前田6回91球、永田1回7球、ヒットは1対8、四死球は3対5、三振は3対2、犠打は4対3、盗塁は4対9、残塁は3対8、これで得点が5対4、犠打以外の数値はウエストが上回り、ウエストが圧勝していたはずなのに何故負けたか?エラーが1対3、すなわち守り負けたのが結論。しかもウエストのエラーは6回に集中、無死から3連続、ここでの3点が決勝点。浮き足立つ悪い癖が出た。「ドンマイ精神」の精神力が不足している。エラーは仕方ない、続けないことが鉄則なのに・・・・。しかも笠松投手は2個もボークがあり、いずれも得点に繋がったのだから、謂わば勝って下さいと言われている試合であった。失点は1回と3回は四死球のランナーが盗塁してタイムリーとスクイズで2点、6回に3連続エラーのランナーが盗塁してエラーの間とスクイズで3点、すなわちウエストのミスで得た少ないチャンスを盗塁と犠打で確実にモノにした大井ブルーウィングスの試合運びの上手さ、塁上を賑わしながら、ここぞのタイムリーが少なかったウエストの差だった。タイムリーはこの日4打席とも出塁した横田、7番に下げた永田、8番山口のスクイズ。すべての打席でチャンスが回ってきた6番がブレーキ。
詳細は解説しない。一昨年も上條将希が投げた時、ウエストは無安打の大井ブルーウィングスに負けたことがある。いくらヒットを打っても、得点につながらなければしょうがない。四死球とエラーが命取りになるケース、特に大井ブルーウィングスのような試合巧者の場合は、こちらがスキを見せたら致命傷、守って守って勝つ伝統のウエスト野球は、今のところまだ機能していない。
ただし、本日の最終回7回裏、幻のサドンデスがあった。サドンになったら勝てたかはわからないが、経緯はこうだ。2点ビハインドのウエスト、先頭打者2番の青木は打ち上げてショートフライ1死、前田センター右へヒットして盗塁、山崎がレフト前にライナーで運び、横田の打席でボークがあり、前田生還し1点差、行け行けウエスト、2球目ストライクのとき山崎3盗して1死3塁、横田1-3から四球を選び1、3塁、ここで大井ブルーウィングスは119球投げた笠松をあきらめ小柳をマウンドへ、初球を打者スクイズ失敗。予想もしていなかった大井ブルーウィングスの裏をかいたのにファウルしてしまった。同じ作戦は続けられない。まずは横田が2塁を盗み、よしんば挟まれても山崎ならホームインできる、横田は投手が2球目を投げる構えに入る前にスルスルと抜け出して、ヤッタ!これは楽勝盗塁成功!と思ったら、ナント!打者振ってセンター前に打ち上げた。横田はもう2塁へ到達している。センター藤城は突っ込んでナイスキャッチ、山崎はタッチアップしてホームイン、同点、しかし横田は2塁上、ボールは1塁に転送されて横田アウトで審判はゲームセット宣告。ウエストベンチとしては併殺だから得点無効と考えてしょんぼり。観戦していた前助監督が得点有効だから抗議しろと言ったが・・・。実は後で調べたら山崎のホームインは有効だった。ゴロ併殺の場合は、ランナーが封殺なのでホームインは認められないが、フライの場合、捕球時点で打者が2アウト、インプレイ状態なので1塁にランナーが帰塁する前にボールが転送されてボールが1塁に触塁されればその時点で走者が3アウトになる。しかしこれは「封殺プレイ」ではなく「タッチプレイ」なので、3アウトになる前に3塁ランナーがホームインしていた場合、相手側がアピールして、捕球より早くランナーが3塁ベースを離れたことを審判に認めさせる、すなわち4アウト目を取らなければならない。すなわちタッチアップしなかったとしても、相手がアピールせずに次のプレイに移った時点で得点が有効。タッチアップしたのだから同点サドンデスにならなければならなかった。このケースはメジャーリーグ;ダイヤモンドバックス対ドジャース戦でもあり、高校野球でもあったそうだ。ルール不詳で、ベンチとしては大変申し訳なく、謹んでお詫び申し上げます。


4月10日(土) 上野台小と西原小で2試合ずつ。大井ブルーウィングス対上福岡ジャイアンツは3-3からサドンデス、ブルーウィングスが8点取って、これは決まりだと思いきや、ジャイアンツが6点取ってなお満塁、サヨナラか?しかしここまで、というすごい試合。他の3試合はいずれも大差ゲーム
4月18日(日)大井小での準決勝は大井亀少クラブが上福岡ジュピターズを破り、上福岡イーグルスが大井ブルーウィングスに勝って、決勝は1-1のサドンデス、1-2Xのサヨナラで大井亀少クラブ優勝。関団連に続いての優勝、乗ってきたね(^_^)