大井ウエスト試合結果  

埼玉県西部夏季大会  組合せと結果は→和光四小ベアーズのホームページへ(有難う!)

開会式の模様

川越初雁球場

整列した選手たち。170チーム以上というのは壮観だ

伊藤勉審判員の前を元気良くウエストの行進スタート、手前は今宿野球スポーツ少年団

元気良く手を振って素晴らしい行進だった

[1回戦] 5月31日(日) 13時 毛呂山小学校A面A-1 今宿野球スポーツ少年団 という予定だったが、練習をしている最中に雨が降ってきて、それでも水はけの良いグラウンドならできたが、毛呂山小学校は見る見る水溜りができて、野球ができる状態ではなかった。同じ毛呂山の別会場は試合を行ったし、他の地区はすべてできただろう。6月6日(土)は授業参観で試合できない。6月7日(日)は運動会順延のためか?相手が出来ずまたしても延期。6月13日(土)は全軟連をキャンセルして8時51分から毛呂山小学校

チーム

1

2

3

4

5

6 7

大井ウエスト 1 0 0 1 0 2 0 4
今宿野球スポーツ少年団 0 0 0 0 0 0 0 0

勝利投手:名取晃一

戦況ウエストは初回、核弾頭小西が2塁打で出て前田のスクイズで幸先良く先取点。3回はエラーで出た内野を佐々木の左中間3塁打で返し、6回には名取、内野を佐々木の2ランスクイズで返すなど、上位打線が出て強打の佐々木が返すパターンになるとウエストは強い。これで古瀬の当たりが復活し、山口が出塁できれば大量得点パターンになるのだが・・・。守りはいつもながらの名取の安定したピッチング、1安打しか許さなかったが、4回裏そのヒットと四球で2死満塁の唯一のピンチも、三振で切り抜けて完封劇。相手投手は速球派の好投手だったが佐々木の活躍が大きかった。

[2回戦] 6月13日(土) 10時31分 毛呂山小学校

チーム

1

2

3

4

5

6 7

大井ウエスト 0 1 4 1 2 0 3 11
ニュー長瀬ドラゴンズ 0 1 0 1 0 0 0 2

勝利投手:前田夏輝

戦況立て続けに2試合目、相手はホームグラウンド。ウエストは初回三者凡退で、らしからぬ立ち上がり。しかし連投名取は三者三振を奪い、これまたらしからぬ立ち上がりでイヤな予感。しかしウエストは2回表1死から内野が四球で出た。この選手が出たらビッグチャンス、その通り2盗、3盗で酒井のレフト前ヒットで先取点。その裏4番センターへでかい当たり、守備のまずさもあって3塁打、5番のセンター前ヒットであっさり同点に。3回表小西、西澤の連打から前田の3ランで突き放し、2死から佐々木が引っ張って2塁打を放ち、酒井のショートゴロエラーの間に生還、この回一挙4点。明日もあるから投手は前田にスイッチ、ホームランを打っているから気持ちよい前田はスイスイと三者凡退に取る。4回表は西澤がレフト前にヒットして2盗、3盗、前田が返してまた1点。4回裏またしても4番打者にレフトオーバーのホームランで1点返されたが併殺で切り抜け。5回には佐々木、酒井を古瀬の2ランスクイズで返して6回にも先頭打者の小西が2塁打で出たが、2、3、4番が凡退して連続得点は途切れた。7回表には佐々木がこの日3本目のヒットで出て酒井がレフトへヒットし、この返球がボールデッドとなって1点、古瀬もショートの野選を誘い、中澤がライトへヒットしてさらに2点追加した。前田は5、6、7回を3人ずつで切ってとり勝利投手、11点も取って7回までやると言うのも珍しい。

[3回戦] 6月14日(日) 8時28分 毛呂山小学校

チーム

1

2

3

4

5

6 7

泉スプリングス 0 0 0 0 0 0 0 0
大井ウエスト 1 0 0 3 0 0 × 4

勝利投手:名取晃一

戦況雷雨があるかもしれないので8時半開始だと言うから6時15分集合ではるばる毛呂山へやってきたウエストだが、相手は近いのにゆっくりと8時ごろやってきた。大井ブルーウィングスを完封した強豪チーム泉スプリングス、敵をとってやると臨んだ試合。名取は4回まで12人で無失点、三遊間ヒット性の当たりを前田が逆シングルキャッチ、遠投してアウトのファインプレイ、ヒットの走者を強肩内野が2盗阻止など、バックがエースを盛り立てた。一方攻撃では絶好調の小西が特大のレフトオーバーホームランで先取点、これで相手の小西対策は左中間を狭めて大きくバックしての守りとなったが、3回裏の2打席目もセンターを越える2塁打、しかし得点にはつながらなかった。4回は内野がサードゴロエラーで出塁、さあ楽しみな走者、2球目盗塁、捕手の送球はセンターへ抜け、迷わず内野は3塁へ向かう、センターからの送球はサード捕れずボールデッドでホームイン、あれよあれよと言う間に本塁へ帰ってきた、こういう走塁ができるのがこの選手のすごいところ、この追加点は相手投手には大きなダメージとなった。1死後酒井がファウル、ファウルで粘り12球目を選んで出塁、こういういやらしい打者がいるのがウエストの強み、古瀬も四球を選び、代打山崎は2-3からボール球を振って三振したが、さあ2死でも小西だ、またしても相手は深い守りを敷く、しかしそれをものともせずにレフトオーバーの2塁打で2者生還、いやはやなんとも恐ろしい。名取は5回表、4番のショート右への強い当たり、名手前田なら捕るだろうと思ったらナント!抜けた。5番セカンドゴロ、酒井は問題なし、6番センターへライナーのヒットから2盗して1死2、3塁のピンチ、7番を渾身の3球三振、8番はセンターへライナー、しかし小西の守備範囲は広い、ピンチを切り抜けた。勝ちが見えて次に備えて6回から前田が登板、打者6人を15球で処理する省エネピッチング、やはり鉄壁のバックを背にしたコントロールの良い投手陣というのは安心して見ていられる。無四球完封リレーだった。

[4回戦] 6月14日(日) 10時27分 毛呂山小学校

チーム

1

2

3

4

5

6 7

大井ウエスト 0 0 0 4 0 0 1 5
嵐山ライナーズ 0 0 0 0 0 0 0 0

勝利投手:名取晃一

戦況ブロック決勝戦まで相手が決まって待ち構えてるのはウエストには不利だが、これを跳ね返さないと・・・とホームページに書いていた試合。一方で「不利に見えても連戦で勝ち続けると勢いに乗って勝てるもの」とも書いていた。嵐山ライナーズには富士見親善大会1回戦で1-0で勝ってはいるが、小西が2-3塁間に挟まれてランダウンプレーで3塁への悪送球を誘ってやっと勝ったもうけものの試合だった。なにしろヒットは小西の1本のみ、小西は死球と四球でこの試合は3打席とも出塁した。なんといっても名取の素晴らしい投球で完封したのが勝因だったが、相手もこちらを知っているだけに今度は前のようなことはないだろうと警戒していた。ただ富士見親善大会では酒井が風邪でダウン、他にも体調不良を押して出た選手が何人かいたが、今回は全員元気と言うのがウエストには好材料だ。ジャンケンで負けて先攻となったウエスト、実は希望通り、相手は接戦を覚悟して後攻を選んだのだろう。投手は富士見親善大会で4回まで好投したエース、小西以外打てなかった良い投手だったので、これは接戦覚悟だ。前の試合を見ている相手チームは当然小西対策として深い守りを敷く。ところがそんなもの、関係ねぇ、レフトへヒットして出塁、西澤のショートゴロで2封された。西澤は2盗、足がベースに届くのが早く、高い送球から振り下ろしたグラブタッチ、ヨシヨシ、ところが塁審はアウトのコール、えっ、そんな馬鹿な、連盟審判だよこれ、しかし判定には逆らえない。西澤は帰ってきて、完全に足が着くのが早かったと言っていた、遠目に見ても完全にセーフだった。サッカーじゃないんだから、アウェ〜は勘弁してよ。前田はセンター右へクリーンヒット、名取もサードベース上を抜いて連続ヒット、しかし内野はショートフライで無得点、ヒット3本で0点はいやな予感、しかしこの投手からこれだけ打てると言うのはウエスト打線も行ける予感、さあどっちの予感が当たるのか?1回裏名取は3人6球で片付ける、相変わらずナイスピッチング。2回表ウエストも三者凡退。4番がセンターへライナーのヒットで出て、これは内野の見せ所、3球目走った、投げた、前田タッチしてアウトだ!しかし塁審は「セーフ!」のコール、え〜っ、そんな馬鹿な、サッカーじゃないんだから、アウェ〜は勘弁してよ。結局四球で1、2塁、ショートゴロを前田3塁送球して1死、1塁ゴロで2死2、3塁、8番打者は女の子、フェミニスト名取はストレートの四球を与え満塁だ。しかし9番打者を見逃しの三球三振で切り抜ける、ナイスピッチング!3回1死から小西またしてもサードへの内野安打で生きる、俊足は得だ。しかし2盗にはやり、はさまれてタッチアウト。3回裏1番打者はセンターへヒット、2番は四球でいやな流れ、さすがに接戦では欲しい先取点、3番打者でもバントで送る、1死2、3塁のピンチ、先ほどヒットの4番打者はファーストフライ、大きな声で古瀬オーライ、2死となり、5番もファーストフライ、ピンチを脱した、ヤレヤレ。ピンチの後にはチャンスアリというのが野球というもの、前田がサード内野安打で出て、4番名取がレフトへクリーンヒット、内野がバントで送る、ウエスト得意のチームプレー、ここで佐々木が1-1からスクイズ、昨日も2ラン決めている、投手は捕って本塁へ送球しようとしたが前田の足が速い、迷った、野選となって先取点、ここで酒井もスクイズ、フラリとサード前に上がる、名取ホームイン、捕っても間に合わないと見たサード、ほとんどライン際なので見極める、見る、しかし切れない、内野安打となってしまった。古瀬がバントして2死ながら2、3塁とランナーを進める手堅い冨士川監督、代打に山崎を送り勝負だ!期待に応えて山崎の当たりはセンターへ上がる、しかし捕られるだろう、ところがこれがポトリと落ちて佐々木ホームインで3点目、さあ期待の小西だ、ガツーン、打ってレフトへクリーンヒット、酒井がホームイン、4点目、しかし山崎3塁を蹴る、これは暴走だ、サードコーチャー阿部、どうした?3-本間に挟まれてタッチアウト。しかしこの回の4点は大きかった。3点なら1チャンスだが、4点はきつい、ましてや投手は前回も完封の名取だ。4回裏6、7、8番を8球で料理。5回ウエストは2番からの好打順も三者凡退、打ち疲れたか、5回裏も名取は9番からの3人を9球で仕留め、マウンド仁王立ち。6回表佐々木がライトへヒットして酒井が送ったが無得点。その裏名取はクリーンアップを迎える。さすがに昨日からの4連投で疲れているに違いない。ここは要注意だ、3番2球目を打ってフライが上がる、内野追ってダイビングキャッチのファウルフライ、捕ってグラブを高々と上げる、主審大げさに「アウト!」のコール、こういう素晴らしいプレーを見ると審判も乗り乗り、もはやアウェ〜は関係ねぇ、これで名取は乗った、投球に勢いが戻る、サードゴロ、センターライナー、鉄壁の守備陣、6球で料理した。7回表山崎がファウルで粘り8球目四球を選び、さあまたしても小西だ、サードへ内野安打、ナント!4打数4安打、手が付けられない、これはお母さん鼻高々だろう、嬉しさを通り越すような守備に打撃に大活躍。西澤がキッチリバントで送り、駄目を押す作戦、前田が転がす、投手は本塁送球間に合わず山崎ホームイン、この後追加点は取れなかったが、これで完全に王手をかけた。名取は6番打者に粘られて9球を要したが根負けせずにサードゴロで1死、代打もセカンドゴロで2死、最後はサードゴロ、西澤華麗にさばいてゲームセット、2日間28イニングのロングラン、お疲れ様でした。盛岡から温泉やめて帰ってきた甲斐があった。2日で4勝の荒稼ぎは大きい。

試合終了後ブロック優勝の表彰あり。
冨士川監督に対し賞状授与。
6月28日坂戸の抽選会で決勝トーナメ
ントの組み合わせ決定。
これで秋の選抜大会の出場権も得た。
2日間で4試合の過酷な日程を勝ち抜
いた選手たちに、お褒めの言葉あり。
特に投手の名取がよく投げたと褒めら
れた。昨年秋の西部選抜で、ふじみ野
にウエストありと西部の役員に印象付
けたウエスト、今年も健在なり。

[準々決勝]…2009年7月4日(土)8時59分 坂戸市民総合運動公園野球場A面

チーム

1

2

3

4

5

6

7

 越生グローウィングス 0 1 0 0 1 0 0 2
 大井ウエスト 1 0 0 1 1 0 × 3

 勝利投手:名取晃一

戦況2週間前にエース名取が左腕を骨折して、チームには暗雲が漂った。西部大会BEST8に進出できたのは誰あろう、名取の力投によるところが大きい。4試合で1点しか取られていないのだから、勝因の第一は名取のピッチングだ。今シーズンここまで各大会でBEST8までは行きながら、BEST4の壁に阻まれてメダルに手の届かなかったウエスト、今度こそと思っていただけに絶望感が襲ってきた。しかし、他の6年生の奮起や、5年生の中から信じられない大活躍をする選手が出てくれば、もしかすると?ということも無いではない。少年野球は何が起きるかわからない。決してあきらめることは無いと考えて、仕事を放り出して早朝から西原小学校に駆け付けた。そしたらナント!名取がユニフォームを着ているではないか。この前は腕に添え木をして包帯で首から左腕を吊っていたのに・・・。そのときには、「大リーグにはジム・アボットという選手がいて、生まれつき右腕が無く、左腕1本でプレーしたんだよ」と言ったが、まあ、だからそうしろと言う意味ではなく冗談だった。まさか「コウイチ・アボット」のつもりでは? しかし当人はまだ捕球するときに痛いが試合に出る、ピッチャーやる、というのである。エライ!チームのためにそこまで気合を入れて臨む気概に感動、恐らくその陰にお母さんの励ましがあったのだろうとこれまた感謝・・・。
さてそうは言っても相手は優勝候補越生グローウィングス。関団連朝日大会の優勝チームである。前評判では4点取られても5点取って勝つ、という攻撃型のチームで、「負けないということは強いチームなのだ」ということであった。天敵第五クラブもこの大会の対戦で8点も取ったのに、10点取られて負けたそうだ。ジャンケンに滅法強い西澤主将が勝って後攻を選択した。心配な名取の立ち上がりは0点に抑え、1回裏不動の打順を4番名取の打撃が心配なので冨士川監督は変更した。バッティングは腕に瞬間的に強力な重力がかかるので、骨折上がりでは心配なのだ。4番に4割打者小西を配し、先頭打者に曲者俊足内野を起用、これが当たった。いきなり内野がガツンと2塁打、ボークで3進し、ピッチャーゴロ1塁送球の間に走塁のうまい内野が本塁を盗んで1点先制。取ったら取られるシーソーゲーム、5回裏の決勝点は山崎が死球で出て、2盗後またまたボークで3進、ここで内野がうまいスクイズで山崎ホームイン、ただ内野の俊足に投手は1塁送球をあきらめたのでヒットとなってしまった。結局、追い付かれても終始逆転されなかったのが勝因。と言うことは名取が頑張ったということ、さすがに前のような調子ではなく、らしからぬ四死球が多かったのは致し方ない。それでも2点に抑えた104球の力投は、エースの面目躍如である。しかも小西、名取で1点取った場面もあり、ベンチの采配で相手を上回った勝利だったが、スコアラーを16年もやっていると、勝てる、負けそうと言うのを肌で感じるもの、この日は負けないという感じがあった。相手投手のボーク2個もこちらにはラッキーだったが、越生グローウィングスは強肩内野に2盗阻止されてもなお走るというへこたれないチームだった。内野はもう少し盗塁を刺すチャンスがあったが、タイミングが合わなかった。いつもながらの名取→酒井の塁上牽制アウト(1回表)もあり、ウエストの守りが光った。勝因をもうひとつ挙げるなら、相手を圧倒した応援団の多さ、これは選手には大変力強い味方になったと思われる。もう少し詳細に書きたいが、もう少しで関団連読売大会の2回戦が始まるので、もう行かなければ・・・。


[準決勝]…2009年7月12日(日) 時 分 坂戸市民総合運動公園野球場

チーム

1

2

3

4

5

6

7

 大井ウエスト 0 0 0 2 0 0 0 2
 高階キングス 2 0 1 1 0 0 × 4

 敗戦投手:名取晃一

戦況打てなかったのが敗因のひと言に尽きる。名取は相手投手より球数少なく、1四球に抑えたが、この唯一の四球が4回裏先頭の4番打者に与えたもので、表にウエストが2点返して追い上げムードになった後で、この後3安打で奪われたが、スクイズをキャッチャーファウルフライに抑えるなど必死に守って、1四球3安打で1点と言うのは最小失点ではあるが、取った後の失点が痛かった。なにしろウエストは小西が4回表ライトオーバーの3塁打を放ったのが唯一の安打である。3回までは三者凡退、主審のストライクゾーンが異様に低く、1回西澤と前田が共に2-3から「ヨシ!もらった」と四球で歩こうとしたのが見逃し三振になった。選手の「それはないでしょう?」という表情がかわいそうだった。ただこの主審の判定は4回からストライクゾーンが上がった。これが4回裏名取が四球を与えた原因であり、相手投手もこの後制球に苦しむ原因となった。審判によって癖があるのは仕方ないが首尾一貫してもらわないと困る。ウエストの3回までのアウトは小西のサードゴロ以外はすべてフライ、野球ではフライは厳禁、カツでないといけないのだ。転がせば送球とのダブルチャンスがあるが、フライはBEST4に残るようなチームではまずミスしないもの。高階キングスは1回先頭打者がセンター右を襲うデカイ3塁打、2番は3バントファウルで凌いだが、3番が左中間に2塁打で1点、3盗を刺そうと内野が投げた送球がレフトへ抜けホームインされた。この初回の2点は重かった。3回にも9番打者の打球を酒井捕れず、ライト左へ抜ける3塁打から1番が投ゴロ、名取はサードランナー牽制して1塁送球、ランナー突っ込む、本塁送球して内野がタッチ、審判コールしない、内野は2塁を狙った走者を刺したが、相手ベンチは「ベースタッチしろ〜!」と絶叫、本塁ベースをランナーが踏んで主審は「セーフ!」のコール、内野は主審に抗議したが、タッチは「バシッ」といかないとこういうことがある。内野は前日ホームベース上でベースタッチせず、あわててタッチしようとしたがアウトになった。主審がコールするまではプレーは続いているのだ。ウエストは4回表に小西の3塁打、西澤四球、前田が引っ張って1塁手が捕ってベースを踏んだがこの間に小西ホームイン、西澤好走で3塁を陥れ、名取のスクイズで2点返した。3-2と追い上げて冒頭の解説となった。6安打(うち3本が長打)対1安打では普通勝ち目は無いが、それでも緊迫したゲームとなったのはやはりウエストらしい粘りの野球のためだ。6回表山崎が1-3からファーストフライ、これは相手投手が主審のストライクゾーンの変化にとまどって苦しんでいただけに、助けてしまった。それでも1番に還り、ウエストのもっとも得点確率の高い打順が巡ってきた。小西が四球で出て、盗塁するぞと見せかけて走らない、投手は警戒してボールが続く、2-3となってから西澤がカットして粘る、ピッチャー根負けして四球で無死1、2塁、これは素晴らしいプレーである。こういう攻撃が投手には一番イヤなのだ。主審のストライクゾーンは低目は上がったが上は変わらない、他の審判なら「ストライク」と言われかねないボールもハイボールとなる。相手のいやがることをやるのが野球の基本だ。ここで3番前田が2-1からショートフライを打ち上げた、その前の打席のような走者を進めるバッティングが出来なかった。2アウトになって名取がショートゴロ、あ〜〜〜、ところが名手のショートが目の前を走り抜けた小西を見て近いサード封殺を狙ったが三塁手がポロリ、転がせば何かがある、の典型で、2死満塁の願っても無いチャンスが訪れた。こういう場面、ミスしたほうは浮き足立つ、勝つにはこういう相手がくれたチャンスにつけこむしかない。昨年西部選抜で相手は同じ高階キングス、完全試合ペースで手も足も出なかったウエストが、同じこの坂戸市民公園野球場B面で、相手の信じられないミスから勝ちを頂いた場面が思い出された。しかし内野はライトへ打ち上げて万事休す。結局内野、古瀬、山崎は全打席打ち上げてアウトになった。


閉会式の模様

表彰を受ける西澤 翔 主将

小西翔武打撃賞受賞!
個人賞


最高殊勲選手賞

 吉野雄貴(新町トレジャーズ)



最優秀投手賞

 田中健太(新町トレジャーズ)



敢 闘 賞

 市原貴志(高階キングス)



打 撃 賞

 小西翔武(大井ウエスト)


ウエストの閉会行進

嬉しい第3位、ウエストになってから初めての西部メダルだ

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