大井ウエスト試合結果

第54回埼玉南部春季大会 −−→大会の結果は和光四小ベアーズのホームページ

三芳ドリームズが準々決勝進出、水谷フェニックスもブロック決勝に進みました→クリック

[1回戦]3月19日(日) 12時43分 志木第二小学校

チーム

1

2

3

 大井ウエスト 3 9 2 14
 東北ジャイアンツ 0 0 11 11

勝利投手:櫻井健太

戦況この日は春の嵐、東京でも観測史上最大の強風だったそうだ。埼京線や武蔵野線もストップしたほか、各地で看板が落ちたり倒れるなどした。強風舞うグラウンド、風向きはコロコロ変わりフライが上がれば怖い。ウエストは1回前田初球いきなり死球、球が当たって背番号が片方外れた。佐々木誠太もストレートの四球、上條琢磨は打ち上げてアーッ、ダメかと思ったらショート後方、前進するレフトも捕れずポトリ、櫻井健太セカンドゴロの間に1点、金子スクイズ、投手と捕手の間にうまく打球を殺す。スタートしていた佐々木ホームイン、投手1塁投げられず内野安打となり金子すぐ2塁盗塁、続く阿部も2球目金子のビデオを見ているようなスクイズが結果ヒットとなって上條ホームイン、それならボクもと名手板垣見事にスクイズ決めたと思ったら跳ねた自打球が頭に当たりアウト!残念。1回裏櫻井健太投手制球に苦労して連続四球、盗塁で無死2、3塁のピンチ、しかし3、4番を連続空振り三振に仕留め、5番打者の当たりはショートへ、難しいバウンド、名手上條これを捕って1塁へ投げ、ややライト寄りそれたが金子ガッチリ、この踏ん張りは見事だった。2回9番櫻井真弥から、当たっているので期待したら四球、3球目に盗塁し、前田は強く振ったがショートフライとなり、佐々木の打席パスボールで櫻井真弥3塁へ、佐々木はセンターへ打ち上げたがこれまた野手間にポトリと落ち真弥ホームイン、佐々木盗塁の後上條琢磨レフトへゴロヒットで佐々木ホームイン、櫻井健太はライトへポテンヒット、金子の初球パスボールで上條ホームイン、櫻井健太1塁から一気に3塁を陥れるナイスラン、金子センターへ打ち上げたがこれは良いところに落ちて櫻井健太ホームイン、阿部四球、板垣への初球暴投で1死2、3塁、板垣またしても見事なスクイズ!と思った・・・。しかし主審はランナーを戻す、何事かと思ったら、バントの瞬間バッターボックスから足が出ていたらしい。バッターアウトで2死2、3塁から再開、上野叩き付けた打球は突っ込んだサードの頭を越え金子ホームイン、阿部思い切ってサードを回る、バックアップしたショートが本塁送球したがセーフ!櫻井真弥四球で2死1、2塁、ここで前田レフトへ流した打球はテンテンテンと外野を転がる、上野走らない、ベンチから「2アウトだ、走れ〜!」と絶叫が、真弥は上野に追い付く勢いで走り2者相次いでホームイン、前田も一気にホームイン、大量9点のビッグイニング。2回裏先頭打者四球、次打者右中間ライナーの2塁打、センター阿部捕って上條〜前田と転送され本塁タッチアウト!の見事な中継プレー、と思ったら2塁塁審がなにやら主審に告げる、どうやら外野のボールデッドゾーンを越えていたらしい。無死2、3塁で再開、ライトフライをこの回からライトへ入っていた井上大河がキャッチ、ボールは内野へ返され、3塁へボールが転送され佐々木ベースタッチ、3塁塁審手を上げてアウト!のコール、さらにボールは2塁に転送されたが2塁塁審は手を広げてセーフのコール、すなわちサードランナーの離塁が早く2塁ランナーはOKということ、一気に2死3塁となった。塁審良く見ていてくれた、ボブ・デービッドソンも少年野球を見習いなさい。次打者空振り三振でこの回もまた0点で抑える見事な守りだった。3回上條琢磨四球で出て盗塁、櫻井健太サードゴロ、1塁送球の間に3進、抜け目無い走塁、金子レフトへクリーンヒットして上條ホームイン、この後金子も暴投でホームインして14-0となると、明後日ダブルヘッダに備えて他のピッチャーも試そうとしたらこれが大乱調、最後は再び櫻井健太を出して逃げ切った。

[2回戦]3月21日(火) 13時58分  

チーム

1

2

3

4

5

志木二小メイツ 5 0 1 0 0 6
大井ウエスト 0 0 2 0 2 4

敗戦投手:櫻井健太

戦況ウエストは相手に14四球を支給し(ダジャレです)、無安打に抑え、こちらは7安打を放ったがご覧の結果、追い上げたが及ばなかった。しかしそのような状況下にありながら気力を出して打で投手の失点をカバーして追い上げたあたり、ウエストの選手たちは捨てたものではない。この頑張りがあれば、投手が立ち直れば勝てる、そう思わせる収穫があった。勝負では何が起きるかわからない。しかしどんな窮地に陥っても、励まし合い、声を出して、諦めない気持ちがあればやがて事は成就する。WBCの日本優勝が良い例だ。試合に出られない松原令児がもっとも口惜しかったかもしれない。諦めるな、頑張ろう、そういう気持ちでこれからも戦って行こう。