大井ウエスト試合結果

東入間春季大会

開会式での入場行進(手足が揃って格好良いねぇ)

[1回戦]5月14日(日)13:04〜 富士見第2運動公園A面

チーム

1

2

3

4

 大井ウエスト

2

3

2

0

7

 富士見エンゼルスB

0

0

1

1

2

勝利投手:松原令児

戦況今日はハハの日だったが試合はタカの日だった。上野貴大が2打席2得点2盗塁。詳細は書くほどの試合ではなかったが、エラーが3個もあり、スクイズは決められないし、サインは見落とすし・・・。こんなことで来週の強敵上福岡イーグルスと恥ずかしくない試合ができるのか?昨年新人戦準優勝チームらしい姿を取り戻して欲しい。

 

[2回戦]5月21日(日)12:30 唐沢小学校

チーム

1

2

3

4

 上福岡イーグルス 1 0 1 5 7
 大井ウエスト 4 1 0 0 5

敗戦投手:松原令児

戦況上のコメントで「上福岡イーグルスと恥ずかしくない試合ができるのか?」と書いたら、まさに恥ずかしい試合をしてしまった。相手もエラーや四球で苦しみ、「勝って下さい」と言われている状況なのに、なんでもない外野フライが捕れない。リードしているときの内野ゴロ、確実にアウトカウントを増やしていけば投手が楽になるのにフィルダースチョイス、これでは勝ち上がる資格なし。情けない。

 

東入間秋季大会

[1回戦]  9月17日(日) : 元福小学校

チーム

1

2

3

4

5

 上福岡イーグルス 0 0 3 0 1 4
 大井ウエスト 0 0 0 1 0 1

敗戦投手:松原令児

戦況東入間大会では上福岡イーグルスと相性が悪い。エース松原はいきなり四球を出し内野安打もあって3塁に走者を背負うピンチ、しかし持ち前の剛球で3人を三振に切って取り切り抜けた。26球を要する苦難のスタート。その裏前田がサードへ内野フライ、これはいかん、いやな予感が胸を駆け抜けた。バッティングは打ち上げたらまずダメ、特に上福岡イーグルスのような好守のチームでは尚更だ。良く言われる言葉、「打撃は人(ヒト)だ、入(ハイ)ったら駄目」、これは右打者の背後から見た打者の形を示している。打った瞬間に右足が体を支え、頭、銅、右足が(の形で弓なりになっている。一方「入」の形はいわゆる「突っ込んでるぞ〜」とコーチが言うときの打撃である。打ちたいあまり重心が前に移動する。ヒットになることはあるが、好守の野手の間を抜ける強い当たりは打てない。「強く打ちたい」と思うほどに突っ込んで結果は逆になる。「人」の打撃で芯に当たった場合は野手の正面でも強襲ヒットになることがある。体重が乗って勢いのある打球だ。これはいくら口で言ってもできるわけではなく、打撃の得意なコーチから教わって体得するしかない。練習に次ぐ練習無くしては得られない。主将である前田は必死に打撃に取り組んでいる。成果は最近目に見えて現れて来ている。それがサードフライを打ち上げたことがいやな予感である。勝ちたい気持ちで力が入っていると思ったのだ。力が入るとその字の如く「入」の形になりがちである。2番佐々木はシーズン初め絶好調の打撃だったが、その後は絶不調、体力の無い打者でも「人」になれば打球に魂が乗り移る。第一打席は叩き付けて投手の頭を越しショートバックアップして1塁送球したが間に合わず、ヨシヨシ。3番上條琢磨の打席、3球目盗塁して2塁へ。琢磨1-2から打って左中間へ理想的な角度で打球が飛んだ。打った瞬間絶対抜けたと思った。琢磨の足なら本塁打だ。ところがレフト荻野打った瞬間にセンター方向へ走る!難なくキャッチ、素早くセカンド送球して慌てて戻った佐々木間に合わず併殺。左中間抜けたら楽々ホームイン、佐々木の走塁頂けないが、あの打球では誰しも抜けると思っただろう。レフトの好守に脱帽だ。上福岡イーグルスが強いときはエラーは出ず、ファインプレーが出る。真のファインプレーとはさりげない形である。「難なくキャッチ」とは上手い故の表現だ。

 2回表も1死から7番後藤レフトへクリーンヒット、パスボールで2塁へ進み、8番も叩き付けて右へ、板垣捕ったが間に合わず内野安打、初球盗塁して1死2、3塁のピンチ、9番あのレフトの荻野、2-2から打った〜、強い当たりがライナーで投手を襲う。しかし守備のうまい松原キャッチ、2アウト。7、8、9番でこの打撃、いつでもどこからでもチャンスが作れる打線だ。クリーンアップでもさして怖くない打線だが、満遍なく打てるというのは強みだ。1番松本にこの日2個目の四球を与え、2死満塁のピンチ、木村を見逃し三振に打ちとってなんとか切り抜けたが、この回も30球、苦難の投球。2回裏松原ライトへ大きなフライ、しかし手打ちで体重が乗っていないため越せなかった。右へ打てるのはセンスの良い証拠だが、腰が入らなければ…。櫻井健太四球で出て俊足生かし盗塁、金子の4球目好スタートで3塁へ、しかしファウルで戻された。これはどんな強肩捕手でも楽々セーフのタイミングだっただけに惜しかった。金子はセオリー通りにセカンドへ打ちサード進塁、盗塁の後なら先取点だった。この後の打線はもはや目を瞑るしかない、これがイーグルスとの差だ。

 3回表3番ショートゴロ、4番安藤の叩き付けた当たりをサードポロリのエラー、パスボールで進塁、さらに3球目3盗、4番久保田の打球は詰まって1塁後方、ライト突っ込む、ダイビングキャッチを試みたがグローブに入った球は無情にもポロリ、先取点を与え、久保田は2塁へ。この場面、判断良ければ楽に捕れるほど高く上がったし、この位置ではタッチアップ困難なのでエラーである。6番千田はレフトへヒット、盗塁して1死2、3塁、7番後藤の打球はセカンドへ、これまたエラーしてセンターへ打球が抜け2者生還。この後松原は気を落とさず三振、ショートゴロでチェンジになったがこの回も32球、なんと3回で88球、普段の試合の倍の球数だ。3回裏青木四球で出てボークで2塁へ、捕手が落球したのを見てサードへ走ったが、これはどう見ても暴走、ベンチからダメだ〜と声が、捕手の後方ならともかくすぐ横では捕手も拾って3塁送球、楽々タッチアウト。4年生だから低学年の試合ならセーフになるかもしれないが6年の捕手は甘くない。阿部も四球で出て立島投手どうもおかしい。前田の当たり投ゴロだったが足が勝り1塁セーフ、これを見て阿部2塁を蹴って3塁へ、これまた暴走だ。千田から木村へ送球され3塁タッチアウト!3塁コーチャーの金子は何やってんだ!とベンチの声。前田は2塁へ進んだが佐々木空振り三振。

 4回表1ヒットはあったが2三振で得点与えず。その裏上條琢磨、レフトへクリーンヒットしてさあ4番剛打の松原、俊足上條2盗して、送球がセンターへ抜ける間に3塁へ、無死、願っても無いチャンスだ。松原3球目引っ掛けてボテボテサードゴロ、これではランナー動けない。5番櫻井健太ショートゴロ、またしてもランナー動けない。打点王金子はチャンスになると気合が入る。打球はサードを越え、バックアップしたショートも捕れずレフトへ達しやっと待望の1点。板垣四球で出て代打は上條将希、1球目ボール、東海林監督タイムをかけて投手交代、木村が出てきた。2球ファウルで粘って7球目ズバッときて手が出ず見逃し三振。しかしやっと流れがこちらに向いてきた感じがした。

 5回表先頭久保田はサード内野安打、2盗、千田の打球はセカンドを越えセンターへ抜け1点、これは痛かった。2点は1チャンスだがこの1点は重い。この後送りバントもあってサードへ進まれたが9番荻野はセンターへ打ち上げ櫻井健太ガッチリキャッチして、この時点で1時間30分は過ぎていた。ウエストは諦めない。「絶対塁に出ろ!」と佐々木助監督が発破をかける。しかし阿部空振り三振、前田セカンドゴロ、野球は2死からだ。佐々木ライトオーバーの2塁打で、さあウエストの誇る強打の3、4、5、6番、爆発すれば3点ぐらいなんということもない。しかし上條琢磨の打球は高く上がってキャッチャーファウルフライ、万事休してゲームセット。

 負けた試合なのに長々と解説したのは、この試合が実力差でどうしようもないわけではないからだ。オール6年生で構成し選手の余っているイーグルスに対し5年生1人、4年生2人をゲームに出して対抗せざるを得ないウエストはどうみても体力的には不利だ。しかしいつも書くように野球は流れである。乗ったほうが勝つ、乗せたら勝ちだ。乗るのは良い守備、特にファインプレー、その逆はエラーだ。この日の試合はイーグルスがノーエラーの上に好守備が出たのに対しウエストは3エラー、1パスボールが集中した3回に3失点、松原投手は自責点1、立島投手も自責点1だ。投手力では圧倒的にウエストが勝る。松原は127球と苦労の投球だったが、結局2四球、奪三振7、ピンチを三振でしのいだことがわかる。一方立島、木村の2投手で81球、4四球を頂き、3三振。データ上では安打がやや下回ったが、投手は負けていなかった。エラー3、そしてチャンスを自ら潰す走塁ミス3、その差だ。

 流れは終始ウエスト不利に進んだが、戦況をもう一度読み返して欲しい。耐えたウエスト、攻撃でのチャンスは何度もあった。野球は1球で展開が変わる。楽勝だなどと思っていたら次の瞬間青くなるものである。東入間春秋連続で上福岡イーグルスに敗退したのは平成13年(新井祐司主将)以来だ。この年は平山監督で佐藤勝という好投手を擁し大井町優勝、三芳大井も優勝、南部秋でも惜しくもBEST8で勝率.760だったが東入間はいずれも初戦上福岡イーグルスと対戦して敗退した。三芳ドリームズに相性の良い大井ウエストだが、上福岡イーグルスに悪いというのは、打撃戦と投手戦の差、すなわち守り勝つ野球への対応ではなかろうか。

東入間学童野球新人戦大会

開会式での入場行進(上福岡イーグルスと三芳ドリームズを従えての行進、昨年の結果を顕すねぇ)

[1回戦]シード

[2回戦]2006年10月21日(土)諏訪小学校 14時13分

チーム

1

2

3

4

5

6

7

 富士見コンドルス 2 1 2 0 0 2 2 9
 大井ウエスト 1 0 2 0 1 0 0 4

敗戦投手:佐々木誠太

戦況ウエストは5年生が3人、その中で唯一人の男子佐々木誠太が主将、投手で4番と大黒柱、6年生チームでも6年を押し退けて2番、サードを守る選手だ。1回表コンドルスの先頭打者は恵、4年生だが好選手だ。四球を与え、初球盗塁を試みて青木捕手2塁送球、これがセンターへ抜け、三吉悠月カバーして送球した球が3-本間、青木よそ見していてボールデッド、一挙ホームイン。2番打者にも四球を与え、暴投で2進、3番打者がライト線ライナーで破る2塁打で2点目、まだ無死、バッターは4番、どうなることかと思ったが佐々木投手ここで切り替えた。打たせてとるピッチング、ランナーには3盗されたが2-3からキャッチャーフライに仕留め、5番もキャッチャーファウルフライ、6番ピッチャーゴロと見事なピッチング。1回裏1番上條将希、こちらも4年生、左打席の構えはいかにも打ちそう、日本ハムの小笠原みたいだ。2-3からハイボール選んですぐ2盗、俊足だ。湊は3球三振。櫻井真弥も3球三振だがこの間に上條3盗。ここで頼みの佐々木誠太、期待に応えて叩き付けショート内野安打で1点返した。佐々木2盗したが青木はピッチャーフライで追い付けなかった。2回7番打者を四球で出したが青木が2盗阻止。しかし8番打者に右中間一番深いところをライナーで抜かれるホームランで追加点を奪われ、2死後1番恵にセカンド抜かれライトへヒットされ2盗されたが、すぐさま3盗試みたのを青木が送球、湊グローブをベース前に置いてタッチアウト!自慢の肩を見せつけた。2回裏ウエストは6、7、8番連続三振。やはり4年生以下では速球を打てない。3回表2番ライト線ライナーの2塁打、投ゴロで1死となったがランナー3塁へ、4番への2球目ホームベースに当たって大きく跳ねる暴投でホームイン4点目、結局ストレート四球、5番はライト左へ飛球、高橋凌哉スタート良く追ってランニングキャッチ、上手い!足も速いし打球への反応が素晴らしい。過去の経験から言えばライトが良いときのチームは強い。特に1塁ランナーを強肩でサードに刺すライトがいるときは万全だ。6番打者はサードゴロ、チェンジだ、と思ったら1塁悪送球で1塁走者は一気に3塁へ、7番打者はサードライナー、捕ったかと思ったがポロリ、すぐ拾ってランナータッチして3アウトになったがその前にサードランナーは本塁を駆け抜けて1点。こういう場合封殺プレーは得点にならないがタッチプレーではこうなることがある。3回裏三吉悠月はうまくバントしてサードが悪送球して2塁へ、上條バントしてキャッチャーサード送球野選、上條すかさず盗塁して無死2、3塁の大チャンス、湊1-2からスクイズ、上手く転がしたが三吉の走塁遅い、本塁タッチアウト。櫻井真弥三振して2死となったもののさあ佐々木誠太だ。期待に応えてセンターへ抜けるヒットで2者生還。佐々木2盗試みてタッチアウト。4回、5回打たせて取るピッチングで3人ずつで片付ける。もっとも恵がセンター前ヒットで出たものを牽制アウトで取ったものも含む。ピッチャー立ち直れば流れが来る。4回裏青木一也四球で出た。しかし飯田2打席目も前打席に続き空振り三振。遠藤はなんと前打席に続き見逃し三振、5回から小西に代えられた。高橋も三振。5回裏は三吉悠月良い当たりのライナーがセカンド横へ、しかし1バウンドでグローブにスッポリ、1塁送球アウト、ついてない。しかし上條死球から2盗、大きなリードで投手が牽制、ここから投手とランナーの駆け引きが続く。ピッチャーしまいにはカッカして悪送球、カバーしたセンターも捕れず一気にホームイン、湊四球を選び、櫻井真弥バントで送れず湊は2盗失敗、真弥結局この日3個目の三振、佐々木誠太まで回らなかった。結果的にはここがポイントだったな。6回表サードゴロで1死、6番のショートゴロを1塁悪送球で生かし、2盗、3盗、7番四球、1塁牽制悪送球で1点、痛い!8番センター左へ2塁打してこの回2点目、この後四球を出したがなんとか後続断った。ひとつのエラーで流れが変わる。7回にはやはりショートのエラー2個でたまらずセカンドと入れ替えたら今度はセカンドへ球が飛ぶ。うまくいかぬもの、決定的2点でダメを押された。これ以上は書くまい。