第13回東入間学童野球新人戦大会 は11/17（日）低学年大会決勝を間にはさみ準決勝と決勝を行い、上野台ファイターズが上福岡イーグルスを破って優勝！おめでとうございます。引き続き閉会式を行いました。

大会運営にご協力頂いた富士見市少年野球連盟並びに審判部､大会役員、後援諸団体の皆様に厚く感謝申し上げます。

 試合結果

組合せ表 （Word:クリック）

［2回戦］  2002年10月27日(日) 針ヶ谷小学校

              2002年11月2日(土) 南畑小

［準々決勝］  2002年11月4日(月) 13時 東原小学校

               2002年11月9日(土)   勝瀬小学校

［準決勝］

2002年11月17日(日) 9時南畑小A面   上福岡ｲｰｸﾞﾙｽ 対 みずほ台ﾔﾝｶﾞｰｽ

勝利投手：伊沢 淳一

2002年11月17 日(日) 9時南畑小B面  大井少年ﾌｧｲﾀｰｽﾞ 対 上野台ﾌｧｲﾀｰｽﾞ

勝利投手：池田 周平

［決勝］  2002年11月17 日(日) 13時南畑小

勝利投手：吉田光汰

メンバー

［戦況］試合の度に力をつけてきた上野台ﾌｧｲﾀｰｽﾞ対秋季大会優勝の決勝戦出場メンバー5人が含まれる上福岡ｲｰｸﾞﾙｽの対決、試合経験豊富なｲｰｸﾞﾙｽ有利かと思われた試合、さてどうなったか？主審：佐藤（大井）、１塁：成田（三芳）、2塁：草田（大井）、3塁清冶（大井）の連盟審判員を配置

1回表上野台の攻撃、三井レフトフライ、宮崎サードフライ、池田ピッチャーフライと揃って打ち上げて三者凡退。その裏イーグルス坂元ピッチャーゴロ、岩木ピッチャーフライ、城戸デッドボール、作山ピッチャーゴロで無得点。

2回上野台森は1塁フライ、松木左中間ヒットから盗塁、鴇沢（ﾄｷｻﾞﾜ）四球、川島四球で1死満塁、宮瀬のサードゴロは本塁送球、封殺、吉田ピッチャーゴロでチェンジ。その裏イーグルス荻野、伊沢連続三振、大沢のショートゴロは1塁エラーで生きたがキャプテン田畑がセカンドゴロでこの回も無得点。

3回表上野台は三井がセンター前ヒット、これをセンター大沢1塁へ送球、如何に肩に自信があってもこれは間に合わない、それどころか送球がそれてボールデッド、ランナー2塁へ進む。宮崎確実にバントで送って3番池田ライト前へヒットし三井生還､1点先取。森もライト前ヒットで続き1、2塁、松木の当たりはセンターライナー、2塁封殺、鴇沢ショートフライでチェンジ。その裏イーグルスの攻撃は坂元サードゴロ、岩木ショートゴロ、城戸サードゴロで3者凡退。

4回表上野台も川島ショートゴロ、宮瀬ライトゴロ、吉田1塁ファウルフライで3者凡退。イーグルスは作山ショートフライ、荻野ライトフライ、伊沢が死球で出たが大沢1塁ゴロでチェンジ。

5回表流れを変えたいイーグルスは大幅守備変更、投手を伊沢から荻野に代えて、センター、レフト、ファーストがローテーションした。代ったところに打球は飛ぶ。三井の当たりはサード、ショートの後方へ上がる、レフト大沢突っ込んでキャッチ、宮崎ピッチャーフライ、池田は大きなレフトフライで上野台を3者凡退に抑えた。その裏イーグルス田畑が四球で出て宇佐見の送りバントで2塁へ、1番にかえって坂元の当たりはライトへ、取れると思われたがセカンド深追いしすぎてライトとの間にポトリ、ランナー盗塁して1死2、3塁のチャンス、岩木の当たりはボテボテサードゴロ、目の前に打球が見える、ランナー田畑当たりがゆるいと見たかホームへ突っ込んでタッチアウト！結果論ではこのキャプテンの走塁、1点を追う場面では頂けない。城戸は強い当たりのサードゴロで結局無得点、惜しいチャンスを逸して、イーグルスは流れを逆に上野台にプレゼントしたように思われた。

6回表やはり上野台にはビッグイニングとなった。先頭の4番森が1-3から四球を選び盗塁、松木センター前ヒットから盗塁して2、3塁、鴇沢も四球を選び無死満塁、ここで川島に代りピンチヒッター（＊）片岡、期待に応えてセンター前へクリーンヒット、森、松木が相次いでホームイン、2、3点目。片岡に代り代走（＊）甲斐、無死1、2塁のチャンスが続く。宮瀬もライト前へヒット、右翼手送球が頭にあったか、これを弾いて右翼ボールデッドゾーンへ白球は転々…鴇沢ホームイン4点目、こうなると先程まであれほど簡単に取っていた1アウトが遠い。吉田も四球でまたもや無死満塁、三井サードフライでやっと1アウト、次打者宮崎のときサードランナー代走甲斐がキャッチャーからサードへの送球で挟まれてタッチアウト、宮崎セカンドゴロでチェンジ。ひとつアウトを取れば続けて取れる。やはり野球は流れがモノを言う。その裏イーグルス作山も四球で出て荻野のサードゴロの間に2塁へ、伊沢この日大当たり2個目のデッドボールで1、2塁、しかし大沢のサードゴロを三井3塁手つかむや自ら3塁ベースを踏んで1塁送球、ダブルプレー、うまい！

7回表上野台池田の当たりは大きく左中間へ、センター伊沢スタート良く難なくキャッチ、これもうまい！森ショートフライ、松木ショートゴロで三者凡退。その裏イーグルス最後の攻撃も田畑レフトフライ、宇佐見サードゴロ、坂元サードゴロでゲームセット。

［戦評］ 結局イーグルスはセカンドが深追いしすぎて捕れなかった坂元のヒット1本止まり、ヒット7本の上野台が圧倒した試合だった。イーグルスは5回動いて流れを変える作戦、さすがに接戦を勝ち抜くベンチ采配の妙で流れを引き寄せたかに見えたが、サードゴロで3塁ランナーがホームへ突っ込んだことで自らこれを断ち切った。上野台吉田投手の好投が光った。

＊ピンチヒッター：代打…なぜチャンスヒッターと言わないのだろう？同様にピンチランナー：代走も？
これすなわち「ピンチ」という言葉が一般に野球では「危機的状況」のことを指すので「ピンチに出てくる打者、アレ〜チャンスなのに？」という疑問です。思うに言葉はピンチでも意味は工具の「ペンチ」、すなわち「つまむ」ということでしょう。洗濯バサミをピンチと言うのはこの意味です。ペンチは日本語になって訛っているだけで同じ意味だと思います。すなわちこの場面で一番確率の良い打者、相手投手や打者の勝負強さなどを勘案してベンチからヒョイとつまみ出す打者のことを言うのだと解釈できます。

   開会式（10月27日（日）諏訪小学校8：30）
抽選会は10月6日（日）18時、低学年大会の抽選会と合同で富士見市民総合体育館３F大会議室で行われました。

選手整列	昨年優勝の鶴ヶ岡少年野球クラブから松本会長に優勝カップの返還
炭田審判部長(右端）はじめ審判部の皆さん	神山佐市県議会議員、埼玉スポーツセンター社長の来賓挨拶
浦野 清 富士見市長の来賓挨拶   　　　   　 梶 兼三 富士見市議会議長の来賓挨拶       選手宣誓 水谷フェニックス横山 央（ひろし）主将

 閉会式は新人戦決勝終了後、低学年大会と併せて行なわれました。

下↓閉会式スナップ