組合せ表と結果（WORD)

   ［1回戦］  2001年5月6日(日)

   ［2回戦］  2001年5月13日(日)

   ［準々決勝］  2001年5月20日(日)    

  ［準決勝］  2001年5月26日(土)

［戦況］初回ジャイアンツ先頭打者四球、鶴ヶ岡ベンチここで早くも投手交代、エース小野登板。しかしエラーとテキサスヒットで3点が入り、その裏鶴ヶ岡3者凡退、いつもの鶴ヶ岡らしくない。2回表もジャイアンツ四球とヒット、エラー絡みで2点、鶴ヶ岡も四球からヒット、1塁ゴロの間に1点。3回表のジャイアンツの攻撃、ランナー3塁まで行ったが無得点。3回裏鶴ヶ岡の攻撃、途中交代で出た下平の初打席、右翼越えの大きな当りでホームラン、さらに小野の2塁打、関根のヒットでこの回2点目、なおも走者2,3塁と攻め立てたが続く2者見逃し三振。4回表ジャイアンツ四球の打者が盗塁、内野ゴロの間に3塁へ行き、パスボールでホームイン。その裏鶴ヶ岡望月がレフト前ヒットで出て下平今度は左中間へ2塁打、本城死球で満塁、ここで小野エンタイトル3塁打で走者一掃、同点に追いついた。ここで一気に逆転するチャンスであったが点が入らない。これが流れを引き寄せられない原因だ。5回表ジャイアンツ高崎レフト前ヒット、投手の1塁牽制悪送球で2塁へ、谷レフトへヒット、小高ショートゴロの間に高崎ホームインして1点勝ち越し、斉藤のスクイズで2点目。続く鶴見のいい当りのライナーはショート本城のファインプレーでチェンジとなった。その裏1死後鶴ヶ岡の椎名1塁ベース上を抜いてボールが転々とする間に一気にホームイン。しかし続く2打者うち取られて追いつけない。6回表ジャイアンツ鈴木啓四球、中川投前内野安打、1死後簑輪センター前ヒットで満塁、高崎四球で押し出し、ここで投手が小野から本城へ交代、谷の打球は3塁線への小フライ、捕手草田飛びついたがミットに当てて落球、この回2点目、依然満塁。続く小高はショートゴロ、遊撃小野捕って本塁送球、これが高い！捕手ジャンプしたが後逸、この間に2者生還。斉藤のショートゴロを今度は1塁へ悪送球、結局決定的な6点が入った。6回裏鶴ヶ岡の本城はサードフライで1死、しかし小野左翼2塁打、関根遊撃ゴロエラー、橋本四球で満塁、ここで草田走者一掃の3塁打、諦めないで粘る。竹内2塁ゴロで２アウト。椎名のショートゴロは内野安打となって草田ホームインしてこの回４点目、ところが椎名１塁ベースをオーバーランしてタッチアウト、ゲームセット。結局長打ゼロの上福岡ジャイアンツに対し、本塁打２本､３塁打２本、２塁打３本の鶴ヶ岡少年野球クラブが負けたのは『打力で圧倒してエラーで自滅した』ことと、簑輪の力投の前に肝腎な場面で三振を取られ、残塁の山を築いて流れを引き寄せられなかったことだろう。

［戦況］初回は両チームとも走者は出すが無得点。２回表上野台の太田四球、１死後２塁盗塁、キャッチャーからの送球がそれる間に３塁へ、斉藤は三振に倒れたが小曽戸が左中間を破る本塁打で２点先取した。４回まで上野台は計3安打、イーグルスは1安打、イーグルス：福本、上野台：太田の好投が続く。5回表上野台・浅野のショートフライを遊撃手ポロリ、水谷が左中間へライナーのヒット、左打者の打球だけに逃げる、センター後逸（エラー）する間に水谷一挙にホームイン。1死後3番小暮の強烈な当りはショートのグラブを弾き飛ばす強襲ヒット、続く新井のボテボテの当りを捕手2塁へ悪送球し、さらにパスボールで2、3塁、太田の打球はレフトフライとなったが3塁小暮タッチアップしない（できない？）。しかし続く高橋のセンター前ヒットでこの回3点目が入った。その裏イーグルスはヒット、四球でチャンスを迎えるが後続打者がうちとられる。6回表いずれも四球で出した満塁の走者を上野台の4番打者新井が右中間を深々と破る本塁打で一掃、ダメを押した。その裏イーグルス3安打でなんとか完封を免れるべく塁を埋めるが最後は太田の力投の前に連続三振でゲームセット、イーグルスのお母さんたちの大応援も実らなかった。大差がついたがイーグルスのエース福本もよく投げた。上野台の鉄壁の守りと鋭く振り抜く各打者の打撃が走者を溜めて効率的に爆発した。よく鍛えられたチームの強さをまざまざと見せつけた。

  ［決勝］  2001年6月3日（日）大井小学校

勝利投手：太田 一真

［戦況］1回表ジャイアンツ3者凡退。その裏上野台はショートゴロ1アウトの後2番浅野センター前ヒット、続く小暮の当りはバウンドしてセカンドの頭上を越すヒット、4番新井のレフトへの当りを左翼手エラーして2点先制。次の太田もレフトのエラーでさらに1点追加、この後高橋もヒットで出たが後続が倒れこの回3点止まり。2回表ジャイアンツの攻撃は4番簑輪サード内野安打で出塁したが続く3人が倒れた。2回裏上野台9番柳川からの攻撃はピッチャーゴロで１アウト。続く水谷のショートゴロ、遊撃手からの送球を1塁手エラー、浅野が右中間2塁打で1点、小暮の当りは先程のビデオテープを見るようにバウンドしてセカンドの頭上を越す２塁打でこの回２点目、4番新井はライトフライで２死、当っている太田がここでホームラン、この回４点目。高橋デッドボール、斉藤レフトへヒットしさらにこれを左翼手がエラー､２死２，３塁とチャンスが続いたが小曽戸ピッチャーゴロで２者残塁。２回を終わって一方的展開で、勝負の行く末はほぼ見えた。この後ジャイアンツは３回に中川のレフト線２塁打が出たが無得点、４回表の簑輪の中堅越え本塁打の１点に終わった。上野台は４回裏太田のレフトオーバーの２塁打、高橋のライトオーバーのホームランで２点、５回水谷のセンター前ヒット､浅野四球から新井三遊間を抜き１点、太田がレフトオーバーの３塁打で２者生還、計３点。６回にも代打宮瀬のレフト前ヒットで１点を入れ、終わってみれば決勝戦としては珍しい大差の試合となった。上野台の投手太田は投打に活躍、第１打席のレフトエラーがシングルヒットであればサイクル安打だった。ジャイアンツはエースで４番の簑輪を中心としたチームで決勝まで勝ち上がったが、これだけエラーが多くては勝ちようがなかった。