大井ウエスト試合結果

 
関東団地少年野球連盟読売旗争奪埼玉大会

読売旗争奪埼玉地区大会 ジュニア埼玉地区大会


6年生は3回戦で、5年生は2回戦で敗退したが、いずれも勝っても西部大会準決勝、決勝を翌日に控え、棄権しなければならない場面、エースを温存して負けても仕方ないと臨んだが、6年生の試合は相手の強打線にムラムラと闘志に火が着いて、つい本気になってしまった。5年生は6年生の試合の中核でもある前田を最後まで投げさせるわけには行かず、差は付いたが、いずれも棄権ではなかったというのは「名誉ある撤退だ」と負け惜しみしておこう(^_^)

関団連2009読売旗争奪関東少年野球大会埼玉地区大会
[1回戦]…2009年7月4日(土)15時 上野台小学校

チーム

1

2

3

4

5

6

7

 大井ウエスト 3 0 0 2 0 1 1 7
 志木中野 0 1 0 0 4 0 0 5

 勝利投手:小西翔武

戦況志木中野には昨年のこの大会2回戦で上條将希が投げて、志木8安打対ウエスト5安打、上條が3本ホームランを打たれ、打ち負けた。リベンジになる。しかしこの日は早朝から集合して坂戸で西部大会、ジュニア大会をこなし、連勝してきたウエスト、攻撃は1回死球、四球で小西と西澤が出て、暴投で無死2、3塁となり、全身守備のセカンドのグラブを弾く前田の2点タイムリーで先制、4回には2死から西澤、前田、名取が3連続四球で満塁、ここで内野がレフトへライナーの2点タイムリーと着々と得点した。骨折上がりのエース名取は朝一番の西部大会で104球を投げ、連投は無理だ。ジュニア大会で先発した5年エース前田は絶不調で4回80球を投げたが、まあもう少し行けるだろうと前田を先発させたところ、西部ジュニアの危なっかしさはどこへやら、4回をホームランの1点に抑えて、さすがにこれ以上の無理はやめよう、5回からは小西にスイッチした。ところが、ライトのエラー、デッドボール、セカンド後方のポテンヒットで無死満塁、しかしクリーンヒットを打たれたわけではない。そして迎えた9番バッターになんと満塁ホームランを打たれ同点に…。それでも小西はその後の1番からの3人を立て続けに打ち取った。負ける気のしなかったウエストは、6回2死から前田がライト線に引っ張って3塁打、ライトからの返球がそれてボールデッドでホームイン、7回には内野がライトへ3塁打、古瀬のスクイズで1点ずつ追加点を挙げ7対5で勝利。前田夏輝は勝利投手の権利を持ちながら、小西翔武においしいところを持っていかれた。小西の6、7回は、三者凡退の良いピッチング、これだけ連戦が続くと、名取に頼りっ放しというわけには行かないし、5年生も勝ちっ放し状態なので、前田にもあまり無理はさせられない。昨年のように上條将希におんぶにだっこだと、最初のうちは良いが、準決勝・決勝のダブルなどという場合は最後に力尽きるのは致し方無い。それ故どうしても第3、第4の投手が必要になり、小西翔武にはできるだけ投げさせて自信を付けさせなければならない。その意味で、前田には申し訳ないが、この1勝の意味は大きい。ただ小西が初回のデッドボールで調子が狂ったのか、続く3打席連続三振というのが不安材料。志木中野はバッテリーとファースト以外は5年生、来週の西部ジュニアの準決勝で対戦する相手だけに、前田が好投したということは良いことだ。いい振りしているバッターもいたが、守備と展開に則した試合運びのうまさはウエストが上、来週も連破して昨年の倍返しだ(^_^)


[2回戦]…2009年7月5日(日)9時 上野台小学校

チーム

1

2

3

4

5

6

7

 大井ウエスト 0 0 0 1 0 4 4 9
 越生グローウィングス 0 0 0 0 0 0 0 0

 勝利投手:名取晃一

戦況昨日埼玉西部夏季大会準々決勝で接戦を制した相手と連日対戦のウエスト、対して越生グローウィングスはキャプテンも違い、投手も違い、打順も大幅に違い、いったいどうなっているんだろう?と首傾げた。この日は西澤が4打数3安打の猛打賞、特に3回の打球は強烈に引っ張ってライト線ライナー、ボールデッドゾーンに入ってエンタイトル2塁打になったが、素晴らしい当たりだった。名取は絶好調、昨日の勝利で不安がなくなったのだろう、以前の名取に戻って、全く危なげの無い投球で6回まで1安打に抑える。0-0で膠着した4回表、佐々木の打球はピッチャー後方へ上がる、投手とセカンドとショートがお見合いしてポトリ、投手の守備がうまいので遠慮したのだろうが、投手後方ならショートが捕りに行くべきだった。ここで酒井がうまくおっつけて進塁打、2死2塁、投手が2塁へ牽制球を投げたらこれが悪送球でセンター後方へ、佐々木が2塁から必死に走りホームイン、先制点で均衡を破った。これでカッカした投手は4四球、3死球と大荒れ、6回には前田が死球で出て名取がヒットした無死1、2塁で内野への初球に内野がうまく牽制してダブルスチール成功、さらにセンターへ犠牲フライで前田がホームイン、名取は自重して2塁のまま、ここで先程の佐々木への牽制悪送球と全く同じことが起きて名取ホームイン。さらに2連続四球から古瀬のスクイズ成功、山口巧大がレフトオーバーの3塁打を放って酒井がホームイン、この回大量4点をゲット。7回には内野、中澤(死球)、酒井(この日3個目の四球)が塁を埋めたところに古瀬がレフトオーバーの3塁打を放って走者一掃、この日古瀬は計4打点。越生グローウィングスは名取の隙の無い投球を乱して何とかチャンスを作ろうとセフティバントを多用するが、ウエストのキャッチャー内野は反応が素早い、次々と1塁送球して打者走者をアウトにする、他のチームになら通用するだろうが、ウエストの守備は鉄壁だ。7回裏名取は1死からレフトオーバーの2塁打を打たれ、4番打者は引っ張って西澤はダイレクトキャッチしたが、グローブが土に着いていて審判は「セーフ!」の判定、フェアキャッチでない場合は1塁送球しなければアウトにならない。西澤はライナーの積りで送球しなかった。次打者はサードゴロ、西澤ベースを踏んで封殺で2死、さああとひとり、打ち上げて投手後方へ、名取にとっては問題ない、ところがボールが回転していたのだろう、グラブに入れてからポロリ、2死満塁、最後に見せ場を作ってくれた。しかしここでショートゴロが飛ぶ、問題ない、前田が1塁送球、ゲームセット。名取7回70球、無四球の見事な完封勝利、素晴らしいのひと言に尽きる。制球の良い投手は強力打線でも打てないことを証明したピッチングだった。会場責任者上野台ファイターズの池田代表(ふじみ野市少年野球連盟副会長)が、「ウエストは強くなったね、春先に比べると選手の動きが格段に良くなっている」とほめてくれた。

[3回戦]…2009年7月11日(土)9時1分 さぎの森小学校

チーム

1

2

3

4

5

6

7

 大井ウエスト 1 0 0 0 0 2 0 3
 行田水城少年野球 1 1 1 0 0 1 × 4

 敗戦投手:西澤 翔

戦況ウエストは明日西部大会準決勝、決勝のダブルを控え、エース名取にはあまり投げさせられない。勝っても棄権ではあるが、高円宮杯で名取骨折で出られない3回戦、ふじみ野クラブ(大井ブルーウィングス主体)が4-7で負けた相手だけにリベンジしてやろうかと臨んだ試合だった。ウエストは小西がファーストのエラーで出塁、盗塁後西澤が送り、前田がセンターへクリーンヒットして幸先良い1点GET、しかしその裏2死から高く上がったショートフライ、ちょうど太陽に入って落とし、4番巨漢にセンター右へ2塁打されて同点とされた。2回表酒井が四球を選び3塁まで進んだが、古瀬、山口凡退して無得点、下位打線で1点取れれば強いチームだが、冨士川監督つぶやく。その裏6番打者にセンターへヒットされ、スクイズで勝ち越され、相手は下位打線で1点取れる強いチームと認識した。3回裏には1番打者がレフト前ヒット、1死後四球、1、3塁、ここで4番打者はファースト後方の小フライ、佐々木が懸命にダッシュして来たがこれは間に合わず1点、1塁手の打球だった。その後スクイズを見破ってアウトを取ったものの、エース名取が1点ずつ与える誤算で、3回2死から投手を西澤に代えた。4回は共に三者凡退。5回表1死後古瀬がセンターへヒット、ボークで2進、代打中澤のサードゴロはポロリ、ヨシ、セーフだ、ところが古瀬が飛び出してしまい、ランダウンプレーでタッチアウト、これは痛い、戻れば1死1、2塁、1番小西につながる絶好のチャンスだった。その裏1死から1番打者に3塁打を打たれたが西澤踏ん張って無得点に抑える、ヨシヨシ。6回表西澤は強烈に引っ張ってライト前、しかしうまいライトに1塁送球アウトにされた。しかし当たっている前田がセンターへヒット、ここから投手疲れたかストライクが入らない、11球連続ボール、結局佐々木が四球を選んで押し出し、2-3の1点差、酒井に代えて代打山崎、打つぞと見せかけてスクイズ、見事に決まり、名取が、続いて内野が2塁から相次いでホームイン!と思ったが内野が回り込んでベースタッチ、したはずの手がホームベースを行き過ぎていた、主審コールしない、「ベースタッチしろ!」とベンチの大声、戻ってタッチしようとしたが1塁から転送されたボールを捕手がつかんでタッチアウト!逆転ならず同点止まり、これがセーフなら逆転して勝っていただろう。その裏、ここまで2打数2安打の先頭4番打者にレフトオーバーの3塁打を打たれ、2死まで漕ぎ着けたが、センターへクリーンヒットされて1点勝ち越された。勝てる試合を落としたが、西澤の投球が良かった。ダブルヘッダーもあるかもしれぬ明日につながるだろう。

関団連2009読売旗争奪関東少年野球ジュニア大会(5年生)埼玉地区大会
[1回戦]…2009年7月11日(土)12時56分 上野台小学校B面

チーム

1

2

3

4

 竹間沢イーグルス 2 1 1 6 10
 大井ウエスト 8 7 0 × 15

 勝利投手:青木幸也

戦況解説するのもいやになる試合、青木が先発、いきなり2点とられ、2回にも2アウトから1点取られた。2番手伊藤は四球連発、1回2/3で自責点7。最後は山口まで出さなければならなかったが、これまた打者3人に2四球で押し出し、暴投で2点与え、最後は青木捕手の送球で走者を挟み、やっとアウトにする有様。攻撃面では相手投手がこれまたストライクが入らず、先発が5連続四球で1死も取れずに交代、1回で8点取り、表裏で46分もかかった。2回には控えの選手をすべて出した。あまりにひどい試合で審判が怒っていた。

[2回戦]…2009年7月11日(土)15時11分 上野台小学校B面

チーム

1

2

3

4

5

6

7

 新所沢ライノーズ 0 2 1 3 1 0 1 8
 大井ウエスト 0 0 0 1 0 0 2 3

 敗戦投手:野本大揮

戦況ウエストの投手は山口2回3四球2点、野本2回4四球4点、永田2回1四球1点、伊藤1回2四球1点といずれもノーコン、10四球も与えれば守りの時間が長くなり、攻撃のリズムが生まれない。もっとも、相手も2投手で6四球、前田と横田が各2安打と気を吐いたが、もともとこの二人の打撃は格が違う。相手は5年生が20人も居るチーム、西武沿線の試合を戦ってきた直後らしく先発は2軍スタートの様相、ところが2回からセンター筆頭にじわりじわりと背番号の若い選手に交代、すなわちレギュラーに代えてきた。これにつれて点を取られて、コールド負けもあるか?と思った4回裏に前田がショート横強襲ヒットで出て盗塁〜暴投でホームイン、1点返してなんとかコールドは免れた。6回裏、このままでは明日の西部大会準決勝につながらないと野本監督、2番青木からの好打順に「1点取りに行くぞ!」と気合を入れたが三者凡退。後の無い7回裏、伊藤が四球で出て杉浦がレフトにヒットし、山口の打席でヒットエンドランを狙ったが空振りで伊藤が2→5タッチアウト、山口三振でチャンスが潰えたかに見えたが、中嶋に代わって出ていた横田が強いゴロでセカンド右を抜く、2回裏から代わったレギュラーのセンターが必死に追ってグローブに当てたが強烈な打球に弾かれてボールはテンテンとライトの後方深くまで転がる、杉浦に続いて必死に走った横田がホームイン、これは1ヒット1エラーか?とも思えるが、打球の強さ、飛んだ位置から見て、センターが良く追い付いたという当たりなのでランニングホームランにしておこう。足を痛めて先発を外れているとは言え、ウエストナンバー1の強打者の打撃はやはり捨て難い。2死から職人阿部がサード前にセフティ、3回裏から出てきたキャプテンのサードはすごく上手い選手、ここまで捕球してからの落ち着いた速い送球で5回の守備機会をことごとくアウトにしていたが、阿部は気迫のヘッドスライディングで1塁に生きた。さらに盗塁し、野本が四球を選んで、いきなりダブルスチール、阿部のスタートが良く悠々セーフ、青木が叩き付けてセカンドの頭を越すか?と思われたが残念取られてゲームセット。最後にやっとウエストらしい連続攻撃が出来て、西部大会につなげられるか?負けても最後に気迫の攻撃が出来たのは収穫だ。どうせ勝っても明日は棄権せざるを得ないので、エースを温存して、負けても仕方ないと臨んだが、2番手不在の様相で困った、困った。この日の青木捕手は1バウンド捕球の連続、体を張って止めに行かなければならない場面が多く、ものすごく大変だった。前田に頼らなければならないチームではダブルヘッダーはきついな〜。