大井ウエスト試合結果

 

第49回埼玉南部秋季大会

第3位となりました。惜しかった、もう一歩!

2003年11月16日閉会式(新座市民総合グラウンド野球場)

船津会長から表彰される松木主将

メダルを首に堂々の行進

左から鎌田拓也、宮澤悠太、佐伯 豊、佐々木俊宣、津留敬輔、三浦 亮、横山翔汰、岡部繁希、松木大樹

[1回戦]10月19日(日)10:27   5回コールド

チーム

1

2

3

4

5

大井ウエスト

2 0 0 5 4 11

東野小レッズ

1 0 0 0 0 1

 勝利投手:佐々木俊宣

戦況ノーエラーで勝利、9安打してコールド勝ち。故障者続出で主力を欠いたチームなのになんという強さ。このところ勝ち慣れている自信と、佐々木投手の安定したピッチングが負けない理由だ。今はどんな強いチームが相手でも怖くない。1回表1死後三沢ライト前ヒットから盗塁、松原四球、松木の打席で暴投、三澤ホームイン、松木は三振に倒れたが、佐々木のライトへのヒットで松原ホームイン。1回裏佐々木投手レッズ、1番に四球、4番のセンター前ヒットで1点返された。しかし結局この1点で抑えた。4回表2死から鎌田四球、佐伯隆ライトへヒット、これをライトがエラーして鎌田も隆も一挙ホームイン。三澤四球〜盗塁、松原センターへヒットして三澤ホームイン、松木四球、佐々木がレフトオーバーの2塁打で松原ホームイン、岡部の打席でパスボール、松木ホームインしてこの回一挙5点。5回表も横山四球、豊の代打宮澤がヒット、鎌田バントで送ったが隆この日3個目の三振、三澤四球で満塁、松原、松木四球で連続押し出し、個々で佐々木がまたしても左中間への2塁打で2者迎え入れ、なんとこの日は4打数3安打、4打点の大活躍。

 

[2回戦]10月26日(日)8:26   

チーム

1

2

3

4

5

6

朝霞ブルーサンダー

1 0 3 1 0 0 5

大井ウエスト

0 0 4 2 0 × 6

 勝利投手:佐々木俊宣

戦況ヒヤヒヤの勝利、佐々木投手139球の苦心のピッチング、8個の四球を与えたため先手を取られて追いかける展開だった。3回表終って4-0、4四球を与え、3安打、1エラー。しかしウエストは3回裏1死後佐伯隆の内野安打、2死となったが、松原レフトへヒット、4番松木の2塁打で隆オームイン、佐々木のショートゴロが1塁悪送球で2点追加、岡部の左中間ヒットで4点目、同点に追いついた。しかし4回表2死からヒットが出て、そのご3連続四球で押し出し1点勝ち越された。その裏鎌田四球から隆も四球で続き、松原が右中間へヒットして2者を迎え入れ、逆転した。その後佐々木投手立ち直りかろうじて勝利。しかし強打のブルーサンダーをヒットで上回ったのはウエストの打線も強力であることの証明だ。相手の4エラーに対しこちらはレフト松木のエラー1個のみ。守り勝ったとも言える。

 

[3回戦]11月2日(日)13:36   

チーム

1

2

3

4

5

6

上木ヤンガース

0 2 0 1 2 0 5

大井ウエスト

3 1 1 0 2 × 7

 勝利投手:佐々木俊宣、セーブ:宮澤悠太

戦況試合開始時の整列、体の大きさがまるで違う。よくもこれだけデカイ選手を揃えたり、上木ヤンガース。しかし試合はウエストが先行し、追いかけられ、突き放し、追い付かれ、また突き放した。常に先行したのが勝因。佐々木投手パワー打線に力で立ち向かったが10安打を打たれた。しかし無四球、バックも堅実に守った。2点勝ち越して試合時間が少なくなった6回表、満を持して防御率1点の宮澤を投入、しかし立て続けにレフト前ヒットを打たれ、盗塁で無死2、3塁の大ピンチ、しかし次打者はサードゴロ、名手鎌田ランナー牽制して素早い1塁送球、ランナー動けず。次はピッチャーゴロ、サードランナー飛び出した、宮澤サード送球、鎌田と松原でランナーを挟んだランダウンプレー、タッチアウトで2死、ウエストの守りは鉄壁だ。最後はキャッチャー上にフライ、松原捕手ガッチリキャッチ。なんと9個の四死球を頂いたので、5安打だったが、打ちたくとも打たせてくれないのではしょうがない。犠牲バントや犠牲フライがバッチリ決まり、しっかり守ったので負ける気のしない試合だった。

 

[準々決勝]11月3日(月)8:28   

チーム

1

2

3

4

5

6

大井亀少クラブ

2 0 1 0 0 0 3

大井ウエスト

0 0 3 0 0 4

 勝利投手:宮澤悠太

戦況かつて知ったる大井町チーム、しかも相手は五年生チーム、佐々木投手負けられない気持ちがあったのだろう、先頭打者四球、盗塁、2番セカンドゴロ、3番四球、4番空振り三振、さて2死2、3塁で5番の吉野、強打者でしかもうまいバッター、もっとも注意すべき打者なので敬遠気味の投球で良いが、既に2四球であり、しかも相手は5年生、真っ向勝負!打たれたーっ、打球はライナーで左中間へ、レフト松木巨体を押して走り、飛びついたが打球は無情にもグラブからポロリ、昨日センターを守って左中間の当たりをポロリの津留と同じようなプレーだったが、落したもののファイト溢れるプレーだった。これで2点先取されたウエストだが、その裏3者凡退。2回は四球でランナー2人出したが無得点。取れそうで取れない。3回表1番猪股主将ボテボテ1塁ゴロ佐伯隆ダッシュが足りない、1塁カバーした宮澤にトスしたがセーフ、2盗、3盗、3番先川原の当たりはライナーでセンター右へ、岡部俊足を飛ばしてナイスキャッチ、しかし猪股タッチアップから悠々ホームイン、3点目。イヤな展開いやなムード、春の大会が頭をよぎった。しかしこの糞詰まり状況を打破してくれたのがやはりキャプテン松木だった。3回裏三澤ショートゴロで1死後、佐伯隆が2塁打、宮澤ショートへ転がして2塁ランナー自重、1塁へ転送されたが足が一瞬早く安打となった。松原ショートゴロで2死となったが、さあ松木だ。キャプテン、4番、1ストライクからの2球目、打ったーっ、打球は高い弧を描いてレフトの頭上を越え、ネットも越してホームラン、起死回生の同点3ランとなった。こうなれば追い付いたほうが意気上がる。岡部もヒットで続いたため、投手は幸島から猪股に交代、鎌田サードゴロでチェンジ。4回佐々木投手ピリッとしない。先頭吉野にまたしてもセンター前に痛烈なヒットを打たれたが、松原が盗塁を刺してくれた。こうなれば普通は波に乗るはずがどうも腹を抑えて主審も心配する。二村に右中間の2塁打を打たれたが次打者を三振にとってなんとか無得点に抑えた。その裏ウエスト、7、8、9番が3者凡退。5回9番打者を四球で出した時点で投手を宮澤に交代、昨日もセーブを上げている防御率1点投手だけに2回を無難に切り抜けた。もっとも6回表は先頭4番笹山がセンターオーバーの痛烈な当たり、岡部クルリと回って後ろを振り向かずネットへ向かって走る、打者走者当たりが大きかったので1塁を蹴る、しかしこの球場にはネットがある、岡部捕球してすぐ2塁へ送球、三澤が捕ったとき走者はまだ2塁ずっと手前、三澤ベース前にグラブを置いてタッチアウト!助かった。ウエストは5回も佐伯隆が四球で出た。ここで投手は左腕吉野が告げられた。いいピッチャーだ。名手宮澤にしてバントができずアウト。松原のテキサスヒットで1死2、3塁の場面になったが松木三振、岡部ショートゴロで無得点、またもや糞詰まり。6回裏時間が来た、この回無得点ならサドン、鎌田ピッチャーフライで1死、や〜な感じ。しかし佐々木四球、津留はショートゴロだが左打者の優位性と足を生かして内野安打、三澤空振り三振で2死、佐伯隆が2-3から選んで四球で満塁、ここで宮澤の当たりはサードゴロ、あ〜っ、ダメか、と思ったが、キャプテン猪股捕って1塁送球した球が本塁側へそれて宮澤1塁を駆け抜けた、サヨナラとなった。それにしても5年生チームでこの強さ、末恐ろしい。

 

[準決勝]11月9日(日)12:30   

チーム

1

2

3

4

5

6

7

和光五小ファイターズ

0 0 1 0 1 0 0 2

大井ウエスト

1 0 0 0 0 0 0 1

 敗戦投手:佐々木俊宣

戦況和光五小ファイターズは得点も少ないがそれ以上に失点の少ない好チームと聞いていたが、試合展開はまさにその通りとなり、ウエストも同じタイプだけに接戦となった。ただこのところ打撃が上向きのウエストとしては、パワーで粉砕できなかったことが残念。リードして投手:宮澤を出す場面になればこちらのものだったが、そのパターンに持ち込めなかった。5安打(うち一つは本来ならライトフライだったが…)して出塁はするが走者が塁上で牽制タッチアウト2回、投ゴロ擬投で3塁走者タッチアウトと3度もアウトになり、岩城投手のうまさにしてやられて、流れを寸断された。打撃は岩城投手の球を芯で捉えるが、野手の正面というものが多く、しかも無四球完投された。ウエストの佐々木投手は無安打に抑えたが7四球を与え、スクイズとレフト線いい当たりのライナーを松木左翼手がポロリ、唯一のエラーが決勝点となった。特に5回の決勝点はポンポンと2死を取ってから1番白井に四球を与えたもの。この日のホームは2回とも四球出塁の白井が踏んだ。その意味では投手の制球力の差が勝敗を分けた。佐々木投手は制球が良いときはこの日の1、4、6、7回のように鉄壁の守備陣で点を与えないが、2、3、5回のように四球を出すときは三振も取るが実は調子が悪い。準決勝で緊張していたようで、無理も無い。内外野守備陣の華麗なプレーを見せる場面があまり無かった。五小ファイターズは主将が出場できないハンディキャップを克服してよく戦った。ウエストは1回佐伯隆のレフトへのクリーンヒットから松原のレフトオーバー・シングルヒットで1点、堀の内球場はネットがあって長打が出にくいため、守りのチームに有利だ。あと1m打球が上ならば昨週の松木のようにフェンス越えのホームランだったが、ライナー性だったので惜しまれる。野球は打たれようがなんだろうが、相手より1点多く取って守れば良いという鉄則をまさに思い知った試合だった。