大井ウエスト試合結果

大井町新人戦大会

☆優勝☆

東入間大会準優勝チームだから大井では優勝して当然なのだが、それにしては接戦、その原因は攻撃の弱さにあり。

しかし投手が良かったから勝てた。このチームは前田卓三がキャッチャーに入り要となって強くなったと言える。

閉会式写真↓最下段にあり

大井町新人戦大会

[1回戦]11月23日(水)13時 西原小学校

チーム

1

2

3

4

5

6

 大井少年ファイターズ 1 0 0 0 0 1 2
 大井ウエスト 2 0 0 2 0 × 4

勝利投手:上條 琢磨

戦況ウエストは拙攻、しかし上條琢磨がよく投げた。この日は東入間新人戦で松原令児が投げた後である。1回表1死後内田を四球で出し2死後4番谷口にセンターへヒットされて先取点を奪われた。その裏上條琢磨セカンドゴロエラーで出て初球盗塁、前田キッチリ3塁へ送ったが2ラン狙った琢磨は1→3→2のタッチアウト、ファイターズはしっかり守る。2死となったが櫻井健太死球〜盗塁、松原令児のフライがファースト後方に落ちて健太ホームイン、同点に追い付いた。ここで金子がセンターへライナーの3塁打、松原を返して逆転、しかし金子は3塁回って戻ろうとしたとき中継プレーのボールがサードへ、タッチアウト!もったいない。松原令児は2回を終えて足の調子が悪く上條将希に交代、上野に代わり青木一也をライトに、その青木はライトゴロを見事に処理、阿部は最後の守りで櫻井真弥に代えた。まずい走塁が次々続いた。2回、3回ウエストは塁上賑わすがここぞの1本が出ない。やっと4回裏、板垣レフトへヒット、青木投ゴロ〜1塁送球をファーストがエラーして板垣ホームイン、青木2盗、3盗、いいねぇ、センスがあるよ。阿部のショートゴロ、本塁送球、今度は捕手がエラー、青木ホームイン、転がせば何かが起きる。阿部は2盗して琢磨のショートゴロ、1塁送球の間に3進、前田の打席2球目に捕逸を見て本塁へ突っ込んだがボールを拾ったキャッチャーにタッチされてアウト、この場面、足に自信があるならともかく、上位打線でまだ1死、自重すべき場面、この辺りがまだ経験浅く野球を知っていない。アウトになって段々に分かって来るならこれも勉強だが。案の定前田はセカンドへ内野安打、こんなものだ。6回には1番田頭のピッチャーフライを上條琢磨がまさかのポロリ、四球、4番谷口のヒットで1点、さらにまた四球、大ピンチだ、しかしこの1死満塁を投ゴロ2個でしのいだのは今後に大きな自信になるだろう。

[決勝戦]12月10日(土)9時 亀久保小学校

チーム

1

2

3

4

5

6

7

 大井亀少クラブ 1 0 0 0 0 0 0 1
 大井ウエスト 0 0 0 0 2 0 × 2

勝利投手:松原令児

戦況ウエストは相変わらずの拙攻、しかし松原令児が1安打1四球0残塁に抑えたから勝てた。7回86球打者22人で奪三振9は素晴らしい。立ち上がり、出してはならない西脇主将にボールが先行、2-2と追い込んだが釣り球振らず2-3となり、ファウル2本粘られて根負け四球、盗塁、パスボールで3進、小山の投ゴロ、サードランナー見て1塁送球、西脇突っ込む、金子から前田捕手転送、西脇俊足、回り込んでセーフ、うまい走塁だ。この場面、投ゴロだから松原投手、見るだけではなくサードへランナーを追い込んでから1塁送球しても間に合う、うまいランナーは常に次の塁をうかがっているから重心がサードへ向かないと投げるやすぐスタートできる。1塁手も、最悪ベースを踏まずに素早く本塁送球するセンスが必要だ。捕ってから投げるまでの速さが課題。無安打で1点取られた。しかしこの後は3回まで6三振を奪うピッチングで付け入る隙を与えない。5回には5番木村がセンター右前にライナーのヒット、櫻井健太突っ込んでショートバウンドキャッチ、これはうまいというよりも怖いプレーだった。突っ込んで体に当ててでも前に落とすのは良いが、横で捕る場合、後ろへ行ったら誰もいない。東入間ではこれが後ろへ行って3者ホームインというプレーがあった。次打者内野フライ、しかしこれがセカンド前にポテンと落ちる、1塁ランナーは中間、捕ったら併殺だが板垣突っ込まずセカンド封殺、1塁に残ったランナーをバントで送り、8番富澤2-1からの4球目ランナーがサード盗塁をはかるも前田落ち着いて佐々木誠太へ送球、悠々タッチアウト。この場面いちかばちかの賭けだった。リードしているから採れる強気の作戦で、もし球がそれたらセーフになる確率はあるし、慌てて悪送球になったら1点もらえる。ここでの追加点は相手にダメージになり、俄然有利になる。打者に期待してもこの日の投手の出来ではヒットを打てる確率は低い。ヨシ、やって見ようというベンチの作戦だったと思われる。少年野球ではこの作戦の成功確率は高いのだが、前田捕手の冷静なプレーがそのもくろみを打ち砕いた。

 ウエスト1回の攻撃はこのところ絶不調の上條から、やっぱりショートフライ、前田ファーストゴロ、櫻井健太1塁ファウルフライ。2回は松原セカンドフライ、足が地に付かない金子は空振り三振、佐々木がサードへ転がして1塁に生き、このときの送球がそれてボールデッドとなって2塁に進んだが板垣は投ゴロチェンジ。3回初球打ち上野は振るなと指示したのにファウル、「待て」のサインを投ゴロ、これは代えられる。阿部は良く見て四球を選ぶ。負けている場面、どんな形でもランナーを出したいだけに、こうやって選んでくれると1番に回るだけにベンチはうれしい。ところが絶不調上條はサードゴロで阿部2封、ランナー入れ替わり上條2盗、前田も四球を選んで1、2塁のチャンス、「上げるな」というのに櫻井健太セカンドフライ、2打席続けて4番松原の前でチェンジとなる。イヤ〜な感じ。4回は松原ファーストフライ、金子はキャッチャーフライ、佐々木は投ゴロ。西脇投手4回45球の好調なピッチング。5回、バントのうまい板垣が転がす、しかしキャッチャー永田素早く前に出て1塁に刺された。守りがうまい。上野は4回表にライトゴロ処理しているがここは1点取らなければいけない場面、流れを変える意味で上條将希を代打に送る。よく選んで四球、ヨシ行けるぞ。阿部の打席、ストライク、ファウルで2ナッシングと追い込まれたが打って投ゴロ、懸命に1塁へ走る、西脇投手球を拾って1塁送球、これがわずかにそれて(エラー)阿部が生きた。ヨシヨシ大チャンスだ。転がせば捕って1プレー、投げて2プレー、2回連続キッチリプレーが続かなければアウトにならない。ここがフライと違うところ。上條琢磨への1球目が暴投でランナー2、3塁、ヨシヨシヨシ。2ナッシングから上條ついに打った。センター前にいい当たりのタイムリーヒット、同点に追い付いた。前田の打席で上條2盗、2、3塁でキャッチャーパスボール、デッドゾーン近くまでボールが転がったのを見て阿部本塁に突っ込んだが永田→西脇送球タッチアウト!走塁まだまだ。上記ファイターズ戦でも同じような場面でアウトになっている。勉強だと前は書いたが学習不足だ。もっと勉強してくれ。結局前田は四球、櫻井も四球、西脇投手疲れてきたか?パスボールで上條ホームインして勝ち越し、また2、3塁のチャンスが続いて打席は松原、今度こそ打ってくれよ、と祈るもショートゴロ、3年生だが守備のうまい小山、ミスなどしてくれない、結局最小点差で6回に入り3年生コンビ上條将希をレフトへ、青木一也をライトへ入れた。6回表亀少クラブは富澤から。見逃し三振。4回裏にライトへ入った春日は空振り三振、西脇サードファウルフライ、佐々木デッドゾーンギリギリでキャッチ、うまい!6回裏ウエスト金子はキャッチャーファウルフライ、ひと頃の好調な打撃は何処へ行ったのか?佐々木投ゴロで2死、板垣四球を選び盗塁、走塁が良くなり進歩の跡が見える。上條将希も四球、青木の打球はショートへ、あ〜ダメだ。7回表ライトへ怪我あがりの井上を入れる。亀少クラブは2番小山から、3年生では松原の球は打てない。空振り三振、強打者永田はサードゴロ、4番星野は痛打、しかし足の速い櫻井健太ライト方面へ追ってキャッチ、試合終了。亀少クラブの選手は口惜しくて泣いていた。この気持ちがあるチームは強くなる。

 この日の松原令児は制球は良かったが全般に球が高かった。今の時期ならこれでも球に力があるから通用するが、来年、6年生の夏休みを過ぎると選手の体が大きくなって打撃力が向上するのでそうは問屋が卸さない。高い球は冨士川文太でも三芳ホープに打たれたように持って行かれる。来年に向けて走塁と攻撃力が課題だが、その前にまずは守備である。今シーズン松原令児は足が痛く、しばしば亀少クラブの引間友也ヘッドコーチに手当てしてもらい試合に臨んだ。その恩返しの素晴らしい投球、試合後引間監督に頭を叩かれていたが、感謝、感謝である。

2005年大井新人戦優勝記念写真

 

 松本会長から優勝トロフィを頂く松原主将、賞状を頂いた上條琢磨         審判員の方々、今年も有難うございました

関根審判員の先導で優勝行進

松原主将の先導で今年1年間のグラウンドに感謝して挨拶