大井ウエスト試合結果

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[1回戦]3月20日(火:春分の日)13:00 志木第4小学校

チーム

1

2

3

4

5

6

東野小レッズ

3

0

1

0

2

0

6

大井ウエスト

1

4

0

0

4

×

9

勝利投手:佐藤 将   勝利打点:佐々木俊宣

戦況新座の東野小レッズは赤いユニフォームのチームだ。相手の先攻でいきなり3点とられた。6年生が12人いてレギュラー全員6年生だし、やはり打力があった。こちらは投手佐藤 将、捕手芦野 真、1塁佐々木義治、2塁松木雄樹、3塁榎木和馬、ショート宮沢悠太、レフト鈴木悠太、センター津留宜史、ライト秋次聖矢でスタートした。佐藤 将は良いピッチングをしたが、打たれるのは仕方ない。ウエストは主将が休んでいるので大きな戦力ダウンだが、去年試合経験が多かった選手たちは3点ぐらいではへこたれない。すぐ1点返し、次の回には4点とって逆転した。入ったばかりの松木の打撃は1打席目いきなりヒットを打って1打点とすばらしいスタートだったが、3回1アウトから佐々木俊に交替した。

その後再び逆転されたが、津留宜史の5盗塁とか佐藤 将の3打数3安打、宮沢悠太(1打点)、佐々木義治(1打点)、秋次(1打点)のヒットなどで再逆転した。特に佐々木俊宣はファウルになったもののセフティバントを試みたり、2打点のヒットを打ったり大活躍であった。守備でも宮沢悠太が頑張ったのと佐藤 将がバックの2エラーにもめげず辛抱強く投げ、芦野 真がパスボール無し、キャッチャーフライを二つ捕るなど活躍した。

[2回戦]3月25日(日)11:00   志木第4小学校   対 富士見ジュニアサンデー

チーム

1

2

3

4

5

6

7

富士見ジュニアサンデー

0

1

0

1

0

1

0

3

大井ウエスト

1

0

0

1

3

1

×

6

勝利投手:佐藤 将   勝利打点:該当なし

戦況富士見ジュニアサンデーは南畑小学校、この数年強豪として鳴らしてきた水色のユニフォームのチーム。相手の先攻を3者凡退で切ってとり、上々のスタート。1回裏先頭打者の津留宜史は空振り三振、復帰した主将の新井祐司の1、2塁間強いゴロを2塁手エラー、塁に出たら超特急、2球で3塁到達、3番芦野は投手ゴロエラーで1、3塁、4番佐藤の1球目に捕手がパスボールして新井ホームイン、芦野も2塁へ。しかし佐藤はショートフライ2アウト、榎木四球でチャンスが続いたが、鈴木ショートフライでチェンジ。2回表は4番バッターにデッドボールを与え、7番打者のスクイズで同点とされた。2回裏は7番から、佐々木義治、秋次、佐々木俊宣3者凡退。3回裏も3者凡退。4回表1死から四球で出した走者に投手佐藤うまい牽制、アウト!と思ったら1塁手佐々木義治後逸し走者2塁へ、続く打者の安打で3塁進塁、次打者のときこの走者をうまく追い出してランダウンプレー、しかし佐藤3塁へ追い込んだときに悪送球、レフトへボール転々、逆転された。その裏先頭打者佐藤3塁フライアウト、前日コロッケを食べたせいか4番となったせいか前回3打数3安打なのにこの日は3打席ともフライでアウト(今後はカツ丼にして欲しい)。榎木この日2度目の四球で盗塁後パスボールで3塁を狙ったが2→5タッチアウト。チャンスがついえたかに見えたが鈴木四球、すぐ盗塁、パスボールで3塁へ、続く佐々木義治、この日投手のうまい牽制球を2度エラーしているだけに父のコーチからバットで取り返して来いとハッパをかけられ、その通りレフト線へライナーが…、ホームランと思われたが打球が木の間に止まりエンタイトル3ベース、同点に追いついた。秋次の当りは深いショートゴロ、しかし足が…、安打を損した。しかし佐々木の1打で流れが変わった。5回表から2塁の守備についた宮沢がその裏先頭打者で右翼線ライナーの3塁打、津留スクイズがうまく決まって宮沢ホームイン。と思ったら、津留は足が速い、内野安打になってしまった。津留すかさず盗塁、新井遊撃内野安打、芦野の1球目にパスボール、津留ホームイン、新井一気に3塁へ、ここで芦野はレフト前ヒットでこの回3点目、勝利を決定付けた。6回表に1点取られたがその裏津留、新井のコンビですぐ取り返し、投手佐藤 将のピッチングが最後まで冴え渡った。

この日は新井祐司が復帰して8回の守備機会をことごとくアウトに切ってとり、抜群の安定感を示した。投手佐藤は7回を84球4安打、4三振、1四球、2死球、速球がうなった。相手の捕手はパスボールが多かったが、芦野はこの日もノーエラー、打点もあげたしキャッチャーフライ1の他、捕れなかったものの素晴らしいファイトで打球を追って投手佐藤の気持ちを奮い立たせた。津留宜史は相変わらず塁に出たら本塁へ返って来る。鈴木は2四球で1得点だったが実は熱があるのにそれを隠して出ていたらしい。西原小に帰ったあと監督が顔が真っ赤なのに気付いて額に手を当ててみたら郷ひろみ(どういう意味?→)。すごいファイト、拍手!!  6回表から津留敬輔がライトの守備位置についた。6回裏の打席では打ち気だったがストレートの四球。残念ながら松木雄樹の出番は無かったが、早くレギュラーとして試合に出れるよう西原小に帰って特訓した。       注)アッチッチってこと!

この日はジュニアサンデー須田投手のピッチングにタイミングが合わず苦労した。次は好投手を擁し、打撃の良い野寺スターズ。気合を入れて臨まなければならない。

[3回戦]4月1日(日)13:00   新座市堀の内球場   対 野寺スターズ

チーム

1

2

3

4

5

6

7

大井ウエスト

0

0

0

0

0

0

0

0

野寺スターズ

0

0

0

0

0

1

×

1

Cブロック(志木市)の決勝戦、これを乗り越えればベスト8という試合、投手戦となった。先にチャンスをつかんだのは野寺スターズ、2回裏2死から6番打者の主将がレフト越え、ネットの最上段に当てるシングルヒット(足が無い)、しかし次打者は3塁ファールフライ、榎木ガッチリ捕ってチェンジ。ウエスト、3回表2アウトから津留宜史この日2個目の四球を選び1塁へ、1球目すぐ盗塁、バッター新井2球目を三遊間へ、ショートよく捕って1塁へ送球するが俊足新井はゆうゆうセーフ、この間に津留本塁へ突入したがこれはちょっと無理だった。1塁手からの好返球でタッチアウト。このケースは本塁ブロックの捕手をはじき飛ばさない限り本塁は得られない。

野寺スターズは4回裏3番バッターがレフトオーバーの2塁打で出たが後続凡退。ウエストの鉄壁の守り。しかし相手も安定した守備。5回表鈴木四球で出塁、盗塁後佐々木義治のバントで1→5タッチアウト、これはリードが少な過ぎた。ウエストのアウトのうち7個がフライやライナー。5回裏野寺の攻撃2死走者2塁で左打ちのピンチヒッターが出てサード内野安打で1,3塁、ここで投手佐藤3塁牽制とみせて振り返って1塁へ、飛び出したランナー戻れずタッチアウト、これで流れはウエストと思われた。しかし6回表1番からの攻撃は三者凡退。その裏野寺も1番から、フルカウントから四球を出したくない佐藤投手の球は打ちごろのコースへ、これがレフト線への2塁打となり、次打者初球投前バントで1死3塁、前打席でレフトオーバーの2塁打を打っている3番打者、1球目ファウルの後スクイズ、これが見事に決まってしまった。7回表4番芦野中前へテキサスヒット、初球盗塁、ところが続く榎木2塁へ技ありの進塁打、と思ったらなんと芦野は2塁に止まったまま、あれー? 続く鈴木はセンター前ヒット、芦野は3塁を回り本塁へ突入、好返球で本塁寸前タッチアウト。これも2塁でのリード不足か?3塁へ進んでいたら楽々ホームインだったのだが…。この間に2塁へ進んでいた鈴木に佐々木の2球目、いちかばちかの3塁盗塁サインを出したが2→5タッチアウトでゲームセット。お互いに安打数も残塁もほぼ同じ、ノーエラー、盗塁ではウエストが圧倒したがこれはバッテリーの差、四球は与えたのが1、貰ったのが3、三振はとられたのが2、とったのが1の投手戦、7回で1時間12分というスピードゲームだった。